難関大学生向け就活サービス「外資就活ドットコム」を扱うハウテレビジョン(7064)は3月9日に通期決算発表が行われた割安好業績銘柄。
PTSでも決算が好感されており、PTSでは345円高(+17.25%)となっています。
今回はハウテレビジョンの決算発表の内容や株価予想についてみていきましょう。
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ハウテレビジョン(7064) の株価予想!赤字から大幅黒字転換の好決算【3月9日 好決算の注目銘柄】
【ハウテレビジョンの概要】
- 時価総額:31.1億円
- 設立:2010年
- 上場:2019年4月
- 売上高:8.68億円(21.1)/ 11.44億円(22.1)
- 営業利益:-2.15億円(21.1) / 0.46億円(22.1)
ハウテレビジョンは難関大学生向け就活サービス「外資就活ドットコム」若手社会人向け「Liiga」を運営しており、業績は20年の赤字から黒字化し、さらに今期は大きく業績を伸ばす予定となっています。
まずは今回発表された決算発表の内容を見てみましょう。
2022年3月9日の通期決算発表の内容
2022年1月期の業績(2021年2月1日~2022年1月31日)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
22.1 (実績) 今回発表 | 1,144百万円 | 46百万円 | 44百万円 | 4.0% | 61.37円 |
22.1 (四季報予想) | 1,200百万円 | 10百万円 | 10百万円 | 0.8% | 0.0円 |
23.1 (会社予想) 今回発表 | 1,700百万円 | 300百万円 | 280百万円 | 17.6% | 166.94円 |
23.1 (四季報予想) | 1,900百万円 | 300百万円 | 300百万円 | 15.8% | 154.3円 |
通期の決算発表で22年1月期、売上は予想を下回っているものの、営業利益は大きく予想を上回りました。
前年の赤字から黒字転換しています。
また、四季報予想には売り上げは届いていないものの、売上・利益ともに大幅増収増益を予定しています。
決算発表の数字は良いものだと言えるでしょう。
直近四半期の売上利益
直近の業績の伸びがどうだったのか、直近四半期を元に四半期ごとの業績も見ておきましょう。
ハウテレビジョンの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
21.11-1(第4四半期) | 343百万円(166.5%) | 79百万円(ー) | 23.0% |
21.8-10(第3四半期) | 241百万円 | -30百万円 | -12.4% |
21.5-7(第2四半期) | 344百万円 | 35百万円 | 10.2% |
21.2-4(第1四半期) | 216百万円 | -38百万円 | -17.6% |
20.11-1(前期 第4四半期) | 206百万円 | -119百万円 | -57.8% |
20.8-10(前期 第3四半期) | 219百万円 | -54百万円 | -24.7% |
20.5-7(前期 第2四半期) | 248百万円 | -11百万円 | -4.4% |
20.2-4(前期 第1四半期) | 195百万円 | -31百万円 | -15.9% |
四半期ごとの数字を見てみると、このところ大きな伸びを続けていることがわかります。
赤字が続いていましたが、第2四半期・第4四半期は黒字となっています。
当事業年度は、前事業年度に実施した戦略的な投資を踏まえ、既存の事業であるキャリアプラットフォーム事業で
は、新卒学生をターゲットとしたキャリアプラットフォーム「外資就活ドットコム」、第2新卒市場を中心に若手
ハイクラス層をターゲットとしたリクルーティング・プラットフォーム「Liiga」の安定的な高成長を継続してい
くことで当社全体の成長性を促進いたしました。
「外資就活ドットコム」に関しては、従来注力してきたビジネス職に加え、先端IT職へと事業ドメインを拡大
し、また、高まるジョブ型(専門職)採用需要を見据えた取り組みを実施してまいりました。さらに、新規CtoCサ
ービスとして、個人と個人の知見の取引の場としての「知見共有プラットフォーム事業」を立ち上げ、新収益モデ
ルの創出に取り組んでまいりました。
当事業年度における「外資就活ドットコム」の複数卒年会員数は累計92,852人(前期比5,080人減)、累計送客注
1数は812,408人(前期比47,943人減)、MAU注2数は27,778人(前期比5,691人減)となりました。また、「Liiga」
