決算予想

サイバーリンクス(3683)の決算予想 決算発表日:11月13日第3四半期決算

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サイバーリンクス(3683)の第3四半期決算発表が11月13日に迫ってきました。

コロナ禍でも業績を伸ばしている企業のひとつですが、今四半期はどのような決算が出るのかは注目です。

そこで、次回のサイバーリンクスの決算がどうなるのか、過去の決算発表をもとに調べてみました。

是非ご覧ください。

 

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サイバーリンクス(3683)の決算予想 決算発表日:11月13日第3四半期決算

【サイバーリンクスの概要】

  • 時価総額:95.7億円
  • 設立:1964年
  • 上場:2014年3月
  • 売上高:104.49億円(19.12)/ 138億円(20・12予)
  • 営業利益:4.49億円(19・12) / 9億円(20・12予)

【特色】食品流通・公共向けシステムをクラウド提供。和歌山地盤に全国展開。ドコモ販売で半分稼ぐ

【連結事業】ITクラウド67(4)、モバイルネットワーク33(11) <19・12>

【独自増額】買収会社年商20億円カサ上げ。食品向けクラウドが巣ごもり需要捉え好調。自治体向け防災案件の採算向上が想定超。前号比で営業増益幅拡大。増配も。21年12月期は防災関連一服。営業益小反落。

【電子化】総務・経産省の電子委任状取扱業務認定取得。電子化ビジネス参画に弾み。コロナ禍で高まる非対面ニーズに対応。卸・小売り間商談プラットフォーム構築加速。

 

まずは前回の決算発表を見てみましょう。

 

2020年8月13日の第2四半期決算内容

前回発表された第2四半期の決算短信は上記の通り。

会社四季報の予想と比べ、大きく数字を上回っています。

売上高 営業利益 経常利益 利益率 1株益
20.1~6月(実績) 6,393百万円 475百万円 487百万円 7.4% 63.7円
20.12月(通期予想) 13,800百万円 900百万円 900百万円 6.5% 106.6円
21.12(来期予想) 13,500百万円 800百万円 800百万円 5.9% 94.9円

通期の進捗率は、売上高:46.3%、営業利益:52.8%となっています。

今期は前期に比べて大きく伸びておりますが、21年12月期の予想が減収減益となっているのは少し気になる要因です。

 

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

サイバーリンクスの直近四半期の売上利益は以下の通り。

売上高 営業利益 利益率
20.4~6(第2四半期) 3,004百万円(112.7%) 191百万円(199.0%) 6.4%(177.8%)
20.1~3(第1四半期) 3,389百万円(118.0%) 284百万円(151.9%) 8.4%(129.2%)
19.10~12(前期 第4四半期) 2,406百万円(88.8%) -9百万円(-) -0.4%(-)
19.7~9(前期 第3四半期) 2,507百万円(107.2%) 175百万円(107.4%) 7.0%(100%)
19.4~6(前期 第2四半期) 2,665百万円 96百万円 3.6%
19.1~3(前期 第1四半期) 2,871百万円 187百万円 6.5%
18.10~12(前々期 第4四半期) 2,709百万円 131百万円 4.8%
18.7~9(前々期 第3四半期) 2,339百万円 163百万円 7.0%

今期は第1四半期・第2四半期ともに増収増益となっています。

 

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状
況にありますが、このところ持ち直しの動きが見られます。今後の先行きにつきましては、感染拡大の防止策を講
じつつ、社会経済活動のレベルを段階的に引き上げていくなか、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、感
染症が内外経済に与える影響に十分注意する必要があります。また、「令和2年7月豪雨」等の経済に与える影響
や、金融資本市場の変動に十分留意する必要があります。
当社グループの主要顧客である流通食品小売業におきましては、感染症の影響が続く中、様々な対策を講じなが
ら事業継続が図られ、国民生活を支える重要産業としての役割が果たされております。また、これに伴い、流通食
品小売業の事業基盤の一端を担うITサービスの社会的意義も増大しております。他方、中長期的な視点に立て
ば、流通食品小売業は、人口減少に伴う市場縮小の脅威にさらされていることに加え、共働き世帯や単身世帯の増
加といったライフスタイルの多様化を背景に、コンビニエンスストア、ドラッグストア、インターネット販売事業
者など他業態との競争激化、さらには、キャッシュレス決済普及への対応、人手不足や最低賃金の引き上げによる
人件費の高止まりといった問題に直面しております。このように厳しさを増す経営環境を打開するためには、店舗
運営の効率化や、卸売業及び製造業とのビジネスコミュニケーションの円滑化など、生産性向上に向けた取組が不
可欠となっております。
官公庁におきましては、感染症の拡大防止と社会経済活動の両立に向け、様々な検討・取組が進められておりま
す。いわゆる「ウィズコロナ」を前提とした社会経済の在り方の模索は、従来から進められてきた官公庁における
IT利活用をさらに加速させる可能性があります。国においては、全省庁のシステムのクラウドサービスへの切り
替え、マイナンバーカード保有者にポイントを付与する「マイナポイント」制度によるマイナンバーカード普及の
加速、紙や対面に基づく様々なやりとりをサイバー空間において実現するためのデータ流通基盤となる「トラスト
サービス」の整備、すべての小中学生を対象に1人1台のパソコンを配備する「GIGAスクール」構想に基づく
教育ネットワークの充実等の取組が進められております。また、自治体におきましては、AI、RPAツール
(注)の利活用が広がり、定着し始めております。一方、近年わが国においては大規模な自然災害が頻発してお
り、国民の間で、防災・減災への関心が高まっております。いかなる状況においても、住民が、必要な情報を速や
かに受け取ることができる仕組みの整備など、安全安心を確保するための取組が求められております。
このような状況のもと、当社グループは「LINK Smart~もたず、つながる時代へ~」をブランドコン
セプトとして定め、「シェアクラウド(共同利用型クラウド)」による安心、安全、低価格で高品質かつ高機能な
クラウドサービスの提案を積極的に進めてまいりました。
携帯電話販売市場におきましては、感染症の流行拡大に伴う緊急事態宣言の発出を受け、ドコモショップにおい
て営業時間短縮や受付業務縮小等の措置を講ずるなど、端末販売は大きな影響を受けております。また、2019年6
月に、株式会社NTTドコモの料金体系が、端末価格と通話・通信サービスの利用料を分離する、いわゆる「分離
プラン」に移行して以来、消費者の端末購入意欲が薄れていることに加え、通信キャリアの新規参入やMVNO事
業者(注)の台頭による競争環境の激化、オンラインでの端末購入が普及していくことに伴うドコモショップの位
置づけの変化などが予想されます。5Gサービスの開始による新たな需要の創出や、2026年3月に予定されている
3Gサービス終了に向けた端末買い替え需要の喚起も期待されますが、市場環境の厳しさは増しております。
このような状況のもと、当社グループは、応対品質の維持・向上に努め、顧客ロイヤルティを高める取組に注力
してまいりました。以上の結果、当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高6,393,447千円(前年同期比
15.5%増)、営業利益475,034千円(前年同期比67.5%増)、経常利益487,797千円(前年同期比68.4%増)、親会
社株主に帰属する四半期純利益328,927千円(前年同期比84.4%増)となりました。

