決算予想

ブロードバンドタワー(3776)の決算予想 11月6日第3四半期決算発表予定

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ブロードバンドタワー(3776)の第3四半期決算発表が11月6日に迫ってきました。

コロナ禍でも業績を伸ばしている企業のひとつですが、今四半期はどのような決算が出るのかは注目です。

そこで、今回のブロードバンドタワーの決算がどうなるのか、過去の決算発表をもとに調べてみました。

是非ご覧ください。

 

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ブロードバンドタワー(3776)の決算予想 11月6日第3四半期決算発表予定

【ブロードバンドタワーの概要】

  • 時価総額:157億円
  • 設立:2000年
  • 上場:2005年8月
  • 売上高:146.6億円(19.12)/ 162億円(20・12予)
  • 営業利益:-3.03億円(19・12) / 2.2億円(20・12予)

【特色】都市型データセンター(DC)運用。東京・大手町に5G対応DC新設。IoT・AI関連も強化

【連結事業】コンピュータプラットフォーム59(-6)、IoT/AIソリューション3(-66)、メディアソリューション38(8) <19・12>

【浮 上】新DCは契約率が着実増。自社開発の情報漏洩対策ソフトも堅調。下期に運用受託契約の一部見直しあるも上期の設備更新費や地上配信回線費等の削減が想定超。前号比増額、営業益浮上。21年12月期は大容量化対応武器にDC顧客開拓進む。

【テレワーク】同業など4社1自治体で設立のテレワークコンソーシアムは20年中の始動メド。協業サーバーの構築・運営担う。

 

まずは前回の決算発表を見てみましょう。

 

2020年8月7日の第2四半期決算内容

前回発表された第2四半期の決算短信は上記の通り。

売上高 営業利益 経常利益 利益率 1株益
20.1~6(実績) 8,683百万円 387百万円 394百万円 4.5% 5.1円
20.12(四季報予想) 16,200百万円 220百万円 180百万円 1.4% 2.0円
21.12(来期 四季報予想) 17,200百万円 250百万円 210百万円 1.5% 2.7円

四季報予想での進捗率は売上高が53.6%、営業利益が175.9%となっております。

営業利益がすでに通期予想を超える数字となっていますが、現在のところ通期の上方修正などはありません。

 

 

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

ブロードバンドタワーの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。

売上高 営業利益 利益率
20.4~6(第2四半期) 3,894百万円(115.5%) 106百万円(ー%) 2.7%(ー%)
20.1~3(第1四半期) 4,789百万円(123.2%) 281百万円(ー%) 5.9%(ー%)
19.10~12(前期 第4四半期) 3,820百万円(111.6%) -53百万円(ー%) -1.4%(ー%)
19.7~9(前期 第3四半期) 3,580百万円(124.7%) -53百万円(ー%) -1.5%(ー%)
19.4~6(前期 第2四半期) 3,372百万円 -143百万円 -4.2%
19.1~3(前期 第1四半期) 3,888百万円 -54百万円 -1.4%
18.10~12(前々期 第4四半期) 3,424百万円 -377百万円 -11.0%
18.7~9(前々期 第3四半期) 2,872百万円 -224百万円 -7.8%

売上が前年同期比に比べて増収を続けており、利益は20.1~3、20.4~6には黒字化をしております。

 

当社グループが属する情報サービス産業においては、インターネット利用の増大、ソフトウェア・ハードウ
ェア技術の進展、IoT(モノのインターネット)の普及、企業のデジタル化への対応等により、クラウド市場、
AI(人工知能)市場等が拡大しております。
このような環境の下、当社グループは、当社グループが展開するコンピュータプラットフォーム事業、
IoT/AIソリューション事業、メディアソリューション事業の3事業について、事業環境の変化に対応しながら
事業運営を行っております。
なお、当社グループは、お客様や従業員の新型コロナウイルス感染防止のため、テレワークや時差出勤等の
必要な措置を講じております。また、新型コロナウイルス感染症拡大が当第2半期連結累計期間の業績に与え
た影響については、コンピュータプラットフォーム事業、メディアソリューション事業では限定的でしたが、
お客様社内での検討・プロセス等に遅れが見受けられる案件も発生しております。 IoT/AIソリューション事業
では予定した新規受注案件の延期等がありました。新型コロナウイルス感染症拡大による事業への影響につい
て、今後も注視してまいります。

