スターマイカホールディングス(2975)は3月31日に第1四半期の決算発表が行われました。
また1Q決算と併せて通期の上方修正も行われ、PTSでは大きくプラスに反応している銘柄です。
今回はスターマイカホールディングスの決算内容や今後の株価予想などについてみていきましょう。
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スターマイカホールディングス(2975)の株価予想!1Qから上方修正を発表し大幅高!【3/31好決算銘柄】
【スターマイカホールディングスの概要】
- 時価総額:232億円
- 設立:1998年
- 上場:2019年6月
- 売上高:368.97億円(21.11)/ 474.1億円(22.11予)
- 営業利益:42.86億円(21.11) / 56.43億円(22.11予)
スターマイカホールディングスは中古区分所有マンションへ投資し賃貸、退去後に改装し売却の独自事業を行う会社で、2019年に上場後業績を伸ばしています。21年11月期に最高益を達成し、今期さらに最高益を更新する予定です。
まずは今回発表された決算発表の内容を見てみましょう。
2022年3月31日の第1四半期決算発表の内容
2022年11月期第1四半期の連結業績(2021年12月1日~2022年2月28日)
売上高 | 営業利益 | 税引前利益 | 利益率 | 1株益 | |
21.12-2(実績) 今回発表 | 12,312百万円 | 2,098百万円 | 1,957百万円 | 17.0% | 73.2円 |
21.12-5(四季報予想) | 26,400百万円 | 2,900百万円 | 2,500百万円 | 11.0% | 91.7円 |
22.11 今回発表 | 47,410百万円 | 5,643百万円 | 4,916百万円 | 11.9% | 183.14円 |
22.11 (四季報予想) | 46,300百万円 | 4,800百万円 | 4,100百万円 | 10.4% | 151.1円 |
第1四半期の決算発表で対第2四半期の進捗率は、売上高:46.6%、営業利益:72.3%となっており良い決算だと言えるでしょう。
また1Qから上方修正が発表され、売上高が2.4%増、営業利益が17.6%増となっています。
1Q決算から上方修正を発表する銘柄の約半数は第2四半期でも上方修正を発表されるというデータもあり、スターマイカHDは今期さらに業績を伸ばす可能性は充分にあるのではないでしょうか。
企業から発表されている修正の理由は下記の通りとなっています。
【主な修正の理由】
当社は、リノベーションマンションに対する底堅い需要を取り込むべく、主力事業であるリノベマン
ション事業において、購入・販売戸数の増加及び商品力向上に注力してまいりました。
今般、価格上昇局面にあるリノベーションマンション市場の追い風を受け、12 月~3月において販売
利益率が期初の想定を上回って推移しており、市場動向を鑑みると、第2四半期末(5月末)にかけて
この傾向は続くものと考えられます。一方、6月以降も同様の価格上昇局面が続くかは不透明であり、
第3四半期以降の販売利益率は、現時点では概ね期初想定通りでの推移を前提としております。
以上を総合的に勘案し、第2四半期及び通期連結累計期間での業績予想の修正を行うものであります。
修正理由にも書かれておりますが、第3四半期以降は前期の下半期の数字が前提となっています。普通に考えればどこかのタイミングで再度上方修正が行われるのではないでしょうか。
では今回の決算の詳細についてもみていきましょう。
直近四半期の売上利益
直近の業績の伸びがどうだったのか、直近四半期を元に四半期ごとの業績も見ておきましょう。
スターマイカHDの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
21.12-2(第1四半期) | 12,312百万円(128.5%) | 2,098百万円(188.3%) | 17.0% |
21.9-11(前年 第4四半期) | 6,817百万円 | 817百万円 | 12.0% |
21.5-7(前年 第3四半期) | 8,448百万円 | 1,232百万円 | 14.6% |
21.3-5(前年 第2四半期) | 12,054百万円 | 1,123百万円 | 9.3% |
20.12-2(前年 第1四半期) | 9,578百万円 | 1,114百万円 | 11.6% |
20.9-11(前々年 第4四半期) | 8,660百万円 | 492百万円 | 5.7% |
20.6-8(前々年 第3四半期) | 13,735百万円 | 1,145百万円 | 8.3% |
20.3-5(前々年 第2四半期) | 8,758百万円 | 585百万円 | 6.7% |
業績は時期によってバラつきがありますが、今回は大きく伸びています。
当社グループは、リノベーションマンション業界のリーディングカンパニーとして未
来に亘り業界をリードし、お客様に価値を生み続ける存在であり続けたいとの思いから、以下の目標及び基本方針
を掲げ、事業の発展へ取り組んでおります。
イ.目標
・リノベーションで日本の住宅を変える × イノベーションで不動産業界を変える
ロ.基本方針
・リノベーション:物件保有・供給ともに業界内で圧倒的な存在感の発揮、リノベーション総合企業への進化