 

サイバーリンクスのセグメントごとの売上利益

サイバーリンクスのセグメントごとの売上・利益も見てみましょう。

セグメント 売上高 営業利益 利益率
ITクラウド事業 5,033,120千円(40.8%増) 447,353千円(158.6%増) 8.9%
モバイルネットワーク事業 1,360,327千円(30.6%減) 189,965千円(21.2%減) 14.0%

 

① ITクラウド事業
流通業向けクラウドサービス分野におきましては、当社グループの主力サービスである流通食品小売業向け基
幹業務クラウドサービス「@rms基幹」や、卸売業向けのクラウド型EDIサービスなどの提供拡大により、
定常収入(注)が増加
しました。一方、システム開発や機器販売といった定常収入以外の売上は前年同期に比べ
減少
しました。また、企業間連携プラットフォーム「C2Platform」の新機能開発にかかる研究開発費
や、「@rms基幹」次期バージョンの開発投資にかかるソフトウェア償却費が増加しました。一方で、出展を
予定していた展示会が感染症の影響により中止されたことによる広告宣伝費の減少、顧客訪問の自粛による旅費
交通費の減少、のれん償却の減少等により販売費および一般管理費が減少しました。これらの結果、売上高はほ
ぼ前年同期並みとなり、利益は前年同期を上回りました。
官公庁向けクラウドサービス分野におきましては、防災行政無線デジタル化工事の需要が当連結会計年度にピ
ークを迎えることに加え、前連結会計年度に取得した連結子会社業績の寄与もあり、売上高は前年同期を大幅に
上回りました
。また、連結子会社における決算体制強化など費用増加の要素があったものの、工事案件やシステ
ム案件の粗利率が上昇した影響もあり、利益につきましても前年同期を上回りました

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は5,033,120千円(前年同期比40.8%増)、セグメン
ト利益(経常利益)は447,353千円(前年同期比158.6%増)となりました。

② モバイルネットワーク事業
モバイルネットワーク事業におきましては、感染症の流行を踏まえた株式会社NTTドコモの方針に従い、
2020年4月8日から同年5月31日までの間、ドコモショップの営業時間を原則午後4時までに短縮し、また、店
頭での受付業務を縮小する等の措置を講じました。このことにより、端末販売は前年同期を大きく下回りまし
。また、スマートフォンの売れ筋が低価格帯モデルにシフトしてきていることに伴い、端末販売単価も前年同
期を下回りました
。端末販売単価の低下に伴い相対的に端末一台あたりの粗利率が上昇したことや、重点目標達
成に伴う株式会社NTTドコモからのインセンティブ収入が前年同期を上回ったこと等により利益率は向上しま
したが、売上高、利益ともに前年同期を下回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,360,327千円(前年同期比30.6%減)、セグメン
ト利益(経常利益)は189,965千円(前年同期比21.2%減)となりました。

 

 

 

サイバーリンクスの株価推移

サイバーリンクス(3683)の2020年11月2日時点での日足チャートは以下の通り。


9月中旬から株価が大幅に上昇しています。

官公庁DX関連で一気に株価が伸びました。

 

【11月2日時点の指標】

  • PER:35.64
  • PSR:1.80
  • PEGレシオ:0.60(PER35.64÷利益成長率59.25)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

PER・PSRは割高水準ではあるものの、利益成長率を考えるとまだ割高とは言えない水準。

 

 

サイバーリンクスの決算予想まとめ

11月13日のサイバーリンクスの決算発表を前に、過去の決算発表を調べてみました。

PERやPSRは割高ではあるものの、PEGレシオを見ると株価は割安だといえる水準にあります。

ただ、直近はDX関連銘柄ということもあり、株価が急上昇しました。

業績も伴っている銘柄ですが、次回決算での期待値は上がっており、期待値を超える決算数字となるかは難しいところです。

期待を超えない場合は大きく下がる可能性もありますので、決算発表を待ち、数字を確認してからの投資が良いのではないかと思います。

 

  • 投資判断:ー 見送り

※投資はご自身の判断にて行っていただきますようお願いします。

 

決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。

ファンダメンタルで投資する際には決算短信の読み方を詳しく知っているかどうかは非常に重要となってきます。

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