 

 

ブロードバンドタワーのセグメントごとの売上利益

ブロードバンドタワーのセグメントごとの売上・利益も見ておきましょう。

セグメント 売上高 営業利益 利益率
コンピュータプラットフォーム事業 5,324百万円(24.1%増) 292百万円(前年同期ー368百万円) 5.5%
IoT/AIソリューション事業 209百万円(26.9%増) -96百万円(前年同期-126百万円)
メディアソリューション事業 387百万円(前年同期-197百万円) 306百万円(前年同期-342百万円)

各事業とも売り上げが大きく伸びています。

 

(コンピュータプラットフォーム事業)

コンピュータプラットフォーム事業においては、データセンター、クラウド・ソリューション、データ・ソ
リューション、その他に分け、サービスを展開しております。
データセンターでは、大手町の新データセンターにおける本年(2020年)6月末の契約率は約7割、稼働率
は約3割を超えており、新データセンターの利用価値を高めるべく準備を進めていた株式会社アット東京との
データセンター間接続を本年3月より開始しました。今後も当社データセンターの特長を訴求した営業活動、
お客様のニーズに即したサービスの提案等を行い、新規顧客の開拓を進めるとともに、既存顧客との関係強化
を図ってまいります。
クラウド・ソリューションでは、クラウド市場の拡大を背景に、当社独自のc9サービス、SaaS(Software
as a Service)サービス等の売り上げは堅調に推移し、パブリッククラウドサービスの売り上げは伸長しまし
た。
データ・ソリューションでは、大容量化への対応、安定運用等、お客様のニーズに即したストレージの活用
方法を提案することにより、当社の主力プロダクトであるDELL EMC社製の「Isilonシリーズ」の売り上げは堅
調に推移し、Isilonに付随した他の製品販売も堅調に推移しました。また、大容量のデータを収容できる
Scality社のSDS(ソフトウェア・デファインド・ストレージ)製品は第1四半期に大型案件の獲得がありまし
た。
その他では、株式会社ティエスエスリンクが情報漏洩対策ソフトウェア製品の開発、販売等を行っており、
独自製品である「パイレーツ・バスター®」、「コプリガード®」等の販売は堅調に推移しました。また、情報
セキュリティサービスとして提供しているPCデータのクラウドバックアップサービスの売り上げも堅調に推移
しました。
この結果、コンピュータプラットフォーム事業の売上高は、新データセンター、データ・ソリューションの
売り上げ増加等により5,324百万円(前年同期比24.1%増)、営業利益は292百万円(前年同期は368百万円の営
業損失)となりました。

 

(IoT/AIソリューション事業)

IoT/AIソリューション事業では、株式会社エーアイスクエア(以下、AI2)、グローバルIoTテクノロジーベ
ンチャーズ株式会社(以下、GiTV)等を中心に事業を展開しております。
AI2では、コンタクトセンター業務、ヘルプデスク業務をはじめ、業務の自動化・効率化・高度化を望んで
いるお客様に対し、独自開発の自然言語解析技術を活用したAIソリューションを提供しております。企業内外
の問合わせ応答業務を支援する自動応答システム「QuickQA」、会話文から書籍まで様々な文章を要約・分類す
る「QuickSummary」等の自社ソリューションについて、活用方法や事例紹介のWebセミナー開催を通じた顧客獲
得活動、Sierやソフトウェアベンダーによる代理店販売により拡販に努めております。
GiTVが組成したファンドであるGiTV FundⅠInvestment,L.P.は、海外のAIやIoT関連のベンチャー企業に投資
をしております。
この結果、IoT/AIソリューション事業の売上高はAI2の売り上げ増加により209百万円(前年同期比26.9%
増)、営業損失は96百万円(前年同期は126百万円の営業損失)となりました。

 

(メディアソリューション事業)

