デジタルハーツホールディングス(3676)の第2四半期決算発表が11月10日に行われました。
コロナ禍でも業績を伸ばしており、サイバーセキュリティ関連としても注目されている企業。
コロナショック以降、上昇トレンドを形成しているデジタルハーツですが、今回の決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。
年末相場も近づく11月、秋深まり、冬が近づくこの時期は、【高騰期待銘柄】の大収穫期!!
【好決算】デジタルハーツHD(3676) は割安好業績のサイバーセキュリティ関連銘柄!
【デジタルハーツホールディングスの概要】
- 時価総額:247億円
- 設立:2013年
- 上場:2013年10月
- 売上高:211.38億円(20・3)/ 230億円(21・3予)
- 営業利益:13.94億円(20・3) / 16.5億円(21・3予)
据え置き機、モバイル向けゲームソフトの不具合検出(デバッグ)が主力。非ゲーム分野を開拓中。
今回の決算内容を見てみましょう。
2020年11月10日の第2四半期決算内容
発表された決算短信は上記の通り。
売上高 | 営業利益 | 税前利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.4~9(実績) 今回発表 | 10,531百万円 | 527百万円 | 570百万円 | 5.0% | 16.50円 |
20.4~9(四季報予想) | 10,300百万円 | 450百万円 | 450百万円 | 4.4% | 13.9円 |
21.3(通期四季報予想) | 23,000百万円 | 1,650百万円 | 1,650百万円 | 7.2% | 53.4円 |
第2四半期の四季報予想に対する達成率は、売上高が106.4% 営業利益が181.4%となっており、
通期の上方修正も行われました。
売上高が5.5%増、営業利益が17.8%増となっています。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
メイコーの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.7~9(第2四半期) | 5,438百万円(103.9%) | 369百万円(112.2%) | 6.8% |
20.4~6(第1四半期) | 5,093百万円 | 158百万円 | 3.1% |
20.1~3(前期 第4四半期) | 5,461百万円 | 328百万円 | 6.0% |
19.10~12(前期 第3四半期) | 5,455百万円 | 548百万円 | 10.0% |
19.7~9(前期 第2四半期) | 5,234百万円 | 329百万円 | 6.3% |
19.4~6(前期 第1四半期) | 4,988百万円 | 189百万円 | 3.8% |
19.1~3(前々期 第4四半期) | 4,761百万円 | 364百万円 | 7.5% |
18.10~12(前々期 第3四半期) | 5,060百万円 | 464百万円 | 9.2% |
直近の四半期決算を見ると、YoY、QoQともに上昇しています。
当社グループを取り巻くデジタル関連市場においては、IoT(Internet of Things)の進展やスマートデバイスの普
及拡大等を背景に、コンテンツやサービスの多様化が急速に進んでおります。その一方、各企業においては、その
開発及び運用を支えるIT人材が慢性的に不足していることから、ソフトウェアの開発、テスト、保守・運用等の支
援サービスを提供している当社グループの収益機会は、今後も引き続き拡大するものと見込んでおります。
このような状況のもと、当社グループでは、「アジアNo.1の総合テスト・ソリューションカンパニー」となるこ
とを目指し、現在「第二創業期」として、主力事業であるエンターテインメント事業のさらなる成長の追求及びエ
ンターテインメント事業に続く第二の収益の柱を育てるべくエンタープライズ事業の拡大に注力しております。
当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、エンターテインメント事業の
業績が一時的に縮小したものの、エンタープライズ事業においては、需要が拡大しているシステムテストやセキュ
リティサービスの案件を確実に獲得することで大幅増収及び収益性の改善を実現致しました。その結果、当第2四半
期連結累計期間の売上高は10,531,202千円(前年同四半期比3.0%増)、営業利益は527,590千円(前年同四半期比
1.8%増)、経常利益は570,358千円(前年同四半期比11.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は355,791千
円(前年同四半期比28.1%増)となりました。
デジタルハーツホールディングスのセグメントごとの売上利益
デジタルハーツホールディングスのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
エンターテインメント事業 | 7,466,666千円(8.1%減) | 1,217,192千円(18.2%減) | |
エンタープライズ事業 | 3,064,536千円(46.3%増) | △28,845千円(-) |
① エンターテインメント事業
当セグメントでは、主に、コンソールゲーム、モバイルゲーム、アミューズメント機器のデバッグ、ゲームの
受託開発、プロモーション活動支援等のサービスを提供しております。(ⅰ)デバッグ
デバッグサービスでは、主に、コンソールゲーム、モバイルゲーム、アミューズメント機器を対象に、ソ
フトウェアの不具合をユーザー目線で検出し顧客企業に報告するデバッグサービスや翻訳・ローカライズサ
ービス等を提供しております。
