アクリート(4395)の第3四半期決算発表が11月13日に行われました。
好決算で株価は上昇しましたが、脱ハンコ関連やサイバーセキュリティ関連銘柄としても注目の会社です。
今回の決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。
年末相場も近づく11月、秋深まり冬が近づくこの時期は【高騰期待銘柄】の大収穫期!!
【好決算】アクリート(4395) 11月13日第3四半期決算で株価が上昇し上場来高値を突破するか?
【アクリートの概要】
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- 時価総額:47.5億円
- 設立:2014年
- 上場:2018年7月
- 売上高:14.13億円(19.12)/ 15億円(20・12予)
- 営業利益:2.54億円(19・12) / 2.7億円(20・12予)
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企業から個人向けのSMS(ショートメッセージ)配信代行サービス展開。認証用途が多い。
では早速今回の決算を見てみましょう。
2020年11月13日の第3四半期決算内容
今回発表された第3四半期の決算短信は上記の通り。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.1~9(実績) | 1,175百万円 | 216百万円 | 216百万円 | 18.4% | 26.32円 |
20.12(四季報予想) | 1,500百万円 | 270百万円 | 270百万円 | 18% | 34.1円 |
21.12(来期 四季報予想) | 1,620百万円 | 310百万円 | 310百万円 | 39.5% | 39.5円 |
四季報予想での進捗率は売上高が78.3%、営業利益が80%となっております。
営業利益は四季報予想と比べて上振れて推移しています。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
アクリートの四半期ごとの売上・利益・利益率もみてみましょう。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.7~9(第3四半期) | 465百万円(140.5%) | 88百万円(166.0%) | 18.9% |
20.4~6(第2四半期) | 351百万円 | 58百万円 | 16.5% |
20.1~3(第1四半期) | 359百万円 | 70百万円 | 19.5% |
19.10~12(前期 第4四半期) | 396百万円 | 81百万円 | 20.5% |
19.7~9(前期 第3四半期) | 331百万円 | 53百万円 | 16.0% |
19.4~6(前期 第2四半期) | 3238百万円 | 48百万円 | 14.6% |
19.1~3(前期 第1四半期) | 358百万円 | 72百万円 | 20.1% |
18.10~12(前々期 第4四半期) | 357百万円 | 84百万円 | 23.5% |
直近の四半期はYoY、QoQともに大幅な増収増益となっています。
好感される決算だと言えるでしょう。
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響を受け、社
会・経済活動が大きく制限されるなか、企業収益の悪化、個人消費の減退やインバウンド需要の急減など、極めて
厳しい環境で推移いたしました。緊急事態宣言解除以降は経済活動と感染拡大防止の両立を模索する動きが見られ
景気は持ち直しの兆しは見えるものの、全国での感染が広がり、職場や家庭でのクラスターも報告されるなど先行
きは不透明な状況が続いております。
SMS配信サービス業界においては、SMS配信サービスの認知度が向上し、SNSやスマートフォンアプリの
利用時などの本人認証通知、公共料金・税金など督促の通知、飲食業界のノー・ショウ(飲食店における無断キャ
ンセル)対策としての予約確認など企業と個人の間でのコミュニケーション手段として高い到達率と開封率という
SMSの有用性を再認識する企業の増加に伴い、SMS配信市場は急速な広がりをみせており、2023年の市場規模
は配信数31億8,000万通と予想され(「ミックITリポート 2019年9月号」(ミック経済研究所))、2018年度から
2023年度までの年平均成長率は46.7%増で、国内法人市場は最低5年先まで安定高成長を続けると予想されており
ます。
このような状況の中、当社は「デジタル社会に、リアルな絆を」というビジョンを掲げ、「コミュニケートする
すべての人に、セキュアで最適なプラットフォームを提供する」というミッションのもと、国内の携帯電話事業者
4社との直接回線接続、大量配信に耐えうるSMS配信システムなどから海外SMSアグリゲーター、IT企業、
コールセンター、人材サービス会社等からの支持を受け、業界内でのポジションを確立しSMS配信サービス事業
を展開しております。
当第3四半期累計期間におきましては、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、外出自粛要請・緊急事態
宣言により臨時休業や営業時間短縮を余儀なくされた飲食店や娯楽施設など業績が大きく冷え込んだ業界において
も営業再開により持ち直しの傾向が見え、国内市場全体においては、配信数や取引社数ともに順調に推移した結
果、国内売上については対前年同期比で大幅に増加しました。また、海外SMSアグリゲーター経由については、
当社が提供する「国内正規配信ルート」とは別に、配信ルートの競合として安価な「海外グレー配信ルート」が存
在し、価格競争が激化し、フィッシングSMS配信の一因となっていましたが、前第2四半期以降、収益性や安
心・安全な信頼性重視という方針のもと、不採算取引先の整理やプライシングスキームの変更等を行った結果、減
少傾向にあった配信数も底を打ち、回復基調となっており、海外売上については対前年同期比、対前四半期比とも
に大幅な増加となりました。
以上の結果、売上高は1,175,192千円(対前年同期比15.5%増)、営業利益は216,125千円(同24.4%増)、経常
利益は216,314千円(同28.6%増)、四半期純利益は146,251千円(同26.2%増)となりました。
アクリートのセグメントごとの売上利益
アクリートのセグメントごとの売上・利益も見ておきましょう。
ただ、アクリートは単一セグメントのため記載はありません。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
アクリートの株価推移
アクリート(4395)の2020年11月20日時点でのチャートは以下の通り。
【日足】
【週足】
日足を見ると今回の決算をきっかけに大きく上昇していることがわかります。
週足を見ると、2020年8月あたりまでは下降から横ばいで推移していましたが、このところの上昇で2018年の上場時の高値に迫るところまで来ています。
【11月20日時点の指標】
- PER:43.63
- PSR:5.53
- PEGレシオ:4.14(PER43.63÷利益成長率10.55)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
指標は割高な水準ではありますが、脱ハンコ関連やサイバーセキュリティ関連としても取り上げられることもありますのでそこまで割高とはいえないかもしれません。
今回の上昇で上場来高値を抜けてくれば今後大きな上昇があるかもしれません。
年末相場も近づく11月、秋深まり冬が近づくこの時期は【高騰期待銘柄】の大収穫期!!
決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
ファンダメンタルで投資する際には決算短信の読み方を詳しく知っているかどうかは非常に重要となってきます。
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