メディアソリューション事業では、ジャパンケーブルキャスト株式会社(以下、JCC)及びその子会社である
沖縄ケーブルネットワーク株式会社(以下、沖縄ケーブル)が事業を展開しております。
JCCにおいては、主力事業であるデジタル多チャンネル配信のプラットフォームサービス「JC-HITS」は、ケ
ーブルテレビ事業者の多チャンネル放送サービスの高画質化の進展に向け、4K8K放送で新たに採用されたCAS
(注1)方式となるACASに対応した高度ケーブル自主放送サービスを昨年(2019年)10月から開始し、ケーブルテレ
ビ事業者のC-CASからACASへの移行を支援しております。
ケーブルテレビのコミュニティチャンネル向けデータ放送サービス「JC-data」は、地域に密着した安心・安
全・防犯・防災情報の提供を行っております。長野県伊那市と伊那ケーブルテレビジョン株式会社のコミュニ
ティチャンネル「いなテレ12」に、JCCがハイブリッドキャスト(注2)技術を用いて「ICTライフサポート・チャ
ンネル」システムを構築しました。本コミュニティチャンネルからテレビのリモコン操作で買い物やタクシー
の配車予約等が容易に利用でき、ケーブルテレビの利用料との一括決済も可能となります。
自治体からのお知らせなどの行政無線や各種緊急情報を伝達する「IP告知システム」は、本年3月に北海道
厚岸町、鶴居村への導入を完了し、すでに導入済の自治体と合わせ5自治体でサービス提供を行っておりま
す。
また、凸版印刷株式会社、JCC、当社、株式会社秋田ケーブルテレビ、秋田ケーブルテレビの子会社である株
式会社ALL-Aの5社では、エイジフレンドリーシティの実現を目指す秋田市において、市内の高齢者入居施設及
び個人宅への高品質4K映像配信の実証実験を実施中です。JCCでは、ケーブルテレビを通じたサービス提供にと
どまらず、課題のある地域の暮らしを便利にするサービスを、メディアを超えて提供できるように取り組んで
まいります。
沖縄ケーブルにおいては、解約防止と新規顧客獲得に向け、昨年より日テレ系7番組の区域外再放送を開始
しましたが、本年4月から新たに日テレ系3番組及びTOKYO MX4番組の放送を開始しました。今後もJCCと連携
を図りながら沖縄地域に有用なサービスの提供に取り組み、地域の発展とケーブルテレビ加入者数の増加に努
めてまいります。
この結果、メディアソリューション事業の売上高は、第1四半期に計上したIP告知システムの機器売上等に
より3,148百万円(前年同期比12.2%増)となりましたが、営業利益はJCCにおけるACASの償却費、沖縄ケーブ
ルにおける県内プロスポーツチームを応援する地域スポーツ振興活動費等により184百万円(同36.8%減)とな
りました。
以上の活動により、当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高は8,683百万円(前年同期比
19.6%増)、営業利益は387百万円(前年同期は197百万円の営業損失)、経常利益は394百万円(前年同期は
207百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は306百万円(前年同期は342百万円の親会社株主
に帰属する四半期純損失)となりました。

 

 

ブロードバンドタワーの株価推移

ブロードバンドタワー(3776)の2020年11月2日時点での日足チャートは以下の通り。

前回の決算以降、株価は急上昇し、決算前の2倍を超える株価となっています。

 

【11月2日時点の指標】

  • PER:205.56
  • PSR:1.92
  • PEGレシオ:15.1(PER205.56÷利益成長率13.6)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

PER・PSR・PEGレシオともに株価水準は割高な値だといえます。

 

 

ブロードバンドタワーの決算予想まとめ

11月6日のブロードバンドタワーの決算発表を前に、過去の決算発表を調べてみました。

現在の株価水準は割高な株価ではあります。

ただ、2019年12月までは赤字となっていましたが、四半期の売上・利益を見ていると2020年1月以降は黒字化となっています。

期待値が高く、株価の上昇余地はありますが、決算次第では大きく下がる可能性もありますので、決算発表を待って投資するほうが良いかもしれません。

 

  • 投資判断:- 見送り

※投資はご自身の判断にて行っていただきますようお願いします。

 

決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。

ファンダメンタルで投資する際には決算短信の読み方を詳しく知っているかどうかは非常に重要となってきます。

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