ドウシシャ(7483)の第1四半期決算発表が7月31日に行われました。
次回の決算発表が近づいていますが、順調に業績を伸ばすドウシシャの前回決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。
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ドウシシャの決算まとめ 7月31日第1四半期決算発表
【ドウシシャの概要】
- 時価総額:759億円
- 設立:1977年
- 上場:1995年12月
- 売上高:962.38億円(20・3)/ 1003億円(21・3予)
- 営業利益:59.95億円(20・3) / 78億円(21・3予)
【特色】ブランド品などを量販店向け中心に卸売り。PB商品開発も推進。小売り支援などサービスも
【連結事業】開発型ビジネスモデル51(7)、卸売型ビジネスモデル45(6)、他4(4) <20・3>
【一転増益】自社開発品は巣ごもり需要でリビング収納や調理家電が想定超。卸売りも除菌関連商品を軸に好調。値引き抑制と商品構成改善で粗利率向上。出張費削減も効く。前号減益予想から一転、増益。増配も。
【変化対応】コロナ対応でマスクや除菌用品調達販売。ドラッグには関連商品に加え食品も卸し、手薄な販路強化。換気できるサーキュレーター付きLED照明の需要増。
では早速前回の決算内容を見てみましょう。
2020年7月31日の第1四半期決算内容
発表された決算短信は上記の通り。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.4~6(実績) | 26,149百万円 | 3,289百万円 | 3,320百万円 | 12.6% | 63.27円 |
20.4~9(四季報予想) | 42,000百万円 | 2,250百万円 | 2,350百万円 | 5.4% | 44.1円 |
21.3(通期予想) | 92,000百万円 | 5,300百万円 | 5,500百万円 | 5.8% | 103.9円 |
第2四半期の四季報予想に対する進捗率は、売上高が62.3% 営業利益が146.2%となっており、
通期の進捗率は、売上高が28.4% 営業利益が62.1%となっています。
現在のところ上方修正は行われていませんが、近いうちに上方修正が出てもおかしくないでしょう。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
新光電気工業の四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.4~6(第1四半期) | 26,149百万円(105.6%) | 3,289百万円(163.3%) | 12.6%(155.6%) |
20.1~3(前期 第4四半期) | 17,995百万円(92.4%) | 365百万円(89.2%) | 2.0%(95.2%) |
19.10~12(前期 第3四半期) | 29,930百万円(97.5%) | 2,506百万円(104.7%) | 8.4%(107.7%) |
19.7~9(前期 第2四半期) | 23,559百万円(100.3%) | 1,110百万円(143.6%) | 4.7%(142.4%) |
19.4~6(前期 第1四半期) | 24,754百万円 | 2,014百万円 | 8.1% |
19.1~3(前々期 第4四半期) | 19,479百万円 | 409百万円 | 2.1% |
18.10~12(前々期 第3四半期) | 30,712百万円 | 2,394百万円 | 7.8% |
18.7~9(前々期 第2四半期) | 23,479百万円 | 773百万円 | 3.3% |
売上はそこまでではないものの、営業利益が大幅に増加しています。
ドウシシャのセグメントごとの売上利益
ドウシシャのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
開発型ビジネスモデル | 13,091百万円(108.5%) | 1,537百万円(153.3%) | 11.7% |
ICパッケージ | 11,945百万円(102.1%) | 1,662百万円(152.0%) | 13.9% |
セグメントの業績は、次のとおりです。
「開発型ビジネスモデル」
収納関連では、在宅勤務・テレワーク需要の拡大に伴い、OAチェアーの販売が好調に推移したほか、家の中
の整理整頓のため、スチールラックやハンガーラックなどの収納関連の商品も販売が伸長しました。
家電関連では、室内の換気需要の高まりから、サーキュレーターの機能を有したLED照明器具の「サーキュ
ライト」が好調に推移したほか、ホットプレートやトースターなどの調理家電についても販売が伸長しました。
また、家で過ごす時間が増えたことにより、フライパン「evercook(エバークック)」や、食品関連
でも、パンケーキミックス、製菓材料、菓子類などの販売も伸長しました。
アパレル・シューズ関連については、緊急事態宣言による休業要請により、得意先店舗が休業となった影響で
売上が前年同期比で減少しましたが、休業要請の解除後は、ジョギングや自宅内での運動の需要の高まりを受
け、スポーツウェアやランニングシューズの販売が好調に回復しております。
その結果、当セグメントの売上高は13,091百万円(前年同期比108.5%)、セグメント利益1,537百万円(前年
同期比153.3%)となりました。
「卸売型ビジネスモデル」
時計やブランドバッグなどの有名ブランド関連は、緊急事態宣言による得意先店舗の休業の影響や、その後も
消費者の消費動向の変化により、販売は厳しい状況となりました。また、そのような状況下でも、ウェアラブル
端末やスマートウォッチについては、健康意識のさらなる高まりにより、販売が好調に推移しております。
ギフト関連では、コロナ禍の状況のもと、一部の得意先では中元商戦のスタートの遅れによる影響が見られま
すが、得意先の営業再開や各地の賑わいの取り戻しに伴い、販売も回復傾向にあります。また、母の日ギフトに
ついては、緊急事態宣言下の中、ネット通販や宅配ギフトを中心に、離れて暮らす家族への贈り物として、好調
に推移しました。
スポット販売を中心とした日用品雑貨関連では、除菌関連の商品やマスクなどの衛生用品の販売が好調に推移
しました。
その結果、当セグメントの売上高は11,945百万円(前年同期比102.1%)、セグメント利益1,662百万円(前年同
期比152.0%)となりました。
ドウシシャの株価推移
ドウシシャ(7483)の2020年9月25日時点での日足チャートは以下の通り。
コロナショックにより1,000円台まで下落しておりましたがコロナショック後は大きく上昇し、現在は2,100円台となっています。
前回の好決算でも大きく上昇しています。
【9月25日時点の指標】
- PER:14.08
- PSR:0.81
- PEGレシオ:0.84(PER14.08÷利益成長率16.85)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
PERやPSRを見ても割安なことがわかりますが、利益成長率も高く、今後も上昇余地はあると言えるでしょう。
第1四半期の決算でも上方修正の可能性は充分にあると言えるので仕込んでおいても良いのではないでしょうか。
決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
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