先日、一覧でご紹介した超絶決算や好決算の一覧から個別の企業をご紹介します。
今回は2020年8月14日に第2四半期の決算発表を行った4448:チャットワークについてご紹介します。
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超絶決算銘柄:Chatwork チャットワーク(4448) 8月14日 第2四半期決算発表
【Chatwork チャットワークの概要】
- 時価総額:571億円
- 設立:2005年
- 上場:2019年9月
- 売上高:18.15億円(19・12) / 27億円(20・12予)
- 営業利益:0.77億円(19・12) / 2.8億円(20・12予)
【特色】クラウド型ビジネスチャットツールを開発・販売。広告表示や容量制限のない有料版が収益源
【単独事業】Chatwork88(-1)、セキュリティ12(45) <19・12>
【波に乗る】新型コロナ禍でのテレワーク需要が追い風、ビジネスチャット好調。下期にかけ課金ID数の伸び加速。値上げや営業体制強化も奏功。開発人件費の資産計上で採算改善が想定超。前号比で営業益増額。
2020年8月14日の第2四半期決算内容
今回発表された第2四半期の決算短信は上記の通り。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.1~6月(実績) | 1154百万円 | 225百万円 | 226百万円 | 19.5% | 6.22円 |
20.1~6月(予想) | 1200百万円 | 130百万円 | 130百万円 | 10.8% | 3.3円 |
20.12(通期予想) | 2,700百万円 | 280百万円 | 270百万円 | 10.4% | 7.1円 |
当初の会社四季報予想よりも売上は少し届きませんでしたが、利益は大幅な上振れをしています。
通期の進捗率を見ても80.4%とかなり大きく利益が伸びていることがわかります。
今回の決算発表に合わせ、通期業績予想の修正も行われました。
通期業績予想の修正(上方修正)
修正の理由は下記となっております。
2020 年 12 月期通期業績予想につきましては、全体売上高は前事業年度比 30%以上、Chatwork 事業では同
40%以上の成長とし、競合・市場環境に対応し、機動的な投資判断が必要との観点から、営業利益以下の各段
階利益については黒字を継続としつつ、具体的な金額予想は未定としておりましたが、現時点で入手可能な情
報に基づいて 2020 年 12 月期通期業績予想を算定いたしましたので、公表いたします。
2020 年 12 月期第2四半期累計期間においては、順調に成長を続けております。第3四半期以降に関しまし
ても新型コロナウイルス感染症による影響は追い風ではあるものの、社会情勢が流動的であることや、引き続
き競合・市場環境の変化に柔軟に対応するために機動的な投資を進める方針であるため蓋然性の高い情報の開
示が難しい一方、投資家の皆様に対して有用かつ合理的な情報提供をおこないたいという観点から、通期業績
予想の開示をレンジ方式による開示とすることにいたしました。
全体売上高につきましては前事業年度比+35%~+40%と期初の業績予想を上回る見通しでございます。
Chatwork 事業の売上高は同+35%~+40%となる見通しでございます。レンジ上限につきましては新型コロナウ
イルス感染症によるテレワーク需要が引き続き増加した場合を想定しております。
売上総利益以下の段階利益につきましてはシステム原価の資産計上、コスト効率の改善により前事業年度を
大幅に上回る見通しとなっております。業績見通しの詳細は下記の通りでございます。売上高 2,450 百万円 ~ 2,541 百万円 (前期比) +35%~+40%
Chatwork 事業 売上高 2,159 百万円 ~ 2,239 百万円 (前期比) +35%~+40%
売上総利益 1,786 百万円 ~ 1,870 百万円 (前期比) +58%~+66%
営業利益 231 百万円 ~ 359 百万円 (前期比) +197%~+363%
経常利益 233 百万円 ~ 363 百万円 (前期比) +274%~+483%
当期純利益 272 百万円 ~ 421 百万円 (前期比) +344%~+587%(注)上記の業績予想につきましては、現時点で当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、
今後の様々な要因によりこれら予想数値とは異なる場合があります。
四半期ごとの売上なども見てみましょう。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
チャットワークの直近四半期の売上利益は以下の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.4~6(第2四半期) | 613百万円 | 140百万円 | 22.8% |
20.1~3(第1四半期) | 541百万円 | 85百万円 | 15.7% |
19.10~12(前期 第4四半期) | 503百万円 | 16百万円 | 3.2% |
19.7~9(前期 第3四半期) | 459百万円 | 6百万円 | 1.3% |
2019年9月上場の企業のため、前年四半期の売上・利益の開示はありませんが、四半期ごとに大きな成長をしていることがわかります。
Chatworkは18年12月期までは赤字になっておりましたが、19年12月期に黒字化し、今期は大きく利益を伸ばすことが想定されます。
続いて、セグメントごとの売上利益も見ていきましょう。
Chatworkのセグメントごとの売上利益
Chatworkのセグメントごとの売上利益も見ておきましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
Chatwork事業 | 987,946千円 | 138,512千円 | 14% |
セキュリティ事業 | 166,678千円 | 86,748千円 | 52% |
前年との比較はありませんが、前四半期との比較をしてみると、
Chatwork事業:売上高 211.5%(前四半期467,194千円) 営業利益278.9%(前四半期49,671千円)
セキュリティ事業:売上高223.2%(前四半期74,669千円) 営業利益241.4%(前四半期35,941千円)
いずれも2倍以上の伸びとなっています。
Chatworkの株価推移
チャットワーク(4448)の2020年8月26日時点での日足チャートは以下の通り。
19年9月に上場してから右肩下がりで下落が続いていましたが、コロナショック後に一変し、上昇を続けていっています。
一時600円まで落ちていた株価ですが、1,800円を超える場面もありました。
今回の決算発表(8月14日)は好感されて大幅上昇から始まりましたが寄り天となり、その後上げる場面もありつつ、横ばいとなっています。
【8月25日時点の指標】
- PER:220.54
- PSR:33.24
- PEGレシオ:0.84(PER220.54÷利益成長率263)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
PERが220とかなり高く感じますが、前期は一株益が低かったため、PERでは考えないほうが良いでしょう。
ただ、PSRも高いため、指標としては割高かもしれませんが、PEGレシオを算出してみると1を下回る数値となっており、今後の成長を考えるとまだまだ投資価値はあるのではないかと思います。
今回の決算で大きな上昇はしていませんが、1800円を超えればまた上昇トレンドに乗って上昇していくのではないでしょうか。
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