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【好決算】ワイエイシイHD(6298) は電池関連の割安好業績株で上場来高値を突破!

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ワイエイシイホールディングス(6298)の第2四半期決算発表が11月13日に行われました。

ワイエイシイHDはコロナ禍でも大きく株価を伸ばしている企業で、株価は年初来・上場来高値圏で推移している銘柄です。

今回の決算でも大きく値を伸ばした銘柄の一つですが、今回の決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。

 

年末相場も近づく11月、秋深まり冬が近づくこの時期は、【高騰期待銘柄】の大収穫期!!

 

【好決算】ワイエイシイHD(6298) は電池関連の割安好業績株で上場来高値を突破!

【ワイエイシイホールディングスの概要】

  • 時価総額:62.4億円
  • 設立:1973年
  • 上場:1994年6月
  • 売上高:219.14億円(20・3)/ 212億円(21・3予)
  • 営業利益:▲3.61億円(20・3) / 5億円(21・3予)

各種自動化機器の中堅。メモリディスク関連・液晶関連装置が主力化。太陽電池製造装置に参入。

 

今回の決算内容を見てみましょう。

 

2020年11月13日の第2四半期決算内容

発表された決算短信は上記の通り。

売上高 営業利益 税前利益 利益率 1株益
20.4~9(実績) 今回発表 12,230百万円 311百万円 307百万円 2.5% 30.16円
20.4~9(四季報予想) 11,500百万円 0百万円 50百万円 0.0円
21.3(通期) 今回発表 27,000百万円 800百万円 700百万円 3.0% 55.36円
21.3(通期四季報予想) 21,200百万円 500百万円 400百万円 2.4% 22.0円

第2四半期の四季報予想に対する達成率は、売上高が106.3% 営業利益が黒字化となっており、

通期の上方修正も行われました。

売上高が27.4%増、営業利益が60%増となっています。

かなり大幅な上方修正だと言えるでしょう。

 

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

ワイエイシイホールディングスの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。

売上高 営業利益 利益率
20.7~9(第2四半期) 6,951百万円(105.3%) 312百万円(ー) 4.5%
20.4~6(第1四半期) 5,279百万円 -1百万円 0.0%
20.1~3(前期 第4四半期) 5,610百万円 269百万円 4.8%
19.10~12(前期 第3四半期) 4,352百万円 -77百万円 -1.8%
19.7~9(前期 第2四半期) 6,601百万円 -175百万円 -2.7%
19.4~6(前期 第1四半期) 5,351百万円 -378百万円 -7.1%
19.1~3(前々期 第4四半期) 9,350百万円 984百万円 10.5%
18.10~12(前々期 第3四半期) 10,698百万円 532百万円 5.0%

直近の四半期決算を見ると、YoY、QoQともに上昇しています。

 

当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルスの世界的な蔓延の影響により急激に減
速した後、経済活動の再開を受け、国・地域による濃淡はあるものの、総じて緩やかに持ち直しつつあります
が、先行きについては極めて不透明な状況となっております。
当社の属する業界につきましては、FPD業界は、主な市場である中国において都市封鎖等により生産計画が停
滞しました。その後経済活動の再開に伴い一定の制約の中で渡航が可能となり、現地における活動が徐々に持
ち直しつつあります。半導体業界におきましては、急激に落ち込んだ車載機器に持ち直しの兆しが見えるほ
か、新しい行動様式に対応した在宅勤務関連や、5G、AI、IoT関連の需要が見込まれております

このような経済状況のもとで、当社グループは、刻々と変化する顧客ニーズを捉えた装置の開発と販売に努
めてまいりました。その結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高122億30百万円(前年同四半期比
2.3%増)、営業利益3億11百万円(前年同四半期は営業損失5億53百万円)、経常利益3億7百万円(前年同
四半期は経常損失6億22百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億73百万円(前年同四半期は親会社
株主に帰属する四半期純損失7億10百万円)
となりました。

 

 

ワイエイシイホールディングスのセグメントごとの売上利益

ワイエイシイホールディングスのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。

セグメント 売上高 営業利益 利益率
メカトロニクス関連事業 51億32百万円(20.1%増) 2億81百万円(257.6%増) 5.5%
ディスプレイ関連事業 36億69百万円(4.2%増) -87百万円(前年同四半期は損失5億66百万円)
産業機器関連事業 4億8百万円(同56.9%減) -78百万円(前年同四半期は損失13百万円)
電子機器関連事業 30億19百万円(6.0%減) 79百万円(前年同四半期は損失98百万円) 2.6%

 

(メカトロニクス関連事業)
世界的な経済活動再開の動きにより、総じて弱いながらも回復基調で推移しました。パワーデバイス向けレ
ーザアニーラ及びスマートフォン向けテーピング装置が好調に推移
しました。
これらの結果、メカトロニクス関連事業の売上高は51億32百万円(前年同四半期比20.1%増)となり、セグ
メント利益は2億81百万円(同257.6%増)となりました。

(ディスプレイ関連事業)
主な市場である中国の経済活動再開に伴い、停滞していた顧客の生産計画が徐々に動き始めました。
これらの結果、ディスプレイ関連事業の売上高は36億69百万円(同4.2%増)となり、セグメント損失は87百
万円(前年同四半期はセグメント損失5億66百万円)となりました。

(産業機器関連事業)
国内向けクリーニング市場は、営業自粛や在宅勤務化の影響を受けました中国を中心として展開している
海外向けにつきましても同様で、国内、海外とも大変厳しい環境
となりました。
これらの結果、産業機器関連事業の売上高は4億8百万円(同56.9%減)となり、セグメント損失は78百万
円(前年同四半期はセグメント損失13百万円)となりました。

(電子機器関連事業)
電力会社向け及び人工透析装置が、引き続き安定的に推移しました。
これらの結果、電子機器関連事業の売上高は30億19百万円(同6.0%減)となり、セグメント利益は79百万円
(前年同四半期はセグメント損失98百万円)となりました。

 

 

 

ワイエイシイホールディングスの株価推移

ワイエイシイホールディングス(6298)の2020年11月24日時点でのチャートは以下の通り。

【日足チャート】

【週足チャート】

コロナショックまでは下降トレンドを形成しており、一時は400円を切る場面もありましたが4月以降は反転。

今回の決算で移動平均線を上抜けてゴールデンクロスを形成。

ここ2日、大きく上昇していますがそれほど高値圏というわけでもなく、さらなる上昇が見込めます。

 

 

【11月20日時点の指標】

  • PER:13.76
  • PSR:0.3
  • PEGレシオ:0.23(PER13.76÷利益成長率60)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

業績は順調ながら、株価指標はまだまだ割安な水準。

今回の上方修正で、業績は増収増益を見込んでいること、また今話題の電池関連銘柄でもあります。

株価はまだまだ上昇が見込める銘柄ではないでしょうか。

 

 

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