オークファン(3674)の通期決算発表が11月13日に行われました。
ネットオークション、ショッピングの比較検索サイト「オークファン」を運営しており、コロナ禍でも業績を伸ばしている会社のひとつ。
今回の決算で大きく株価を伸ばしましたが、今回発表された決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。
年末相場も近づく11月、秋深まり、冬が近づくこの時期は、【高騰期待銘柄】の大収穫期!!
【好決算】オークファン(3674)の決算まとめ 11月13日通期決算!株価はさらに大きく上昇か!?
【オークファンの概要】
- 時価総額:123億円
- 設立:2007年
- 上場:2013年4月
- 売上高:66.36億円(19・9)/ 80.5億円(20・9予)
- 営業利益:6.79億円(19・9) / 7.5億円(20・9予)
オークションなどの情報分析サービスから出発。商品在庫管理や再流通ECのサービスが成長。
ではまずは今回の決算内容を見てみましょう。
2020年11月13日の通期決算内容
今回発表されたの通期の決算短信は上記の通り。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.9(実績) 今回発表 | 7,874百万円 | 820百万円 | 808百万円 | 10.4% | 41.81円 |
20.9(四季報予想) | 8,050百万円 | 750百万円 | 750百万円 | 9.3% | 39.0円 |
21.9(通期予想) 今回発表 | 10,900百万円 | 1,300百万円 | 1,250百万円 | 11.9% | 78.03円 |
21.9(四季報予想) | 9,200百万円 | 900百万円 | 900百万円 | 9.8% | 49.7円 |
前期(20.9)は四季報予想に比べて売上が97.8%、営業利益が109.3%となりました。
売上高は四季報予想を少し下回りましたが、営業利益は9%ほど上振れました。
今期(21.9)の予想数字は四季報予想を大きく上回るもので、四季報予想よりも売上18.5%、営業利益44.4%増となっています。
今期の数字はかなり良い決算ではないでしょうか。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
オークファンの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.7~9(第4四半期) | 2,789百万円(141.3%) | 204百万円(618.2%) | 7.3% |
20.4~6(第3四半期) | 2,102百万円 | 535百万円 | 25.5% |
20.1~3(第2四半期) | 1,410百万円 | 19百万円 | 1.3% |
19.10~12(第1四半期) | 1,573百万円 | 62百万円 | 3.9% |
19.7~9(前期 第4四半期) | 1,974百万円 | 33百万円 | 1.7% |
19.4~6(前期 第3四半期) | 1,301百万円 | 6百万円 | 0.5% |
19.1~3(前期 第2四半期) | 1,707百万円 | 366百万円 | 21.4% |
18.10~12(前期 第1四半期) | 1,654百万円 | 274百万円 | 16.6% |
直近の第3、第4四半期では大きく増収増益となっています。
当社グループは、「あらゆる人が、あらゆる場所で、あらゆるモノを売り買いできる新たな時代を創る」とい
うミッションを掲げ、「グローバルな循環型消費社会の先駆者であり続ける」というビジョンのもとに、在庫に
悩む企業の「主治医」として流通を最適化するべく、AIと膨大な蓄積データを用いて在庫価値を可視化・最適化
する在庫価値ソリューション事業、滞留商品の流通を支援する商品流通プラットフォーム事業及び、事業投資活
動等を行うインキュベーション事業を展開しております。
当社グループは、消費者に届けられることなく廃棄される約22兆円の法人在庫(※)に着目し、創業来蓄積し
た大量の商品実売データを基に、これらの在庫を「適切な価格で」「適切なマーケットに」お届けする支援を行
ってまいりました。EC関連企業を子会社化したことにより、相場データのみならず自ら積極的に流通に関与する
マーケットプレイス市場への本格展開も果たしてまいりました。
このような中、商品在庫廃棄年間22兆円の巨大市場の攻略に向け、当連結会計年度より商品流通プラットフォ
ーム事業及び在庫価値ソリューション事業の本格的展開・加速に向け、一層の事業推進を行いました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は7,874,480千円(前年同期比18.7%増)、営業利益は820,884千
円(前年同期比20.8%増)、経常利益は808,986千円(前年同期比20.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利
益は428,692千円(前年同期比31.0%増)となりました。
オークファンのセグメントごとの売上利益
オークファンのセグメントごとの売上・利益も見ておきましょう。
業務の種類 | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
