ドリコム(3793)の第1四半期決算発表が7月30日に行われました。
次回の決算発表が近づいていますが、順調に業績を伸ばすドリコムの前回決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。
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ドリコムの決算まとめ 7月30日第1四半期決算発表
【ドリコムの概要】
- 時価総額:202億円
- 設立:2003年
- 上場:2006年2月
- 売上高:101.5億円(20・3)/ 120億円(21・3予)
- 営業利益:6.17億円(20・3) / 13億円(21・3予)
【特色】ブログシステムから携帯コンテンツ、PC・モバイルゲームに展開。楽天と資本業務提携解消
【連結事業】エンターテインメントサービス96(9)、広告メディアサービス4(-59) <20・3>
【増益幅拡大】既存タイトルの周年記念イベントなど販促強化、コスト削減など奏功し赤字タイトルが減少。前期譲受の『ぼくとドラゴン』、共同運用の『魔界戦記ディスガイア』堅調。巣ごもり需要も追い風に。利益率大幅改善。前号比で営業増益幅拡大。
【新会社設立】ノックノートのゲーム事業の一部を譲受し、20年10月メドに新会社を設立予定。年間の利益貢献は約1億円。
では早速前回の決算内容を見てみましょう。
2020年7月30日の第1四半期決算内容
発表された決算短信は上記の通り。
会社四季報の半期の予想と比べて高い進捗率となっています。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.4~6(実績) | 3,303百万円 | 623百万円 | 609百万円 | 18.9% | 16.4円 |
20.4~9(四季報予想) | 6,000百万円 | 400百万円 | 350百万円 | 6.7% | 9.8円 |
20.4~9(会社予想) | 6,100百万円 | 900百万円 | 850百万円 | 14.8% | 21.09円 |
21.3(通期予想) | 12,000百万円 | 800百万円 | 700百万円 | 6.7% | 19.7円 |
第2四半期の四季報予想に対する進捗率は、売上高が55.1% 営業利益が155.8%となっており、
通期の進捗率は、売上高が27.5% 営業利益が77.9%となっています。
通期の予想はまだ出していませんが、第2四半期予想は四季報に対して大きく上振れており、通期の業績も大きく増加することが考えられます。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
ドリコムの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.4~6(第1四半期) | 3,303百万円(146.6%) | 623百万円(486.7%) | 18.9%(331.6%) |
20.1~3(前期 第4四半期) | 3,178百万円(114.6%) | 87百万円(68.5%) | 2.7%(58.7%) |
19.10~12(前期 第3四半期) | 2,484百万円(104.1%) | 198百万円(ー) | 8.0%(ー) |
19.7~9(前期 第2四半期) | 2,235百万円(82.9%) | 204百万円(ー) | 9.1%(ー) |
19.4~6(前期 第1四半期) | 2,253百万円 | 128百万円 | 5.7% |
19.1~3(前々期 第4四半期) | 2,773百万円 | 127百万円 | 4.6% |
18.10~12(前々期 第3四半期) | 2,387百万円 | -126百万円 | -5.3% |
18.7~9(前々期 第2四半期) | 2,696百万円 | -161百万円 | -6.0% |
今四半期に営業利益が大きく伸びています。
売上も前期第4四半期・今第1四半期と30億円を突破し、成長していることがうかがえます。
ドリコムのセグメントごとの売上利益
ドリコムのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
ゲーム事業 | 3,241,795千円(48.6%増) | 714,855千円(253.3%増) | 22.1% |
メディア事業 | 61,396千円(15.6%減) | -91,082千円(前年同期は74,085千円の損失) | ー |
各セグメントともに増加しています。
ゲーム事業
当事業セグメントは、他社IPゲーム及びオリジナルIPゲーム並びにゲームプラットフォームの開発・運営を
行っております。
他社IPゲームにつきましては、当社の注力タイトルである2014年5月にリリースされたIPゲームアプリが、
5月にリリース6周年を迎えた他、2018年4月にリリースされた「enza」タイトルが2周年を迎え、ユーザー
の強い支持の下、経年を感じさせない好調な推移となりました。また、「ぼくとドラゴン」や「ダービースタ
リオン マスターズ」等の主力IPゲームタイトルも引き続き堅調に推移いたしました。これらの好調な推移に加
え、前年同期比で運用本数が増加したことから、売上高は前年同期比で大幅に増加いたしました。
利益については、運用タイトル数の増加や開発タイトルの減少による資産計上額の減少から、前年同期比で
費用は増加したものの、売上高の増加が上回ったことから、前年同期比で増加することとなりました。以上の
結果、セグメント売上高は3,241,795千円(前年同期比48.6%増)、セグメント利益は714,855千円(前年同期比
253.3%増)となりました。
メディア事業
当事業セグメントでは、広告代理業務の他、次世代の主力事業創出を目的とした取り組みの一環である
『DRIP(Drecom Invention Project)』のもと、2018年8月に発表した位置情報と3DリアルマップによるARス
マートフォンアプリ構築プラットフォーム『AROW』等、当社の有するインターネットサービスの知見を活かし
た新規サービスを試験的に立ち上げ、事業化に向けた試行を重ねました。しかしながら、広告代理業務の売上
高の減少、多くの新規サービスが事業開発段階にあることから費用先行が続いた結果、セグメント売上高は
61,396千円(前年同期比15.6%減)、セグメント損失は91,082千円(前年同期は74,085千円のセグメント損失)
となりました。
今後の方針・見通し
ドリコムの株価推移
ドリコム(3793)の2020年9月25日時点での日足チャートは以下の通り。
コロナショックで大きく下落し、一時400円を下回る株価となりましたが、現在は800円前後で推移しています。
【9月25日時点の指標】
- PER:24.39
- PSR:2.16
- PEGレシオ:0.41(PER24.39÷利益成長率59.2)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
PERは割安とは言えないものの、利益成長率を考えるとまだまだ割安で、PEGレシオは1倍を大きく割れた0.41倍となっています。
ゲーム事業ということもあり売上・利益が安定して伸びていくのは難しいことではありますが、この成長が続くなら株価はまだ割安だと言えるでしょう。
決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
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