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ダイコー通産(7673)の決算まとめ 10月8日第一四半期決算発表

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ダイコー通産(7673)の第一四半期決算発表が10月8日に行われました。

今回の決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。

 

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ダイコー通産(7673)の決算まとめ 10月8日第一四半期決算発表

【ダイコー通産の概要】

  • 時価総額:65億円
  • 設立:1975年
  • 上場:2019年3月
  • 売上高:155.44億円(20・5)/ 165億円(21・5予)
  • 営業利益:7.63億円(20・5) / 8.1億円(21・5予)

【特色】電線・ケーブル、通信機器などの商社。通信工事施工会社、通信事業者、電力会社などが顧客

【単独事業】ケーブル24、材料50、機器26、他0 <20・5>

【順 調】CATVの大容量化、自治体防災無線のデジタル化、5G基地局整備など情報通信関連の投資が活発。光ケーブルや通信機器、部材の出荷は順調増。営業増益。営業外の市場変更費用剥落。連続増配。

【増 設】防災無線、CATVなど地方需要開拓。サービス向上で既存12営業所から増設検討。政府のGIGAスクール構想でLANケーブル、通信機器需要増に狙い。

 

では早速今回の決算内容を見てみましょう。

 

2020年10月9日の通期決算内容

発表された通期の決算短信は上記の通り。

売上高 営業利益 経常利益 利益率 1株益
20.6~8(今回発表) 3,960百万円 167百万円 201百万円 4.2% 21.91円
20.6~11(四季報予想) 7,900百万円 320百万円 350百万円 4.1% 46.9円
21.5(四季報予想) 16,500百万円 810百万円 840百万円 4.9% 106.9円

第2四半期の四季報予想に対する進捗率は、売上高が50.1% 営業利益は52.2%となっており、

通期の進捗率は、売上高が24% 営業利益が20.6%となっています。

悪くはないものの、良くもないと言ったところでしょうか。

 

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

ダイコー通産の四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。

売上高 営業利益 利益率
20.6~8(第1四半期) 3,960百万円(115.1%) 167百万円(168.7%) 4.2%(144.8%)
20.3~5(前期 第4四半期) 4,221百万円(123.6%) 243百万円(157.8%) 5.8%(128.9%)
19.12~2(前期 第3四半期) 4,128百万円(101.4%) 211百万円(89.4%) 5.1%(87.9%)
19.9~11(前期 第2四半期) 3,754百万円 210百万円 5.6%
19.6~8(前期 第1四半期) 3,441百万円 99百万円 2.9%
19.3~5(前々期 第4四半期) 3,414百万円 154百万円 4.5%
18.12~2(前々期 第3四半期) 4,069百万円 236百万円 5.8%

前年同期比では大きく増加しています。

ただ、QoQでは売上高・営業利益とも下がっています。

 

当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による政府の緊急事態宣言が解除
されたものの、経済活動の回復に向けた動きは鈍く、企業収益や景況感の悪化、個人消費の減退など極めて厳しい
状況で推移し、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社が事業展開するCATV及び情報通信関連分野におきましては、IoTやAIといった新たな技術革新を支
える伝送路のデータ伝送量増加に対応するため、光伝送路構築やFTTH(※)等の通信インフラ基盤の大容量化
が継続しております。また、これらの高速通信網を教育現場で活用する文部科学省推進のGIGAスクール構想の
実現に向けて、市況は活発になっております。防災関連分野におきましては、地方自治体防災システムのデジタル
化への更新が続いております。
※FTTHとは、Fiber to the Homeの略。通信事業者の設備から利用者建物等までを光ファイバー
ケーブルでつなぐアクセス方式。
このような状況のなか、多種多様の商品をワンストップで提供可能な体制と、過去の大型案件受注により得たノ
ウハウをお客様から評価していただき、FTTH案件や防災行政無線案件、GIGAスクール構想案件等を多数受
した結果、当第1四半期累計期間の売上高は3,960,579千円(前年同四半期比15.1%増)、売上総利益は630,500
千円(前年同四半期比15.3%増)、営業利益は167,728千円(前年同四半期比68.1%増)、経常利益は201,192千円
(前年同四半期比97.3%増)、四半期純利益は116,837千円(前年同四半期比91.5%増)となりました。

 

 

 

ダイコー通産のセグメントごとの売上利益

ダイコー通産のセグメントごとの売上・利益も見ておきましょう。

セグメント 売上高 営業利益 利益率
ケーブル 1,153,639千円(117.8%) 174,389千円(113.6%) 15.1%
材料 2,031,556千円(122.1%) 367,573千円(121.7%) 18.1%
機器 773,834千円(98.4%) 88,294千円(98.2%) 11.4%
その他 3,960,579千円(115.1%) 630,500千円(115.3%) 15.9%

 

ケーブル
GIGAスクール構想案件を含む屋内通信設備案件の受注によりLANケーブルの販売が好調に推移したことか
ら、売上高は1,153,639千円(前年同四半期比17.8%増)、売上総利益は174,389千円(前年同四半期比13.6%増)
となりました。

材 料
GIGAスクール構想案件を含む屋内通信設備案件や防災行政無線案件の受注により、LAN材料や架空幹線等
に使用する材料販売が好調に推移
したことから、売上高は2,031,556千円(前年同四半期比22.1%増)、売上総利益
は367,573千円(前年同四半期比21.7%増)となりました。

機 器
FTTH案件で使用する光通信機器の販売が減少したことから、売上高は773,834千円(前年同四半期比1.6%
減)、売上総利益は88,294千円(前年同四半期比1.8%減)となりました。

そ の 他
その他は主に電気通信工事であり、売上高は1,550千円(前年同四半期比87.1%減)、売上総利益は242千円(前
年同四半期比82.4%減)となりました。

 

 

ダイコー通産の株価推移

ダイコー通産(7673)の2020年10月8日時点での日足チャートは以下の通り。

前回決算(7月7日)では増収増益だったものの四季報予想を下回ったこともあり、翌日高く始まるものの下落し、その後も調整が続きましたが今回の決算を前にして前回決算あたりの株価まで戻ってきています。

今回の決算を期待しての買いもあったと思いますがどう反応するでしょうか。

 

【10月8日時点の指標】

  • PER:14.40
  • PSR:0.53
  • PEGレシオ:2.32(PER14.40÷利益成長率6.2)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

PERやPSRは割安水準にあるものの、PEGレシオを見ると割安とは言えるでしょう。

ただ、今回の決算は期待を上回ったものだと言えるでしょうか。

前年同期比でみると大きく上回りましたが、QoQでは減少しています。

今日は上昇する可能性もありますが、下落する可能性もあります。

ただ、指標的にはまだ割安の部類だと思いますので高値掴みには注意しながら投資してみるのが良いのではないでしょうか。

 

 

 

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