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【好決算】アイ・エス・ビー(9702)は割安好業績銘柄!株式分割もありさらなる上昇か?

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アイ・エス・ビー(9702)の第3四半期決算発表が10月30日に行われました。

アイ・エス・ビーはコロナ禍でも業績を伸ばしている企業のひとつ。

今回の決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。

 

年末相場も近づく11月、秋深まり冬が近づくこの時期は【高騰期待銘柄】の大収穫期!!

 

 

【好決算】アイ・エス・ビー(9702)は割安好業績銘柄!株式分割もありさらなる上昇か?

【アイ・エス・ビーの概要】

      • 時価総額:122億円
      • 設立:1970年
      • 上場:1990年7月
      • 売上高:225.2億円(19.12)/ 246億円(20・12予)
      • 営業利益:11.93億円(19・12) / 15.5億円(20・12予)

主力は通信制御ソフト。携帯基地局システムに強み。Wi-SUN、セキュリティなど新分野育成。

 

では早速今回の決算を見てみましょう。

 

2020年10月30日の第3四半期決算内容

今回発表された第3四半期の決算短信は上記の通り。

売上高 営業利益 経常利益 利益率 1株益
20.1~9(実績) 今回発表 18,092百万円 1,266百万円 1,298百万円 7.0% 135.81円
20.12(四季報予想) 24,600百万円 1,550百万円 1,580百万円 6.3% 149.9円
21.12(来期 四季報予想) 26,500百万円 1,700百万円 1,720百万円 6.4% 171.1円

四季報予想での進捗率は売上高が73.5%、営業利益が81.7%となっております。

営業利益は四季報予想と比べて上振れて推移しています。

 

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

アイ・エス・ビーの四半期ごとの売上・利益・利益率もみてみましょう。

売上高 営業利益 利益率
20.7~9(第3四半期) 5,961百万円(106.5%) 383百万円(145.1%) 6.4%
20.4~6(第2四半期) 5,796百万円 264百万円 4.6%
20.1~3(第1四半期) 6,335百万円 619百万円 9.8%
19.10~12(前期 第4四半期) 5,930百万円 346百万円 5.8%
19.7~9(前期 第3四半期) 5,598百万円 264百万円 4.7%
19.4~6(前期 第2四半期) 5,295百万円 104百万円 2.0%
19.1~3(前期 第1四半期) 5,697百万円 479百万円 8.4%
18.10~12(前々期 第4四半期) 4,511百万円 192百万円 4.3%

直近の四半期はYoY、QoQともに大幅な増収増益となっています。

 

第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、輸
出業や製造業、サービス業を中心に急速に減速いたしました。緊急事態宣言の解除を機に経済活動は再開され、政
府主導による景気対策も後押しする形で、個人消費は緩やかに回復傾向にあるものの、感染は全国に広まり、感染
者数も増加するなど、依然として厳しい状況が続いております。
世界経済においては、同感染症の感染者数は増加傾向にあり、世界規模での感染拡大に歯止めはかからず、景気
回復の目途は立っておりません。加えて、米中貿易摩擦は解決の糸口さえ見えておらず緊張感を増しており、景気
の先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが属する情報サービス産業におきましては、大手企業を中心としたIT関連投資は引続き高い水準に
あり、人手不足を背景に業務の効率化や自動化等、関連する業務は堅調に推移いたしております。しかしながら、
一部のユーザには、同感染症の影響が出ており、予断を許さない状況が続くと予想しております。
このような環境の中で、当社グループは今年で最終年度となる、中期経営計画の重点施策を着実に推進し、計画
を達成すべく取り組みを進めてまいりました。同感染症による、開発中止や延期等の影響は、一部のプロジェクト
では出ておりますが、部門連携を図り補完のうえ、稼働率を維持する体制を取っております。また、在宅勤務やシ
フト勤務等を行い、感染リスクを低減する対応を取りつつ生産性に対する影響を最小限にする取り組みを行ってお
ります。加えて、全般的に経費が圧縮されたことにより、当第3四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなり
ました。
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高180億92百万円(前年同四半期比9.1%増)、営業利益12億66百万円
(前年同四半期比49.5%増)、経常利益12億98百万円(前年同四半期比50.3%増)、親会社株主に帰属する四半期
純利益7億円(前年同四半期比51.2%増)となりました。

