5月10日の2つ目の注目銘柄は3687 フィックスターズ。
フィックスターズは、マルチコアプロセッサーの性能を向上させるソフト開発を行う企業。
注目銘柄:フィックスターズ(3687)
【フィックスターズの概要】
- 時価総額:397億円
- 設立:2002年
- 上場:2014年4月
- 売上高:69.66億円(19・9) / 63.9億円(20・9)
- 営業利益:13.16億円(19・9) / 10.6億円(20・9)
時価総額が小さめの会社で、上場してからも6年ほど。
今期の売り上げは前年よりも減収減益予想だが、NAND型フラッシュメモリや自動運転など処理高速化の開発は順調。
5月14日予定の決算発表を前に業績を上方修正しました。
5月8日の業績修正内容
業績予想の修正に関するお知らせ(フィックスターズ)
第2四半期の業績予想は売上が6.8%増。営業利益と経常利益は50%以上もの増益と大幅な修正を行いました。
修正の理由としては自動運転向けのソフトウェア開発・高速化サービスを中心に案件が拡大したことにあります。
通期の進捗率は売り上げが46%、営業利益が61.4%、経常利益が62.6%となっており、順調にいけば通期減収予定が増収になる可能性もあり、株価に影響が出てくるのではないでしょうか。
フィックスターズ(3687)まとめ
2020年5月8日に業績予想の修正を行ったフィックスターズ。
2020年1月には1700円台をつけていた株価がコロナショックの影響を受け、800円台を割る価格をつけることもありました。
このところ少し株価を戻し、1100円台になっておりますが、1月の価格よりも大きく下げています。
今回の上方修正を受け、上昇の可能性があると思い、注目銘柄とさせていただきました。