昨日(8月20日)、6093 エスクローAJが「2021年2月期 第2四半期累計期間の連結業績予想の修正に関するお知らせ 」にて上方修正を行いました。
本日は、エスクローエージェントジャパンの決算内容についてご紹介します。
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8月20日の好決算銘柄:エスクロー・エージェントジャパン(6093)
【エスクローAJの概要】
- 時価総額:101億円
- 設立:2007年
- 上場:2014年3月
- 売上高:32.05億円(20・2) / 34.8億円(21・2予)
- 営業利益:4.34億円(20・2) / 4.9億円(21・2予)
- 8月20日時点の株価:312円 PER:42.16 PBR:4.85
エスクロー・エージェントジャパンは金融機関からのBPO(業務受託)と不動産関連業務のエスクロー(第三者寄託)を行っており、年々業績を伸ばしている企業です。
2020年8月20日の第2四半期業績予想の修正内容
今回発表された第2四半期の業績予想の修正は上記の通り。
当初の予想より売上高は減少するものの、営業利益・経常利益は30%以上の上方修正となっています。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.3~8月(今回修正内容) | 1566百万円 | 266百万円 | 266百万円 | 17% | 4.15円 |
20.3~8月月(当初予想) | 1598百万円 | 192百万円 | 192百万円 | 12% | 16.8円 |
21.2(通期予想) | 3,480百万円 | 490百万円 | 490百万円 | 14.1% | 7.9円 |
エスクローAJによる上方修正の理由は下記の通り。
【修正の理由について】
当第2四半期累計期間においては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済環境の悪化により、新設住宅着
工戸数が減少したことに加え、営業活動においても訪問面談の自粛等の制約を受けました。一方で、リモー
トワークが進展し在宅時間が増えた要因もあり、住宅ローンの借り換えやWebによる非対面手続きの増加
傾向がみられ、売上高は当初計画を概ね達成する見通しとなりました。営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は、住宅ローン実行に係る当社サービスの利用
件数が堅調に推移したことに加え、業務効率化の推進や経費削減への取組が奏功し、業績予想を上回る見通
しとなりました。
新型悪露なウィルスの感染拡大により新設住宅着工戸数が減少したものの、住宅ローンの借り換えやWEBによる非対面手続きの増加で当初予定をカバー。
また、利益面も業務効率化や経費削減に加え、住宅ローン実行にかかわるサービス利用件数が堅調に推移したことで利益の上振れとなりました。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
今回の業績予想より、直近四半期の売上利益推移を見てみましょう。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.6~8(第2四半期) | 698百万円(84.9%) | 89百万円(83.2%) | 12.8%(98.5%) |
20.3~5(第1四半期) | 868百万円(105.6%) | 177百万円(201.1%) | 20.4%(187.2%) |
19.9~11(前期 第4四半期) | 769百万円 | 109百万円 | 14.2% |
19.6~8(前期 第3四半期) | 759百万円 | 88百万円 | 11.6% |
19.3~5(前期 第2四半期) | 822百万円 | 107百万円 | 13% |
18.12~2(前期 第1四半期) | 810百万円 | 88百万円 | 10.9% |
第1四半期と第2四半期をクォーターごとに見てみると第2Qの方が減少しています。
第1四半期の数字が良かったため、当初の予想よりは上振れしているものの今回の四半期の数字は前期と比べても減少しています。
伸びをどう捉えるかは微妙なところでしょうか。
エスクロー・エージェントジャパンの株価推移
エスクローAJ(6093)の2020年8月20日時点での日足チャートは以下の通り。
コロナ前までは200円~250円あたりで推移していた株価ですが、コロナの影響で一時114円(3月17日)まで下落していました。
その後、4月16日に自社株買いを発表して200円あたりまで値を戻していました。
第1四半期の決算発表である7月9日以降は大きく値を伸ばし3日間で大きく上昇しました。
その後は少し利確売りが入って300円前後で推移しています。
20日線に沿って上昇を始めた所なので、今回の上方修正を受けて一段高を目指すのではないでしょうか。
20日のPTSは+19.6円の331.6円となっていますので投資の際は参考にしてください。
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