ニュージーランド向け中古自動車輸出を行うオプティマスグループ(9268)は2月14日に第3四半期決算発表をし、以降はこのところの弱い地合いの中でも堅調な値動きをしている銘柄です。
今回はそんな堅調な推移をしているオプティマスグループについてみていきましょう。
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オプティマスグループ(9268) この地合いでも下落せずに高値を狙う【好決算の注目銘柄】
【オプティマスグループの概要】
- 時価総額:129億円
- 設立:2015年
- 上場:2017年12月
- 売上高:249.2億円(21.3)/ 430億円(22.3予)
- 営業利益:8.64億円(21.3) / 28億円(22.3予)
オプティマスグループはニュージーランド向け中古自動車輸出を行っており、貿易・物流・検査・自動車ローンまで総合的に手掛けている会社です。
2017年上場以降、業績は横ばいが続いており、昨期は減収減益となっておりましたが、今期は大幅な増収増益を予定しています。
2021年8月の第1四半期決算発表のタイミングで通期の大幅な上方修正を行った際は2日連続ストップ高になるなど、注目を集めた銘柄です。
まずは今回発表された決算発表の内容を見てみましょう。
2022年2月14日の通期決算発表の内容
2022年3月期第3四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年12月31日)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
21.4-12(実績) 今回発表 | 34,536百万円 | 2,349百万円 | 2,253百万円 | 6.8% | 450.83円 |
22.3 (四季報予想) | 43,000百万円 | 2,800百万円 | 2,750百万円 | 6.5% | 556.6円 |
第3四半期の決算発表では通期の進捗率が、売上高:80.3%、営業利益:83.9%となっており、通期予想をさらに上回る可能性も充分に考えられます。
オプティマスグループは今回こそ上方修正を行いませんでしたが、第1四半期・第2四半期決算発表時に上方修正が行われており、非常に勢いのある企業といえるでしょう。
詳細についてみていきましょう。
直近四半期の売上利益
直近の業績の伸びがどうだったのか、直近四半期を元に四半期ごとの業績も見ておきましょう。
オプティマスグループの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
21.10-12(第3四半期) | 12,004百万円(166.5%) | 880百万円(234.0%) | 7.3% |
21.7-9(第2四半期) | 11,326百万円 | 745百万円 | 6.6% |
21.4-6(第1四半期) | 11,206百万円 | 724百万円 | 6.5% |
21.1-3(前期 第4四半期) | 9,040百万円 | 647百万円 | 7.2% |
20.10-12(前期 第3四半期) | 7,208百万円 | 376百万円 | 5.2% |
20.7-9(前期 第2四半期) | 5,787百万円 | 116百万円 | 2.0% |
20.4-6(前期 第1四半期) | 2,885百万円 | -275百万円 | -9.5% |
20.1-3(前々期 第4四半期) | 8,107百万円 | 668百万円 | 8.2% |
四半期ごとの数字を見ると、昨期と比べて1Q・2Q・3Qとも大きく伸びていることがわかります。
また、1Q・2Qと大きく伸びていた業績がさらに伸びているのも好感できるポイントではないでしょうか。
当社グループの事業の中核市場であるニュージーランドの経済は、2021年暦年では5.1%の実質成長率が見込まれ
ています(IMF、2021年10月)。2021年8月下旬のCOVID-19感染者発生により都市によっては1ヵ月近く続いたロッ
クダウンは同国経済に悪影響を与えましたが、中央銀行は労働需給のひっ迫や住宅価格の上昇に対処するため、当
四半期中に7年振りに利上げを行いました。同国の中古自動車輸入台数については、前年度はESC(横滑り防止装
置)規制の完全導入により減少しましたが、今年度は移動手段としてのマイカーニーズの高止まりもあり、上述の
ロックダウンにも拘わらず中古自動車需要は堅調とみています。
このような環境下において、当第3四半期連結累計期間全体としては、前年度後半より続く中古自動車需要回復
基調や前述のロックダウンによる影響を他国向け輸出増によりカバーすることが出来たこと、加えて、前年同期は
ロックダウンを背景とした物流停滞という異常事態であったことの反動もあり、当社グループ中核会社の㈱日貿に
