半導体ウエハ容器の専業メーカーであるミライアル(4238)は3月8日に通期決算発表が行われた割安好業績銘柄。
PTSでも決算が好感されており、PTSでは164円高(+11.83%)となっています。
今回はミライアルの決算発表の内容や株価予想についてみていきましょう。
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ミライアル(4238) の株価予想!好決算で下落傾向の株価は上昇していくのか?【3月8日 好決算の注目銘柄】
【ミライアルの概要】
- 時価総額:171億円
- 設立:1968年
- 上場:2005年7月
- 売上高:97.33億円(21.1)/ 116.61億円(22.1)
- 営業利益:8.68億円(21.1) / 7.1億円(22.1)
半導体ウエハ容器の専業メーカーで出荷容器が経営の柱となっています。半導体工場向け工程内容器も手掛けており、業績は21年にいったん落ち込んだものの、22年には回復し、23年の予想も増収増益となっています。
まずは今回発表された決算発表の内容を見てみましょう。
2022年3月8日の通期決算発表の内容
2022年1月期の連結業績(2021年2月1日~2022年1月31日)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
22.1 (実績) 今回発表 | 11,661百万円 | 1,898百万円 | 1,968百万円 | 16.3% | 155.28円 |
22.1 (四季報予想) | 11,100百万円 | 1,480百万円 | 1,520百万円 | 13.3% | 118.8円 |
23.2-4 (会社予想) 今回発表 | 3,550百万円 | 710百万円 | 725百万円 | 20.0% | 53.87円 |
23.2-7 (四季報予想) | 12,100百万円 | 1,620百万円 | 1,660百万円 | 13.4% | 123.3円 |
通期の決算発表で22年1月期は予想を大きく上回っています。
22年1月期は売上が5.1%増、営業利益が28.2%増となっています。
23年1月期の通期予想は行われていませんが、23年1Qの数字は出ており、前年を大きく上回るものとなっています。
決算発表の数字はかなり良いものだと言えるでしょう。
直近四半期の売上利益
直近の業績の伸びがどうだったのか、直近四半期を元に四半期ごとの業績も見ておきましょう。
ミライアルの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
21.11-1(第4四半期) | 3,378百万円(141.5%) | 666百万円(245.7%) | 19.7% |
21.8-10(第3四半期) | 3,007百万円 | 533百万円 | 17.7% |
21.5-7(第2四半期) | 2,771百万円 | 370百万円 | 13.4% |
21.2-4(第1四半期) | 2,505百万円 | 329百万円 | 13.1% |
20.11-1(前期 第4四半期) | 2,387百万円 | 271百万円 | 11.4% |
20.8-10(前期 第3四半期) | 2,617百万円 | 162百万円 | 6.2% |
20.5-7(前期 第2四半期) | 2,395百万円 | 220百万円 | 9.2% |
20.2-4(前期 第1四半期) | 2,334百万円 | 215百万円 | 9.2% |
四半期ごとの数字を見てみると、このところ大きな伸びを続けていることがわかります。
第3四半期・第4四半期ともに大きな伸びとなっており、利益率も大きく改善してきています。
また、今回発表された23年の1Qの数字もさらに伸びており、
売上:3,550百万円、営業利益:710百万円
なので今期も大きな伸びが期待できるのではないでしょうか。
プラスチック成形事業においては、IoT・5G技術に関連する通信機器の拡大等による旺盛な半導体需要の影
響もあり、堅調に推移しました。また、成形機事業においても、設備投資に対して慎重な姿勢が継続していたも
のの緩やかな回復基調が見られ、堅調に推移しました。
この結果、当連結会計年度の売上高は11,661百万円(前期比19.8%増)、営業利益は1,898百万円(前期比
118.5%増)、経常利益は1,968百万円(前期比106.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,397百万円
(前期比38.5%増)となりました。
ミライアルのセグメント別の売上利益
ミライアルのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
プラスチック成形事業 | 10,513百万円(23.1%増) | 2,210百万円(79.6%増) | 21.0% |
成形機事業 | 1,338百万円(6.9%増) | 218百万円(198.7%増) | 16.3% |
両事業とも増収増益となっており、特にプラスチック成形事業が大きな伸びとなっています。
(プラスチック成形事業)
当連結会計年度の売上高は10,513百万円(前期比23.1%増)、営業利益は2,210百万円(前期比79.6%増)
となりました。(成形機事業)
当連結会計年度の売上高は1,338百万円(前期比6.9%増)、営業利益は218百万円(前期比198.7%増)とな
りました。
23年1月期は1Qのみの予想となっていますが、今後の見通しについても見ておきましょう。
ルックホールディングスの今後の見通し
2023年1月期第1四半期につきましては、米中貿易摩擦や新型コロナウイルスの感染再拡大、ウクライナ情
勢等の影響により、国内外の景気については依然として不透明な状況が継続するものと思われます。
当社グループに関連する市場環境につきましては、IoT、AI、5Gに関連する通信機器等の需要に牽引され、
半導体業界は比較的堅調に推移すると見込まれます。成形機事業につきましては、関連する自動車業界、電気
業界の設備投資の需要が緩やかに回復していくと思われます。
2023年1月期第1四半期の連結業績予想につきましては、売上高3,550百万円、営業利益710百万円、経常利
益725百万円、親会社株主に帰属する当期純利益485百万円としております。
また、当社グループの主要製品は、短期間で需要動向が大きく変化する半導体業界の影響を強く受けるた
め、通期連結業績予想を現時点で合理的に算定することが困難であることから翌四半期累計期間の連結業績予
想を開示しています。今後、通期連結業績予想の合理的な算定が可能となった時点で速やかに開示いたしま
す。
年間を通しての業績予想は発表されていないものの、業績は大きく伸びる見込みと考えてよいのではないでしょうか。
では続いてミライアルの株価推移や今後の株価予想についても見ていきましょう。
ミライアルの株価推移・今後の株価予想
ミライアル(4238)の2022年2月21日時点でのチャートは以下の通り。
【日足チャート】
【週足チャート】
2021年9月に一度大きく上昇しましたが、他はほぼ横ばいを続けています。
また、このところは地合いの影響もあり下落傾向となっています。
今回の決算を受けて株価はどのように推移するでしょうか。
【3月8日時点の指標】
- PER:9.9
- PSR:1.32
- PEGレシオ:0.71(PER 9.9 ÷利益成長率13.95)
- 理論株価:2,810円
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
PERがが10倍以下で、PEGレシオも1倍を大きく下回っており、現在の株価は割安水準といえるでしょう。
好業績の決算で、株価の上昇余地は充分にあると言えるでしょう。
理論株価も現在株価(1,386円)を大きく上回っており、前回高値の2,000円を超えていくことも考えられます。
信用買い残は1日の出来高ぐらいなので気になるものではありませんが、気になるのはこのところ機関投資家による空売りが入っている点です。
現在はチャートの形も良くありませんので、すんなり上昇するかは難しいところ。
出来高を伴って上昇していくようなら一気に上昇することもあると思いますが、決算翌日に寄り天で上昇していかないケースも考えられますので急いで投資するよりは、少し様子見をし、上昇を確認してから買いを入れるほうが良いかもしれません。
以上、ミライアルの決算内容や今後の株価予想について調べてみました。
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