在庫価値ソリューション事業 | 1,932,311千円(0.8%増) | 367,824千円(8.6%減) | 19.0% |
商品流通プラットフォーム事業 | 4,821,198千円(19.9%増) | 324,252千円(372.4%増) | 6.7% |
インキュベーション事業 | 1,270,084千円(57.2%増) | 503,625千円(12.1%減) | 39.7% |
(在庫価値ソリューション事業)
当セグメントは、企業が保有する在庫価値の可視化・最適化等を推進するソリューションを主として提供する
当社グループの基盤の一つとなるセグメントであります。
AIにより在庫の時価を可視化し、企業が持つ在庫に関する課題を特定し販売価格・品揃えを最適化するサービ
ス「zaicoban」や、複数のEマーケットプレイスへの同時出品・在庫連動等が可能なASPサービス「タテンポガ
イド」等においては引き続き在庫価値の可視化・最適化ソリューションとして拡販を継続した結果、広告宣伝費
の投下を中心とした事業投資を継続的に実施している影響等により、売上高1,932,311千円(前年同期比0.8%
増)、営業利益367,824千円(前年同期比8.6%減)となりました。(商品流通プラットフォーム事業)
当セグメントは、企業の滞留在庫・商品等の流通を支援しており、複数のマーケットプレイスの運営や流通を
加速させる人材育成スクールの運営等を実施しております。
国内最大級のBtoB仕入れサイト「NETSEA」、寄付型ショッピングサイト「Otameshi」、法人向け商品流
動化支援事業「リバリュー」及びオークション教育・個別サポートサービス「オークファンスクール」それぞれ
において積極的な投資・成長に向けた施策の実行を継続しております。2020年4月には「NETSEA」で月間
流通額の過去最高流通額(月間12.6億円)を記録、「リバリュー」では過去最高益を記録した後も継続的に好調
を維持しております。また連結子会社SynaBizにおいて企業の在庫再流通を促進することを目的に中古品を中心
とした仕入れ・販売事業を新たに第3四半期連結会計期間より開始いたしました。
これらの結果、売上高4,821,198千円(前年同期比19.9%増)、営業利益324,252千円(前年同期比372.4%
増)となりました。(インキュベーション事業)
当セグメントは、事業投資活動を通じて、当社が中長期に亘り競合優位性を構築・維持していくための知見と
ネットワークを得ることを目的とした事業セグメントであります。
営業投資有価証券の売却及び、投資先企業へのコンサルティング等を実施しており、第3四半期連結会計期間
から第4四半期連結会計期間には大型の営業投資有価証券の売却を行いました。
これらの結果、売上高1,270,084千円(前年同期比57.2%増)、営業利益503,625千円(前年同期比12.1%減)
となりました。
今後の見通し
次期の見通しにつきましては、コロナウイルス感染症に伴う市場環境や世界情勢の急激な変化を注視しつつ
も、オンラインでの商取引の増加やEC比率の増加が引き続き継続するものと想定されることから、当社を取り巻
く市場環境は好調に推移するものと思われます。
このような状況下において当社グループは、流通プラットフォーム事業においては各ECプラットフォームにお
ける商品流通の増加及びデータを活用した在庫ソリューション事業の各サービスへの需要が一層高まることが予
想されることから、継続的な事業成長を一層加速させてまいります。
以上の状況を踏まえ、2021年9月期の連結業績は売上高10,900百万円、営業利益1,300百万円、経常利益1,250
百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は800百万円を見込んでおります。
*上記予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでお
ります。実際の業績等は、業況の変化等により、上記予想数値と異なる可能性があります。
オークファンのチャート
オークファン(3674)の2020年11月20日時点でのチャートは以下の通り。
【日足チャート】
【週足チャート】
コロナ禍でも業績を伸ばしており、コロナショック以降大きく業績を伸ばしてきておりました。
またさらに今回の決算で直近高値を突破し、2,000円台で推移しています。
【11月20日時点の指標】
- PER:47.7
- PSR:2.02
- PEGレシオ:1.2(PER47.7÷利益成長率39.65)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
指標を見ると、PERは割高に見えますが成長率を考えるとそこまで割高とはいえない範囲ではないでしょうか。
今後もさらに上昇する可能性がありますので、今後押し目などがあれば買いのタイミングではないでしょうか。
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決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
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