おいては、当第3四半期連結累計期間における販売台数は36,021台となり、前年同期比81.0%増と大幅な回復とな
りました。また、これに伴い、物流セグメントの中核事業子会社であるDolphin Shipping New Zealand Limited に
おいても、セグメント売上の大部分を占めるニュージーランド向けの輸送台数は、34,710台と前年同期比60.0%増
と大幅な増加となりました。サービスセグメントにおいても、中古自動車卸売事業子会社であるTrade Cars
Limitedにおいては、前述のようなマーケット状況も背景に前年同期を大幅に上回る販売数量になりました。検査セ
グメントにおいては、ニュージーランド向けの船積前検査数量が59,280台と前年同期比55.0%増となり、収益力の
漸次的回復が見られました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高345億36百万円(前年同期比117.5%増)、営業利益
23億49百万円(前年同期比978.7%増)、経常利益22億53百万円(前年同期比364.9%増)、親会社株主に帰属する
四半期純利益19億68百万円(前年同期比994.2%増)となりました。
オプティマスグループのセグメント別の売上利益
オプティマスグループのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
貿易事業 | 250億39百万円(162.5%増) | 11億53百万円(前年同期-44百万円) | 4.6% |
物流事業 | 55億23百万円(91.4%増) | 6億61百万円(533.3%増) | 12.0% |
サービス事業 | 73億33百万円(81.1%増) | 3億73百万円(52.7%増) | 5.1% |
検査事業 | 30億42百万円(39.1%増) | 2億60百万円(前年同期-2億29百万円) | 8.5% |
(貿易)
貿易では、前述のような販売台数の増加に加え、中古自動車需要増を受けた販売単価の上昇がみられました。こ
の結果、売上高は250億39百万円(前年同期比162.5%増)、セグメント利益は11億53百万円(前年同期は44百万円
の損失)となりました。(物流)
物流では、前述のとおり、中核子会社であるDolphin Shipping New Zealand Limitedの輸送台数の増加を受け、売
上高は55億23百万円(前年同期比91.4%増)、セグメント利益は6億61百万円(前年同期比533.3%増)となりまし
た。(サービス)
サービスでは、中古自動車卸売子会社であるTrade Cars Limitedの販売台数の増加や販売単価上昇により、売上
高は73億33百万円(前年同期比81.1%増)、セグメント利益は3億73百万円(前年同期比52.7%増)となりまし
た。(検査)
検査では、前述のとおり、漸次的な収益力の回復もあり、売上高は30億42百万円(前年同期比39.1%増)、セグ
メント利益は2億60百万円(前年同期は2億29百万円の損失)となりました。
セグメント別の業績を見ると、各事業とも大幅な増収増益となっており、文句のつけようの無いほどの内容。
続いて、現在のオプティマスグループの株価についても見ていきましょう。
オプティマスグループの株価推移
オプティマスグループ(9268)の2022年2月24日時点でのチャートは以下の通り。
【日足チャート】
【週足チャート】
オプティマスグループは2021年8月の決算発表をきっかけにに2日連続のストップ高。その後はもみ合いを続けていましたが、今回の決算発表で前回付けた高値ライン付近まで上昇しました。
株価は一段高いところでの推移となっていますが、地合いの悪さもあってもみ合っている状態です。
業績自体はものすごい伸びを見せている銘柄ですが、今後どのような値動きとなっていくでしょうか。
【2月24日時点の指標】
- PER:4.91
- PSR:0.50
- PEGレシオ:0.12(PER 4.91 ÷利益成長率39.75)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
PERが5倍以下でPSR・PEGレシオも1倍を大きく下回っています。
かなりの割安水準にある銘柄だと言えるでしょう。
地合いが悪い時に特に気になるのが信用買い残と機関の空売り状況ですが、信用買い残は気にするほどのものはなく、決算前に入っていた機関投資家の空売りについても、このところ空売り数を減らし、報告義務が無いレベルまで減少しています。
これだけの割安銘柄で、特に懸念材料もこの銘柄には見られませんので、基本的には強い銘柄と考えても良いかもしれません。
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