先日、一覧でご紹介した超絶決算や好決算の一覧から個別の企業をご紹介します。
今回は2020年8月12日に第2四半期の決算発表を行った2150:ケアネットについてご紹介します。
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超絶決算銘柄:ケアネット(2150)
【ケアネットの概要】
- 時価総額:136億円
- 設立:1996年
- 上場:2007年4月
- 売上高:32.68億円(19・12) / 36.5億円(20・12予)
- 営業利益:6.05億円(19・12) / 8億円(20・12予)
ケアネットは医師向け情報サイトを通じ製薬の営業支援を行う会社で、DVD、動画配信による医師教育コンテンツ提供もしています。
2020年8月12日の第2四半期決算内容
今回発表された第2四半期の決算短信は上記の通り。
会社四季報の予想と比べ、大きく数字を上回っています。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.1~6月(実績) | 1,845百万円 | 461百万円 | 459百万円 | 25% | 17.33円 |
20.1~6月(予想) | 1600百万円 | 300百万円 | 300百万円 | 18.8% | 17.3円 |
20.12(通期予想) | 3650百万円 | 800百万円 | 790百万円 | 21.9% | 48.2円 |
当初の予想より売上高が+15%、営業利益が+53.7%と大きく上回っており、通期の進捗も売上高:50.5%、営業利益:57.6%となっています。
ケアネットはコロナ禍でも順調に売上・利益を伸ばしています。
売上が伸びた要因としては、新型コロナウィルス感染症の影響による製薬会社の訪問営業活動自粛の背景から、各既存サービスの受注が増加したことにあります。
また、販売管理費の効率化も行っており、営業利益や経常利益の増加にもつながっていることから、利益率が大幅な伸びをしています。
もともと10%代後半と高い利益率ですが、今回の決算では25%という高い利益率になっています。
これからのさらなる成長が期待できると言えるでしょう。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
ケアネットの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.4~6(第2四半期) | 1024百万円(150.8%) | 272百万円(240.7%) | 26.6%(160.2%) |
20.1~3(第1四半期) | 821百万円 | 189百万円 | 23.0% |
19.10~12(前期 第4四半期) | 1,122百万円 | 207百万円 | 18.4% |
19.7~9(前期 第3四半期) | 784百万円 | 161百万円 | 20.5% |
19.4~6(前期 第2四半期) | 679百万円 | 113百万円 | 16.6% |
19.1~3(前期 第1四半期) | 683百万円 | 124百万円 | 18.2% |
ケアネットの第2四半期の数字を見てみると売上高・営業利益ともに1Qを上回って大きく伸びていることがわかります。
売上高は24.8%増、営業利益は43.9%増で利益率も3.6ポイント増加しています。
昨年の第2四半期と比べても大きな成長がうかがえ、3Q以降の伸びも期待できる数字だと言えるでしょう。
ケアネットのセグメントごとの売上利益
ケアネットのセグメントごとの売上・利益も見ておきましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
医薬営業支援サービス | 1,601百万円 (35.6%増) | 812百万円 (36.9%増) | 50.7% |
医療コンテンツサービス | 243百万円 (33.9%増) | 46百万円 (28.5%増) | 18.9% |
いずれのセグメントも売上・利益を伸ばしています。
医薬営業支援サービスは、利益率が50.7%という高い利益率を誇っており、今後の伸びも期待できるのではないでしょうか。
また医師・医療従事者向け医療専門サイト「ケアネット・ドットコム(CareNet.com)」においては、医師会員獲得及び維持を目的に積極的に投資を行っており、医師会員数は16万1千人(前年同四半期比8.0%増)になっています。
新型コロナウィルスの影響を受けて業績が悪化する企業が多い中、ケアネットは大きく業績を伸ばしており、今後の売り上げ拡大も見込める企業だと言えるのではないでしょうか。
ケアネットの株価推移
ケアネット(2150)の2020年8月20日時点での日足チャートは以下の通り。
2020年3月時点では500円台を付けていた株価ですが、大きく上昇し、前回決算(5月13日)にストップ高を付けた後順調に値を伸ばし、今回決算前に2,000円手前をつけていました。
そして今回8月12日の決算を受け、さらに上昇は加速し、8月19日に2,950円を付けています。
19日に高値を付けた後、利確売りなどもあり短期調整していますがまだまだ上を狙える超絶決算企業といえるのではないでしょうか。
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