先日、一覧でご紹介した超絶決算や好決算の一覧から個別の企業をご紹介します。
今回は2020年7月30日に第2四半期の決算発表を行った3630:電算システムについてご紹介します。
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超絶決算銘柄:電算システム(3630) 7月30日 第2四半期決算発表
【電算システムの概要】
- 時価総額:344億円
- 設立:1967年
- 上場:2008年10月
- 売上高:402.02億円(19・12) / 415億円(20・12予)
- 営業利益:22.68億円(19・12) / 23.2億円(20・12予)
電算システムは情報処理サービス開発の中堅企業。
払込票決済など収納代行を拡大しており、グーグルの販売代理店展開も行っております。
2020年7月30日の第2四半期決算内容
今回発表された第2四半期の決算短信は上記の通り。
会社四季報の予想と比べ、大きく数字を上回っています。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.1~6月(実績) | 21,871百万円 | 1,683百万円 | 1,765百万円 | 7.7% | 108.82円 |
20.1~6月(予想) | 20,500百万円 | 1,100百万円 | 1,100百万円 | 5.4% | 73.6円 |
20.12(通期予想) | 41,500百万円 | 2,320百万円 | 2,400百万円 | 5.6% | 163.5円 |
当初の会社四季報予想よりも売上・利益もとに上振れしています。
また、通期の営業利益が進捗率72.5%、経常利益が73.5%と大きく予定を上回っています。
今回の決算発表に合わせ、通期の上方修正も発表されました。
通期業績予想の修正(上方修正)
上方修正の理由は下記となっております。
通期連結業績予想につきましては、2020 年7月 31 日付で株式会社ピーエスアイの持株会社であるACAS
2株式会社を子会社化したことに伴い、同社の 2020 年7月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの業績を当社の連
結決算に算入することや、当第2四半期時点における案件の受注状況などを鑑み、上記のとおり通期連結業績
予想を修正いたします。
四半期ごとの売上なども見てみましょう。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
電算システムの直近四半期の売上利益は以下の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.4~6(第2四半期) | 10,744百万円(109.7%) | 570百万円(126.9%) | 5.3%(115.2%) |
20.1~3(第1四半期) | 11,127百万円(110.4%) | 1,113百万円(142.3%) | 10%(128.2%) |
19.10~12(前期 第4四半期) | 10,133百万円 | 400百万円 | 3.9% |
19.7~9(前期 第3四半期) | 10,195百万円 | 637百万円 | 6.2% |
19.4~6(前期 第2四半期) | 9,798百万円 | 449百万円 | 4.6% |
19.1~3(前期 第1四半期) | 10,076百万円 | 782百万円 | 7.8% |
半期での売上・利益を見てみると大きく伸びているように見えましたが、第1四半期に比べて第2四半期は売上・利益ともに減少しています。
ただ前期と比べると上昇しており、電算システムは第2四半期は売上・利益ともに伸びづらいのかもしれません。
電算システムのセグメントごとの売上利益
電算システムのセグメントごとの売上利益も見ておきましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
情報サービス事業 | 12,764百万円 (15%増) | 1,321百万円 (48%増) | 10.3% |
収納代行サービス事業 | 9,106百万円 (3.8%増) | 363百万円 (13.7%増) | 4% |
特に情報サービス事業が伸びていますが、各セグメントともに売り上げを伸ばしていることがわかります。
中身を見ると、落ち込んだサービスもありますが大きく伸長したサービスもあり、売り上げ・利益を伸ばしています。
新型コロナウィルスによる影響
電算システムの決算説明資料には新型コロナウィルスによる影響についても記載されていました。
新型コロナウィルスの感染拡大となれば今後影響が出てくるかもしれません。
電算システムの株価推移
電算システム(3630)の2020年8月21日時点での日足チャートは以下の通り。
コロナ前に3000円前後で推移していた株価が、コロナショックにより2000円以下まで下落。
その後、5月の第1四半期の決算発表を受けて株価が回復し再び3,000円台へ。
その後も株価はさらに上昇し、今回の決算発表前には4500円を超えるまでになっていました。
今回の決算も上方修正されて上昇するのかと思いましたが、第1四半期に比べて伸び率が悪かったからなのか一気に売られて4000円を下回るところで推移しています。
今回の決算発表を受けて市場の反応は悪いですが、数字自体は決して悪いものではなく、高すぎた期待を上回れなかっただけだと思いますのでそろそろ反転上昇するのではと思います。
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