在宅介護や老人ホームなどを行うケア21(2373)は3月11日に第1四半期の決算発表が行われました。
増収増益を予定している今期、第1四半期は利益進捗率が高く好決算でした。
今回はケア21の決算内容や今後の株価予想などについてみていきましょう。
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ケア21(2373)の株価予想!1Qから高進捗の割安好決算銘柄
【ケア21の概要】
- 時価総額:125億円
- 設立:1993年
- 上場:2003年10月
- 売上高:363.61億円(21.10)/ 390億円(22.10予)
- 営業利益:15.06億円(21.10) / 20億円(22.10予)
ケア21は関西地盤の在宅介護や老人ホームなど施設介護が軸の会社。業績は右肩上がりで増収増益を続けています。純利益も21年10月期に最高益を突破し、今後も業績拡大を予定しています。
まずは今回発表された決算発表の内容を見てみましょう。
2022年3月11日の第1四半期決算発表の内容
2022年10月期第1四半期の連結業績(2021年11月1日~2022年1月31日)
売上高 | 営業利益 | 税引前利益 | 利益率 | 1株益 | |
21.11-1(実績) 今回発表 | 9,452百万円 | 513百万円 | 354百万円 | 5.4% | 14.83円 |
21.11-4(四季報予想) | 18,500百万円 | 840百万円 | 920百万円 | 4.5% | 41.62円 |
22.10 (四季報予想) | 39,000百万円 | 2,000百万円 | 1,800百万円 | 5.1% | 70.60円 |
第1四半期の決算発表で対第2四半期の進捗率が、売上高:51.1%、営業利益:61.1%となっておりまずまずの決算です。
詳細についてみていきましょう。
直近四半期の売上利益
直近の業績の伸びがどうだったのか、直近四半期を元に四半期ごとの業績も見ておきましょう。
ケア21の四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
21.11-1(第3四半期) | 9,452百万円(107.2%) | 513百万円(137.5%) | 5.4% |
21.8-10(第2四半期) | 9,368百万円 | 436百万円 | 4.7% |
21.5-7(第1四半期) | 9,324百万円 | 499百万円 | 5.4% |
21.2-4(前期 第4四半期) | 8,851百万円 | 198百万円 | 2.2% |
20.11-1(前期 第3四半期) | 8,818百万円 | 373百万円 | 4.2% |
20.8-10(前期 第2四半期) | 8,833百万円 | 222百万円 | 2.5% |
20.5-7(前期 第1四半期) | 8,615百万円 | 498百万円 | 5.8% |
20.2-4(前々期 第4四半期) | 8,235百万円 | 224百万円 | 2.7% |
四半期ごとの数字を見ると、緩やかではあるものの順調に伸びていることがわかります。
当社グループは、ご利用者に品質の高いサービスを提供するため、介護職員の処遇改善及
び研修体制の充実に努めるとともに、独自に創設した「誰伸び人事制度」の更なる進化に加え、社内求職者紹介制
度の積極的な活用、更には、あらゆる世代の従業員が生きがいを持って働き続けられるための定年制度撤廃や全パ
ートタイマーの有期から無期雇用契約への変更等、従業員が働きやすい環境を整備することによって雇用の安定に
努めております。
また、上述の介護職員等特定処遇改善加算については、事業所のリーダー層及びリーダー候補層の処遇改善を重
視した還元策を導入・実施し、これら中核層の従業員の満足度向上にも努めております。
緊急事態宣言下において、多くの業界で営業自粛が求められる中、介護業界に関してはご利用者やご家族が健や
かな生活を送る上で必要不可欠なサービスであることから、政府、自治体から事業継続要請がなされました。
当社グループにおきましては、福祉サービスがご利用者の生活に必要不可欠なサービスであると改めて強く認識
するとともに、特に介護の現場においては高齢のご利用者と直に触れ合うことを前提に、新しい生活様式の趣旨を
勘案し、感染リスク、感染拡大リスクを可能な限り抑制するため感染症対策を徹底しつつ、ご利用者に寄り添った
介護を継続できるよう最善を尽くしてまいりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は94億52百万円(前年同期比7.2%増)、営業利益5億13百万
円(同37.4%増)、経常利益3億54百万円(同12.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億99百万円
(同12.4%増)となりました。
ケア21のセグメント別の売上利益
ケア21のセグメントごとの売上利益も見てみましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
在宅系介護事業 | 32億63百万円(11.6%増) | 5億57百万円(50.1%増) | 17.1% |
施設系介護事業 | 47億69百万円(1.9%増) | 3億46百万円(29.8%増) | 7.3% |
その他 | 20億97百万円(12.6%増) | 1億47百万円(45.2%増) | 7.0% |
各事業とも増収増益となっています。
①在宅系介護事業
当事業におきましては、当第1四半期連結累計期間において、東京都に1拠点を出店いたしました。出店に際
しては緻密なマーケティングと十分な人財育成をベースに推し進め、早期黒字化を図るとともに、介護職の処遇
改善に努めてまいりました。その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は32億63百万円(前年同期比11.6%
増)、セグメント利益は5億57百万円(同50.1%増)となりました。②施設系介護事業
当事業におきましては、当第1四半期連結累計期間において新規の出店はございませんでした。また、緊急事
態宣言、まん延防止等重点措置等の影響により、営業活動への制約や入居時期の先送りが見られるとともに、感
染対策経費が増大したものの、的を絞った営業活動により当事業の業績は改善傾向にあります。その結果、当第
1四半期連結累計期間の売上高は47億69百万円(前年同期比1.9%増)、セグメント利益は3億46百万円(同29.8
%増)となりました。今後も引き続き入居者獲得に注力し、収益改善に取組んでまいります。③その他
その他の事業におきましては、障がい者の雇用確保と活躍の機会の拡大を目的として、軽作業請負事業にて新
規事業を開始し、1拠点を出店いたしました。また、ご利用者の安心・安全・利便・生きがいを提供するため、
介護人財の教育事業、障がい者(児)通所支援サービス、ダイニング事業、医療サポート事業、保育事業等で、
積極的な営業展開を図り、売上伸長に注力いたしました。その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は20億
97百万円(前年同期比12.6%増)、セグメント利益は1億47百万円(同45.2%増)となりました。
続いて、現在のケア21の株価推移や今後の株価予想についても見ていきましょう。
ケア21の株価推移・今後の株価予想
ケア21(2373)の2022年3月11日時点でのチャートは以下の通り。
【日足チャート】
【週足チャート】
2020年9月と2021年3月に大きく上昇しましたが、それ以降は横ばいから緩やかな下降となっています。
日足で見るとここ2日で大きく上昇していることがわかります。昨日の上げは決算期待から買われた可能性もあり、決算に対するハードルは高かったかもしれません。週明けからの株価はどのように推移するでしょうか。
【3月11日時点の指標】
- PER:11.48
- PSR:0.28
- PEGレシオ:0.52(PER 11.48 ÷利益成長率22.05)
- 理論株価:989円
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
PERが15倍以下でPSR・PEGレシオも1倍を大きく下回っています。現在の株価はかなり割安な水準にあると言えます。
まだ株価は上昇余地があると思いますが、信用買い残が少し多いことと、日々の出来高がそこまで多くない点は懸念ではあります。
決算は良いものではありますがどこまで注目されるでしょうか。
株価が上昇していくには出来高の増加もポイントのひとつかもしれません。
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