カワチ薬品(2664)の第1四半期決算発表が7月22日に行われました。
次回の決算発表も近づいていますが、割安銘柄として注目のカワチ薬品の前回決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。
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カワチ薬品の決算まとめ 7月22日第1四半期決算発表
【カワチ薬品の概要】
- 時価総額:741億円
- 設立:1980年
- 上場:2000年9月
- 売上高:2703.13億円(20・3)/ 2790億円(21・3予)
- 営業利益:56.75億円(20・3) / 75億円(21・3予)
【特色】栃木・北関東が地盤のドラッグチェーン。東北に展開。中型店の出店に注力中。食品比率が高い
【連結事業】医薬品17、化粧品8、雑貨28、一般食品46 <20・3>
【増益幅拡大】上期はマスク・消毒薬や雑貨・食品に新型コロナや巣ごもり特需、調剤でも取扱店舗増効果出て大幅増益。下期に前期の増税前駆け込み特需や期末コロナ特需の反動減出るも前号比で通期増益幅拡大。上方修正後の会社計画はなお保守的。
【差別化】今期も北関東中心に300~400坪の中型店に絞り集中出店。専門性生かせるドラッグストアへの調剤併設加速。
では早速前回の決算内容を見てみましょう。
2020年7月22日の第1四半期決算内容
発表された決算短信は上記の通り。
会社四季報の半期の予想と比べて高い進捗率となっています。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.3~6(実績) | 73,757百万円 | 3,140百万円 | 3,394百万円 | 4.3% | 96.91円 |
20.3~9(予想) | 145,000百万円 | 3,900百万円 | 4,400百万円 | 2.7% | 130.1円 |
21.3(通期予想) | 276,000百万円 | 5,700百万円 | 6,700百万円 | 2.1% | 197.3円 |
第2四半期の進捗率は、売上高が50.9% 営業利益が80.5%となっており、
通期の進捗率は、売上高が26.7% 営業利益が55.1%となっています。
営業利益の進捗率がかなり高く、第1四半期の決算発表とともに上方修正も行われました。
通期業績予想の修正に関するお知らせ
今回の好決算を受け、利益が大きく修正されています。
【修正の理由】
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、感染予防
関連商品(マスク・消毒関連等)が堅調に推移したことや、緊急事態宣言を受け、不要不急の外出自粛、在宅勤
務や休校等により、生活必需品を中心とした巣ごもり消費関連商材の販売が好調であったこと等から、売上高
は計画を上回りました。一方、利益につきましては、販促活動の自粛等から広告宣伝費や残業時間の削減等に
より販管費が抑制されたこと等もあり、計画を大幅に上回りました。
以上のことから、業績予想につきましては、期初計画発表段階においては、新型コロナウイルス感染症拡大
の影響が事業に与える影響について想定が困難であったため織り込んでおりませんでしたが、当第1四半期連
結累計期間の業績を踏まえ、第2四半期連結累計期間及び通期の業績予想を上記のとおり修正いたします。
新型コロナウィルスが業績に寄与したようで、売上・利益ともに大幅に上回っていることがわかります。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
ラクーンホールディングスの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.4~6(第1四半期) | 73,757百万円(113.6%) | 3,140百万円(379.2%) | 4.3%(330.8%) |
20.1~3(前期 第4四半期) | 68,460百万円(105.4%) | 1,834百万円(336.5%) | 2.7%(337.5%) |
19.10~12(前期 第3四半期) | 65,375百万円(102.7%) | 1,239百万円(117.7%) | 1.9%(111.8%) |
19.7~9(前期 第2四半期) | 71,541百万円(101.1%) | 1,774百万円(104.7%) | 2.5%(104.2%) |
19.4~6(前期 第1四半期) | 64,937百万円 | 828百万円 | 1.3% |
19.1~3(前々期 第4四半期) | 64,659百万円 | 545百万円 | 0.8% |
18.10~12(前々期 第3四半期) | 63,637百万円 | 1,053百万円 | 1.7% |
18.7~9(前々期 第2四半期) | 70,751百万円 | 1,695百万円 | 2.4% |
前期まではそこまで大きな伸びを見せておりませんでしたが、今第1四半期では大きく上昇しています。
新型コロナウィルスの感染が拡大するかどうかにもよるかもしれませんが、今後も大きな成長が期待できるのではないでしょうか。
カワチ薬品のセグメントごとの売上利益
カワチ薬品は単一セグメントのためセグメントごとの記載はありません。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
カワチ薬品の株価推移
カワチ薬品(2664)の2020年9月25日時点での日足チャートは以下の通り。
コロナウィルスの感染拡大から大きく値を伸ばし、1000円台だった株価が3,000円台まで上昇。
7月末に3,200円をつけ、現在は3,000円を少し超えるところで推移しています。
【9月25日時点の指標】
- PER:13.44
- PSR:0.24
- PEGレシオ:0.95(PER13.44÷利益成長率14.1)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
PER、PSR、PEGレシオともに割安の水準となっています。
業種的にPERはそこまで高くならないとは思いますが、この成長率が続くならかなり割安だと言えるでしょう。
コロナの感染状況によって売上・利益の拡大がどこまで続くのかは気になるところですが、株価水準からみればまだまだ上を目指せる株価位置だと言えるのではないでしょうか。
決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
ファンダメンタルで投資する際には決算短信の読み方を詳しく知っているかどうかは非常に重要となってきます。
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