好決算後の株価はどう推移する？超絶決算や悪い決算後の値動きを検証！

好決算や超絶決算、悪い決算など、決算跨ぎをする際は株価推移が気になるもの。

好決算だったにもかかわらず大きく売られたり、翌日の値動きを読むのはなかなか難しいものではないでしょうか。

今回の決算でもベガコーポレーションやホープなど好決算に伴って大きく上昇したものもあれば、好決算にもかかわらずストップ安まで売られたものもあります。

私自身も何度も決算跨ぎを経験しましたが、予想外に売られて損切りするなど苦い経験を味わっています。

今回の決算では、2日連続ストップ高になったベガコーポレーションやリグアを決算跨ぎせずに売ってしまい利益を取り損ね、逆にオーケストラホールディングスやITBookなどを跨いでしまい、損失となってしまいました。

決算直後の値動きを読むのは難しいですが、今回は好決算や超絶決算の銘柄のその後の株価の推移はどうなるのか検証してみることにしました。

業績ごとにどのような株価推移になるのかある程度読めることができれば、中長期で保有する際やスイング・デイトレの銘柄選びの参考にもなりますので是非ご覧ください。

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好決算後の株価はどう推移する？超絶決算や悪い決算後の値動きを検証！

今回検証したのは4～6月あたりに決算のあった企業の株価が、決算発表後にどのような株価になったのか。

調べてみたのは小型成長株約150社の値動きを調べてみました。

決算の評価ごとにまとめていますのでご覧ください。

今回調べたのは2020年の5月頃から8月頃の株価推移です。

新型コロナウィルスの影響などもあり通常の決算後の動きとは異なることもあるかとは思いますが、業績群ごとの値動きは今後の投資の参考になるかと思います。

◎超絶決算で翌日ストップ高を付けた銘柄の決算後の株価推移

好決算で翌日にストップ高を付けた銘柄の値動きを見てみました。

【株価増減率】

決算翌日からストップ高で大きく株価が上昇するため、なかなか買いづらいとは思いますが、その後も大きく上昇している銘柄が多いことがわかります。

2倍以上が8銘柄もあり、BASEとトライSGは3倍以上もの株価上昇となりました。

また、実に80％以上が1.5倍以上に上昇しており、マイナスになった銘柄は一つもありませんでした。

◎超絶決算の銘柄の決算後の株価推移

こちらも決算内容は超絶決算や好決算などかなり良かった銘柄となります。

【株価増減率】

先ほどの翌日ストップ高を付けた銘柄ほどの値動きではないものの、1.5倍以上になった銘柄が40％弱で、10％以上上昇した銘柄が96％ほどとなっており、こちらも良い値動きをしていました。

〇好決算の銘柄の決算後の株価推移

続いては好決算だった銘柄の株価推移。

【株価増減率】

こちらも値動きが良かった銘柄が多い印象。

30％程度が1.5倍以上になっており、90％ほどが10％以上の上昇となっています。

△まずまずの業績の決算後の株価推移

続いては普通程度の決算だった銘柄の株価推移。

【株価増減率】

好業績の銘柄までは株価推移も良かったのですが、まずまずの決算になるとマイナスになった銘柄も15％程度ありました。

良い値動きのものも一定程度ありましたが、超絶決算や好決算のものと比べると株価の伸び率は劣ります。

✖悪決算銘柄の決算後の株価推移

悪い業績だった銘柄の株価推移。

【株価増減率】

悪い決算だっただけあって、下落する銘柄も1/4程度ありました。

決算マタギを失敗して悪い決算の銘柄を保有している場合も、手放して好業績の銘柄に乗り換えた方が良いかもしれません。

まとめ

今回は決算発表後の株価推移を検証してみました。

2020年3月期の決算発表のみ、また、小型成長株のみを調べたものなのでほかの期間や銘柄によっては違う動きをするものもあるかもしれませんが、方向性としては見えたのではないかと思います。

中には決算直後に大きく売られたとしても1週間ほどで切り返して大きく上昇するものなどもありました。

好業績なのに株価が下落したものなど、すぐに売らずに持っていると3か月後には2倍程度になるものもありましたので、決算直後の値動きにあまりこだわらず、決算内容を信じて投資するとよい結果を生むかもしれません。

また、悪い決算になって含み損を抱えてしまった場合も、割り切って損切りし、好決算の銘柄に乗り換えるなどを検討してみても良いかもしれません。

偏りのあるデータかもしれませんが参考になればと思います。

また2020年6月期の好決算・超絶決算銘柄のリストを別記事で書いておりますのでこちらも参考にしてみてください。

超絶決算・好決算銘柄一覧【2020年8月14日時点】

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