エコス(7520)の第1四半期決算発表が7月14日に行われました。
次回の決算発表が10月14日に近づいていますが、順調に業績を伸ばすエコスの前回決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。
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エコス(7520)の決算まとめ 7月14日第1四半期決算発表
【エコスの概要】
- 時価総額:258億円
- 設立:1984年
- 上場:1996年10月
- 売上高:1265.58億円(20・2)/ 1380億円(21・2予)
- 営業利益:42.88億円(20・2) / 46億円(21・2予)
【特色】東京・多摩地区から北関東へ展開する食品スーパー。M&Aで成長、傘下に複数の同業子会社
【連結事業】生鮮食品45、デイリー20、一般食品18、酒類5、雑貨2、他3、卸部門7、物流部門1 <20・2>
【堅 調】9月に同業買収で売上70億円上乗せ。出店2(前期同)。食品のまとめ買いが想定以上に続き既存店好伸。積極化する改装費(5店)や、新子会社へのシステム導入など先行コストを吸収。連続営業増益。
【新子会社】与野フードセンター(15店)はさいたま市中心で買収後の競合店少ない。県内の物流一元化に加え、自社の総菜工場からの商品供給等で不採算店をテコ入れ。
では早速前回の決算内容を見てみましょう。
2020年7月14日の第1四半期決算内容
発表された決算短信は上記の通り。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.3~5(実績) | 34,680百万円 | 1,580百万円 | 1,601百万円 | 4.6% | 101.9円 |
20.3~8(四季報予想) | 65,500百万円 | 2,200百万円 | 2,300百万円 | 3.4% | 140.7円 |
21.2(通期予想) | 131,000百万円 | 4,500百万円 | 4,600百万円 | 3.4% | 271.7円 |
第2四半期の四季報予想に対する進捗率は、売上高が52.9% 営業利益が71.8%となっており、
通期の進捗率は、売上高が26.5% 営業利益が35.1%となっています。
売上高は予想に対してそこまでではないものの、利益が高い進捗率で、今後上方修正の可能性も考えられます。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
エコスの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.3~5(第1四半期) | 34,680百万円(111.5%) | 1,580百万円(180.4%) | 4.6%(164.3%) |
19.12~2(前期 第4四半期) | 32,432百万円(103.7%) | 1,532百万円(98.0%) | 4.7%(94%) |
19.9~11(前期 第3四半期) | 31,098百万円(103.8%) | 710百万円(134.5%) | 2.3%(127.8%) |
19.6~8(前期 第2四半期) | 31,923百万円(104.7%) | 1,170百万円(122.1%) | 3.7%(119.4%) |
19.3~5(前期 第1四半期) | 31,105百万円 | 876百万円 | 2.8% |
18.12~2(前々期 第4四半期) | 31,277百万円 | 1,563百万円 | 5.0% |
18.9~11(前々期 第3四半期) | 29,946百万円 | 528百万円 | 1.8% |
18.6~8(前々期 第2四半期) | 30,481百万円 | 958百万円 | 3.1% |
売上高・営業利益ともに今四半期に大きく増加しています。
当社グループはこれまで通り食品スーパーマーケット事業に資源を集中し、経営方
針である社是「正しい商売」を徹底し、お客様の信頼と支持を獲得するために、安全・安心でお買い得な商品の
提供に努め、地域のお客様の食文化に貢献できる店舗づくりに取り組んでまいりました。
店舗運営面におきましては、安全・安心、新鮮で美味しい商品の提供、地域の実勢価格を丁寧に見極め集客に
つながる商品を割安感のある価格にて投入し、働く女性や中高年層のお客様にお応えする簡便商品や惣菜商品の
強化などに努めました。また、ポイントカードを活用した販売促進や週間の販売計画に連動した売場づくりを強
化し、集客の拡大に努めました。
商品面におきましては、地域の出荷組合などを活用した産直商品を積極的に導入し、美味しさ、品質と価格の
両面において競争力の高い生鮮食料品を提供すると共に、グループ食品工場にて企画・製造した独自商品の提供
を拡大し、惣菜売場等の活性化に努めました。日配・加工食品などにつきましては、エブリディロープライス商
品を投入するなど積極的な販売活動を推進いたしました。
その結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの営業収益は、346億80百万円(前年同四半期比
11.5%増)となりました。また、営業総利益につきましては、商品調達コストの見直しや在庫効率の改善等に努
め、前第1四半期連結累計期間に比べ7億58百万円増加(前年同四半期比9.6%増)いたしました。利益面につき
ましては、営業利益15億80百万円(前年同四半期比80.4%増)、経常利益16億1百万円(前年同四半期比77.9%
増)となりました。これは主に、営業総利益が前年同四半期比7億58百万円の増加であったのに対して、販売費
及び一般管理費が前年同四半期に比べ54百万円の増加(前年同四半期比0.8%増)にとどまったためであります。
最終利益につきましては、特別損失として固定資産除却損等2百万円が発生しておりますが、10億69百万円の親
会社株主に帰属する四半期純利益(前年同四半期比97.3%増)となりました。
エコスのセグメントごとの売上利益
エコスのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。
ただ、エコスは単一セグメントのため記載はありませんでした。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
エコスの株価推移
エコス(7520)の2020年9月26日時点での日足チャートは以下の通り。
コロナショック以降、1,200円台から2,000を超える株価まで上昇。
7月中旬から現在まで2,000円から2,400円あたりで推移しています。
【9月26日時点の指標】
- PER:8.98
- PSR:0.18
- PEGレシオ:1.73(PER8.98÷利益成長率5.2)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
PERが10倍以下でPSRも0.18と割安水準だと言えるでしょう。
PEGレシオも2倍まで入っておらず、少し成長率は低いものの、今後の業績次第ではかなり割安の銘柄だと言えるのではないでしょうか。
第1四半期の決算では利益の進捗率が高く、今後の上方修正も見込まれる銘柄ですので成長率の改善も見込まれますし、決算前に仕込んでおくのも良いかもしれません。
決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
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