当事業年度末における登録会員数は65,823人(前期末比10,195人増)、第4四半期会計期間におけるMAU数は7,381
人(前年同期比769人減)、マッチング数は4,575人(前年同期比1,002人増)となりました。
以上の結果、当事業年度の売上高は1,144,334千円(前期比31.8%増)、営業利益は46,700千円(前期は営業損
失215,005千円)、経常利益は44,633千円(前期は経常損失218,345千円)、当期純利益は79,388千円(前期は当期
純損失235,828千円)となっております。
ハウテレビジョンのセグメント別の売上利益
ハウテレビジョンのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
ただ、ハウテレビジョンは単一セグメントのためセグメントの記載はありませんでした。
続いて今後の見通しについても見ておきましょう。
ハウテレビジョンの今後の見通し
当事業年度は将来の収益拡大に向けた投資活動を積極的に行ってまいりました。一方で、新型コロナウイルス感
染症の拡大により、日本経済の先行きは不透明感のある状態が継続しています。
このような見通しのもと、翌事業年度(2023年1月期)については、当事業年度に投資を進めた人材及び業務シ
ステムの活用により営業生産性を高めつつ、戦略的なマーケティング展開により、新卒及び中途採用支援事業の顧
客数及び顧客単価を増大することで既存事業のさらなる成長を追求します。また同時に、ウィズコロナ環境の継続
を見据えたオンラインサービスの拡充や、新規事業の開発に取り組んでまいります。
投資に関しては、当事業年度と同様に営業利益目標の達成を意識し、翌事業年度においても事業成長の速度に見
合った投資活動を見込んでおります。
以上のような施策により、2023年1月期の業績見通しにつきましては、売上高1,700,000千円(前期比48.6%
増)、営業利益300,000千円(前期比542.4%増)、経常利益280,000千円(前期比527.3%増)、当期純利益
225,000千円(前期比183.4%増)を予想しております。
なお、当社は、2023年1月期中は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う日本経済への影響が継続するものと
考えておりますが、当社の事業及び業績への影響は軽微であると判断しております。また、今後、開示すべき事象
が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
今期は大幅な伸びを予想しています。
では続いてハウテレビジョンの株価推移や今後の株価予想についても見ていきましょう。
ハウテレビジョンの株価推移・今後の株価予想
ハウテレビジョン(7064)の2022年3月9日時点でのチャートは以下の通り。
【日足チャート】
【週足チャート】
ハウテレビジョンのチャートを見たところ、ほぼ横ばいでの推移を続けています。
本日のPTSで大きく株価を伸ばしていますが、明日以降はどうなっていくでしょうか。
【3月9日時点の指標】
- PER:32.84
- PSR:2.94
- PEGレシオ:0.29(PER 32.84 ÷利益成長率114.8)
- 理論株価:7,057円
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
PER・PSRはともに割安とは言えない水準ですが、ここ2年で赤字から黒字化し、さらに大幅増収増益することで利益成長率は高くなっています。
PEGレシオを見ると1倍を大きく下回っており、まだまだ割安な水準といえるのではないでしょうか。
理論株価も現在の株価の3倍以上となっていますので、上昇余地は充分にあると言えるでしょう。
ただ、日々の出来高が1万を下回っています。
今回の決算発表で出来高が増加してこないとなかなか株価の反応はしていかないのかもしれません。
また、この少ない出来高にも拘らず、機関投資家による空売りも入っていますので、明日以降の出来高がどれくらいできてくるかも今後の株価上昇のポイントかもしれません。
以上、ハウテレビジョンの決算内容や今後の株価予想について調べてみました。
株価はまだまだ割安水準ではあるものの、あまり注目されていない銘柄。今後注目されて出来高が増えてくるようであれば3,000円や4,000円ということもあるかもしれません。
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