・イノベーション:不動産 × ITへの挑戦・積極投資により、新たな収益機会・社会的価値の創出
当連結会計年度においては、過去最高益の連続更新を目指し、リノベマンション事業に注力し、営業エリアの拡
大や子会社仲介機能の拡充を通して物件購入・供給量の増加に努めております。また、自己資本比率の維持・向上
へ向け、財務基盤の一層の強化に取り組んでまいります。
当第1四半期連結累計期間は、積極的な物件購入が奏功して物件供給量が増加するとともに、商品力の一層の強
化に努め、その結果、当社グループ全体では売上高12,312,669千円(前年同四半期比28.5%増)、営業利益2,098,232
千円(同88.3%増)、経常利益1,957,865千円(同102.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,345,923千円(同
98.7%増)と大幅な増収増益となり、第1四半期連結累計期間としては過去最高となる利益を計上しました。
スターマイカHDのセグメント別の業績
スターマイカHDのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
リノベマンション事業 | 12,123,384千円(29.3%増) | 2,005,171千円(83.4%増) | 16.5% |
インベストメント事業 | ー | -1,431千円 | ー |
アドバイザリー事業 | 334,120千円(20.1%増) | 216,667千円(74.1%増) | 64.8% |
インベストメント事業には売り上げの計上が無いものの、リノベマンション・アドバイザリー事業ともに大きく業績を伸ばしています。
(リノベマンション事業)
リノベマンション事業は、主として賃貸中の分譲中古マンション(左記を投資対象とするファンド等を含む)に
対して投資を行い、ポートフォリオとして賃貸運用しながら、リノベーション等により不動産の価値を向上させて
幅広い消費者層へ販売を行っております。
当第1四半期連結累計期間は、販売戸数が増加する中、積極的な物件購入を行い、賃貸収入は995,626千円(同
0.7%減)とほぼ横ばいとなりました。また、販売面においては、活況な市場の後押しを受け、豊富な販売在庫数を
活かして1室あたりの利益に拘った販売戦略を実行し、販売収入は11,127,758千円(同32.9%増)、販売利益率は
18.9%(同6.3ポイント増)と大幅に上昇いたしました。
この結果、売上高は12,123,384千円(同29.3%増)、営業利益は2,005,171千円(同83.4%増)となりました。な
お、当第1四半期連結累計期間の売上原価に含まれる販売用不動産評価損は、3,682千円となりました。(インベストメント事業)
インベストメント事業は、主として投資リターン獲得を目的に、不動産・事業会社・ファンド等(リノベマンシ
ョン事業の投資対象となる不動産及びファンド等を除く)への投融資を行っております。当第1四半期連結累計期
間は、新たな案件の検討を進めておりますが、売上高の計上はございません。一方、収益不動産等への投資再開の
検討に伴う人件費計上等により、営業損失は1,431千円となりました。(アドバイザリー事業)
アドバイザリー事業は、主として不動産の売買・賃貸仲介、賃貸・建物管理及び金融・不動産分野におけるコン
サルティング等の「フィー(手数料)ビジネス」を行っております。
当第1四半期連結累計期間は、当社グループが販売するリノベーションマンション物件の売買仲介業務が順調に
推移したことに加え、投資家向け売買仲介に伴う手数料収入増加も寄与しました。
この結果、売上高は334,120千円(同20.1%増)、営業利益は216,667千円(同74.1%増)となりました。
続いて、現在のスターマイカHDの株価推移や今後の株価予想についても見ていきましょう。
スターマイカHDの株価推移・今後の株価予想
スターマイカHD(2975)の2022年3月31日時点でのチャートは以下の通り。
【日足チャート】
【週足チャート】
スターマイカHDは2019年に上場しましたが、株価は2019年に一時2,000円を付けてからは低迷し、1,000円~1,600円あたりを推移しています。
3月の中旬あたりから少し株価を戻してきてはいますが、今回の決算を受けて株価はどんな値動きをするでしょうか。
【3月31日時点の指標】
- PER:8.74
- PSR:0.67倍
- PEGレシオ:0.55(PER 8.74 ÷利益成長率15.85)
- 理論株価:1,908円
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
PER・PSRを見るとかなり割安だと言えるのではないでしょうか。
PERが10倍以下で、PSRも1倍割れとなっています。またPEGレシオも1倍を大きく下回っていますので、株価はもっと高いところでも良いかもしれません。
現在、PTSを見ると228円高の1,550円となっています。2021年高値の1,600円をすんなり超えてくれば、一気に理論株価の1,908円あたりまで上昇していくのではないでしょうか。
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