フィードフォース(7068)の第1四半期決算発表が9月30日行われました。
今回発表された決算発表についてまとめてみましたので是非ご覧ください。
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フィードフォース(7068) の決算まとめ 9月3日第1四半期決算発表
【フィードフォースの概要】
- 時価総額:351億円
- 設立:2006年
- 上場:2019年7月
- 売上高:15.26億円(20・5)/ 23.8億円(21・5予)
- 営業利益:4.15億円(20・5) / 6.4億円(21・5予)
【特色】デジタルマーケティングの関連ツールを提供。SaaS事業を育成中。中小事業者の開拓急ぐ
【連結事業】プロフェッショナルサービス69(36)、SaaS31(9) <20・5>
【続 伸】買収したネット広告のアナグラムが通期化。広告運用中心に大企業向けカスタマイズ事業は前半低調。ただ、SaaSはソーシャルログイン軸に堅調。新サービスなどの開発費用増こなし営業益続伸。
【ショッピファイ】急成長続くカナダ発ECプラットフォームと連携強化。連携機能開発に加え新サービスも投入へ。アナグラムを9月に完全子会社化、経営陣も一体化。
では早速今回の決算内容を見てみましょう。
2020年9月30日の第1四半期決算内容
今回発表された決算短信は上記の通り。
会社四季報の半期の予想と比べて高い進捗率となっています。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.6~8(実績) | 551百万円 | 128百万円 | 120百万円 | 23.2% | 4.91円 |
20.6~11(予想) | 1,120百万円 | 280百万円 | 270百万円 | 25% | 20.3円 |
21.5(通期予想) | 2,380百万円 | 640百万円 | 630百万円 | 26.9% | 56.1円 |
半期の進捗率は売上高:49.2%、営業利益:45%となっており、
通期の進捗率も売上高が23.2%、営業利益が20%となっています。
ここまで大きな成長をしてきており、予想も大幅に伸びるとされているフィードフォースにしては少し期待外れの決算といったところでしょうか。
ただ、決算説明資料を見ると、企業側の計画では1Qよりも2Q以降の方が伸びると予定されており、計画比の進捗率は売上・利益ともに100%を超えています。
四半期の売上利益も見てみましょう。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
フィードフォースの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.6~8(第1四半期) | 551百万円(253.9%) | 128百万円(400%) | 23.2%(157.8%) |
20.3~5(前期 第4四半期) | 608百万円(289.5%) | 197百万円(547.2%) | 32.4%(189.5%) |
19.12~2(前期 第3四半期) | 474百万円 | 141百万円 | 29.7% |
19.9~11(前期 第2四半期) | 227百万円 | 45百万円 | 19.8% |
19.6~8(前期 第1四半期) | 217百万円 | 32百万円 | 14.7% |
19.3~5(前々期 第4四半期) | 210百万円 | 36百万円 | 17.1% |
前期に比べて大きく伸びています。
大きく売上利益を上げた前第4四半期には及ばないものの、大きく売上利益を伸ばしてきています。
当社では、「『働く』を豊かにする。~B2B領域でイノベーションを起こし続ける
~」をミッションに掲げ、情報流通の最適化と効果的な広告運用サービス等を提供してきました。データフィード
構築のために当社がこれまでに蓄積した膨大な商品・案件等のデータとその変換・更新ノウハウをもとに、企業が
持つ情報を最適な形に加工し、ターゲットユーザーに対して適切な情報を適切なタイミングで適切なデバイスに提
供することを実現してまいりました。また、当社は各デジタルプラットフォーマーと良好なリレーションを構築し
ており、その関係を活かし当社の複数のサービスを連携させることで、企業の顧客開拓支援にとどまらずユーザー
との継続的な関係強化に資する包括的な支援に努めてまいりました。営業面においては、人員数及び組織的な管理
体制の両面で強化を行い、新規取引先の開拓等の事業展開に対する販売促進活動に注力してまいりました。
この結果、当社グループ(当社及び当社の関係会社)の当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高
551,148千円、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)169,712千円、営業利益128,059千円、経常利益
120,220千円、親会社株主に帰属する四半期純利益27,872千円となりました。
フィードフォースのセグメントごとの売上利益
フィードフォースのセグメントごとの売上・利益も見ておきましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
プロフェッショナルサービス事業 | 411,846千円(261.1%増) | 107,743千円(214.4%増) | 26.2% |
SaaS事業 | 139,301千円(34.7%増) | 25,503千円 | 18.3% |
DX事業 | -5,187千円 |
各事業ともに大きな伸びを見せています。
(プロフェッショナルサービス事業)
エンタープライズを中心とした顧客に対して、プラットフォーム等への広告運用受託サービス「Feedmatic」、
個々のニーズに応じたデータフィードの構築サービス「DF PLUS」、サテライトサイトを生成・自動運用するSEO支
援サービス「Contents Feeder」を提供しております。また、子会社のアナグラム株式会社の業績もプロフェッシ
ョナルサービス事業のセグメント業績に含めております。
当第1四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に加え、季節性の影響による広告
出稿額の減少が見られましたが、概ね当初の見込みどおり推移した結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績
は、売上高411,846千円、セグメント利益107,743千円となりました。
(SaaS事業)
ECサイトの商品情報を元に自動で最適化した広告を出稿することができる広告配信サービス「EC Booster」、デ
ータフィードの作成、管理及び最適化を広告担当者自身で行うことができるデータフィード統合管理サービス
「dfplus.io」、並びにSNS登録情報を利用したWebの会員登録・ログインやダイレクトメッセージ送信による顧客
リーチのサポートサービス「ソーシャルPLUS」を提供しております。
当第1四半期連結累計期間においては、主に売上単価の増加により、各サービスで順調に売上げを積み上げまし
た。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高139,301千円、セグメント利益25,503千円とな
りました。
(DX事業)
当社は、「テクノロジーを使ったデジタルアセット活用の基盤づくり」を通じて企業のデジタル・トランスフォ
ーメーション(DX)を支援する新サービスの展開を予定しております。このため、当第1四半期連結会計期間より
新事業の立ち上げ及び業容拡大を目的として、「DX事業」を新設いたしました。
当第1四半期連結累計期間においては、主に新事業の開発に係る支出を研究開発費として計上し、セグメント損
失5,187千円となりました。
フィードフォースの株価推移
フィードフォース(7068)の2020年9月30日時点での日足チャートは以下の通り。
2,000円前後で推移していた株価ですが子会社アナグラムを完全子会社化した6月22日のニュース以降大きく上昇し、一時3倍以上の7,000円を付ける場面もありました。
このところ調整してきていますが上昇トレンドはキープするのかといったところでしょうか。
9月30日の場中に決算発表があり、発表後は大きく値上がりしたものの当日は270円のマイナスになっています。
【9月30日時点の指標】
- PER:96.61
- PSR:21
- PEGレシオ:2.65(PER96.61÷利益成長率36.5)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
株価水準は割高ではあるものの、人気の高い銘柄でまだ上がる余地は充分にあるのではないでしょうか。
今回の決算ではQoQで減少減益となり、株価が数日下落する可能性もありますが、企業側の考える進捗率では100%を超えており順調な決算だったと言えるでしょう。
大きく下落する場面があれば仕込むチャンスではないでしょうか。
決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
ファンダメンタルで投資する際には決算短信の読み方を詳しく知っているかどうかは非常に重要となってきます。
私自身、ファイナンシャルアカデミーで株式投資の基礎を学びました。
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