 

 

アイ・エス・ビーのセグメントごとの売上利益

アイ・エス・ビーのセグメントごとの売上・利益も見ておきましょう。

セグメント 売上高 営業利益 利益率
情報サービス事業 151億35百万円(9.1%増) 10億36百万円(53.9%増) 6.8%
セキュリティシステム事業 29億57百万円(9.0%増) 2億26百万円(42.0%増) 7.6%

両セグメントとも増収増益となっています。

(情報サービス事業)

情報サービス事業では、好調な企業のIT関連投資を受け、引き続き堅調に推移いたしました。「モバイルインフ
ラ」は、基地局開発の業務の低コスト化の影響を受けましたが、5G関連の開発評価業務が増加したことを受け、
「組込み」は、車載や医療、デバイス関連業務の受注が堅調に推移
したことにより、「業務システム」は、放送系
業務では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により受注は減少
しましたが、受託開発案件の受注増加
や、業務効率化のシステム開発投資拡大等を受け、売上高は前年同四半期に比べ増加
いたしました。「公共」は、
自治体向け業務が、増加しており、「金融」は、証券系のシステム開発業務の受注が増加
いたしました。「フィー
ルドサービス」は、クラウド系の業務は減少
したものの、サーバ・ネットワーク構築業務が拡大しており売上高も
堅調に推移
いたしました。
一方、「携帯端末」は、モバイル端末管理ソフトの開発業務は増加しましたが、主要メーカのスマートフォンの
新規開発機種の減少や開発費削減の影響は大きく、前年同四半期に比べ売上高は減少
いたしました。
利益面に関しましては、売上の増加に伴う増収や、生産性、要員稼働率の向上やグループ経営戦略の推進による
事業見直しの成果に加え、全般的に経費が圧縮されたことにより、セグメント利益は前年同四半期に比べ大幅に増
いたしました。
以上の結果、当事業における売上高は151億35百万円(前年同四半期比9.1%増)、セグメント利益は10億36百万
円(前年同四半期比53.9%増)となりました。

(セキュリティシステム事業)

セキュリティシステム事業は、大型案件や既存セキュリティシステムのリニューアル工事を中心に受注が堅調に
推移
いたしました。また、「建設キャリアアップシステム(CCUS)」に対応したカードリーダ等についても好調に
推移
いたしました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による工期や納期の延長による影響が出始めておりま
すが、売上高は前年同四半期に比べ大幅に増加
いたしました。
利益面に関しましては、売上の増加による増収により、前年同四半期に比べ増加いたしました。
以上の結果、当事業における売上高は29億57百万円(前年同四半期比9.0%増)、セグメント利益は2億26百万
円(前年同四半期比42.0%増)となりました。

 

 

アイ・エス・ビーの株価推移

アイ・エス・ビー(9702)の2020年11月27日時点でのチャートは以下の通り。

【日足】

【週足】

株価はコロナショック以降右肩上がりで推移しています。

10月30日の決算発表では好決算ながらも株価の反応はよくありませんでしたが、11月20日に分割の発表があり、上昇しました。

 

 

【11月27日時点の指標】

  • PER:19.51
  • PSR:0.66
  • PEGレシオ:0.99(PER19.51÷利益成長率19.8)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

株価水準はまだ割安な範囲だと言えるでしょう。

今回の決算も、内容は悪いものではありませんし、株式分割のニュースもありました。

まだ割安ということもあり、今後は直近高値の3,200円あたりを上に抜けていく可能性は十分にあるのではないでしょうか。

 

 

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決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。

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