当第2四半期連結累計期間は、テスターが在宅でデバッグの一部を行うことができる「リモートデバッ
グ」を新たに開始するなど、新型コロナウイルスの感染防止を徹底しながらも安定的にサービスを提供でき
る体制を構築するとともに、顧客企業との強固な関係を活かした提案型の営業活動を展開することで、下期
以降に発売される新規タイトル案件の獲得に注力して参りました。また、テストセンターであるLab.の統廃
合や出張費、交際費といった経費の削減等、コストコントロールの強化を図って参りました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、顧客企業におけるタイトル開発に一部遅延や
延期が発生したことにより、当第2四半期連結累計期間のデバッグサービスの売上高は6,258,283千円(前年
同四半期比9.6%減)となりました。(ⅱ)クリエイティブ
クリエイティブサービスでは、ゲーム開発や2D/3Dグラフィック制作等、コンテンツ制作におけるクリエイ
ティブ領域全般にわたる制作サポートサービスを提供しております。
当第2四半期連結累計期間は、モバイルゲームの市場環境の変化により、引き続き厳しい受注環境が継続す
るなか、営業力や提案力の向上に努め新規案件を獲得するとともに、各プロジェクトの採算管理を徹底する
ことで、利益体質の維持に努めて参りました。
その結果、当第2四半期連結累計期間のクリエイティブサービスの売上高は679,017千円(前年同四半期比
3.2%増)となりました。(ⅲ)メディア及びその他
メディア及びその他のサービスでは、日本最大級の総合ゲーム情報サイト「4Gamer.net」等の運営やカス
タマーサポートサービス等を提供しております。
当第2四半期連結累計期間は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、国内イベント関連の案件受注
や「4Gamer.net」への新規広告掲載が減少致しました。その一方、カスタマーサポートサービスでは、安定
的に案件を獲得致しました。
その結果、当第2四半期連結累計期間のメディア及びその他サービスの売上高は529,364千円(前年同四半
期比2.8%減)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のエンターテインメント事業の売上高は、7,466,666千円(前年同
四半期比8.1%減)、セグメント利益は1,217,192千円(前年同四半期比18.2%減)となりました。
② エンタープライズ事業
当セグメントでは、主に、エンタープライズシステムを対象とするシステムテスト及び受託開発サービスや、
ヘルプデスクをはじめとするITサポート、セキュリティ等のサービスを提供しております。
エンタープライズ事業におけるサービス別の売上高は以下のとおりであります。(ⅰ)システムテスト
システムテストサービスでは、主に、エンタープライズシステムの不具合を検出するサービスを提供して
おります。
当第2四半期連結累計期間は、第二創業期以降注力してきたエンジニアをはじめとする人材投資の効果が
徐々に発現し、従来得意としていたWebサービスやビジネスアプリのテストだけではなく、業務システムやク
ラウド移行に係るテスト等、より高い専門性が求められる案件の獲得が順調に進みました。また、効率的な
オペレーションの実施により、各プロジェクトの大幅な収益性の改善を実現致しました。
その結果、当第2四半期連結累計期間のシステムテストサービスの売上高は、前期連結子会社化した
LogiGearグループの業績寄与の影響もあり、1,565,469千円(前年同四半期比56.4%増)と大幅な増収を達成
致しました。
(ⅱ)ITサービス・セキュリティ
ITサービス・セキュリティサービスでは、システムの受託開発やITサポート、セキュリティ等のサービス
を提供しております。
当第2四半期連結累計期間は、システムの受託開発サービスが引き続き好調に推移するとともに、セキュリ
ティサービスにおける新規顧客開拓が順調に進展致しました。
その結果、当第2四半期連結累計期間のITサービス・セキュリティサービスの売上高は1,499,066千円(前
年同四半期比37.1%増)と好調に推移致しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のエンタープライズ事業の売上高は、3,064,536千円(前年同四半期比
46.3%増)と大幅な増収を達成致しました。一方利益につきましては、28,845千円のセグメント損失となったも
のの、前年同四半期比では損失額を大幅に縮小致しました。
デジタルハーツホールディングスの株価推移
デジタルハーツホールディングス(3676)の2020年11月24日時点でのチャートは以下の通り。
【日足チャート】
【週足チャート】
コロナショックまでは下降トレンドを形成していましたが、4月以降はコロナ禍の巣ごもり需要などもあり上昇トレンドとなっております。
ただ、株価水準は2018年とくらべてもまだまだ低いところに位置しています。
【11月20日時点の指標】
- PER:21.82
- PSR:1.11
- PEGレシオ:0.58(PER21.82÷利益成長率45.4)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
業績は増収増益で、現在の株価水準はまだまだ割安だと言えるでしょう。
PEGレシオが1倍を割れており、またチャートを見てもまだまだ上昇が見込める銘柄ではないでしょうか。
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決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
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