決算発表

グロームホールディングス(8938)の決算まとめ 10月30日第2四半期決算発表

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グロームホールディングス(8938)の第2四半期決算発表が10月30日に行われました。

決算発表を受けて大きく株価が上昇し、週間の値上がりランキングで1位となった銘柄ですが、決算はどうだったのでしょうか。

グローム・ホールディングスの今回の決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。

 

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グロームホールディングス(8938)の決算まとめ 10月30日第2四半期決算発表

【グローム・ホールディングスの概要】

  • 時価総額:53.3億円
  • 設立:1987年
  • 上場:2005年3月
  • 売上高:82.88億円(20・3)/ 33億円(21・3予)
  • 営業利益:▲6.06億円(20・3) / 1.5億円(21・3予)

【特色】倉庫など不動産サブリースから出発。ファンド事業強化の過程で、病院関連事業の特化に転換中

【連結事業】不動産賃貸70(12)、不動産ファンド2(-287)、病院関連15(-35)、SPC関連11(-15)、クラウドファンディング3(74)【海外】18 <20・3>

【赤字残る】主要子会社譲渡で規模急縮小だが、予算外の不動産売却結実(損益影響軽微)。病院関連はコロナ影響少なく新規業務受託を積み上げ。前期の不動産関連損失一巡だが、米関係会社清算特損で純益赤字。

【新体制】クラウドファンディング償還完了。元ダヴィンチの金子修氏が任期満了で社長退任、取締役減らし意思決定迅速化。過年度決算訂正で金融庁へ課徴金納付。

 

では早速今回の決算内容を見てみましょう。

 

2020年10月30日の第2四半期決算内容

発表された決算短信は上記の通り。

売上高 営業利益 経常利益 利益率 1株益
20.4~9(実績) 2,257百万円 106百万円 △236百万円 4.7% △50.66円
20.4~9(四季報予想) 2,150百万円 50百万円 △100百万円 2.3% △18.0円
21.3(通期予想) 3,300百万円 150百万円 0百万円 4.5% △32.4円

第2四半期の四季報予想に対する達成率は、売上高が105.0% 営業利益が212.0%となっており、

通期の進捗率は、売上高が68.4% 営業利益が70.7%となっています。

 

四季報予想に比べて大きく上振れており、通期の達成率も70%程度。

今回は上方修正されませんでしたが、どこかのタイミングで上方修正の可能性もあるのではないでしょうか。

 

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

グローム・ホールディングスの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。

売上高 営業利益 利益率
20.7~9(第2四半期) 637百万円(21.7%) 91百万円(104.6%) 14.3%(476.7%)
20.4~6(第1四半期) 1,620百万円(70.0%) 15百万円(2.5%) 0.9%(3.4%)
20.1~3(前期 第4四半期) 878百万円(74.7%) ー1,346百万円(ー) ー153.3%(ー)
19.10~12(前期 第3四半期) 2,155百万円(49.4%) 48百万円(ー) 2.2%(ー)
19.7~9(前期 第2四半期) 2,942百万円 87百万円 3.0%
19.4~6(前期 第1四半期) 2,313百万円 605百万円 26.2%
19.1~3(前々期 第4四半期) 1,175百万円 ー68百万円 ー5.8%
18.10~12(前々期 第3四半期) 4,365百万円 ー69百万円 ー1.6%

前年同期に比べ、売り上げは大きく落ちましたが利益は増加しています。

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため社会経済活動に制
限がかかり、企業活動や個人消費は大きく抑制された状況が続いております。緊急事態宣言の全面解除後に経済活
性化にむけた施策はあったものの、先行きは依然不透明な状態が続いております。
医療業界におきましては、長引く新型コロナウイルス感染症拡大防止への対応により医療現場への負担は厳しい
状態が続いております。一方、政府や関係監督官庁による施策も施行されるなど前向きな対策が定着しつつありま
す。
このような経済状況の中、当社グループは新型コロナウイルス感染症拡大防止策として、在宅勤務や時差出勤、
テレビ会議の導入によるリモート化の推進等、業務の整備や改善を行い、生産性を落とすことなく業務執行できる
環境作りに取り組んでおります。
その結果、売上高2,257百万円(前年同四半期比△57.0%減収)、営業利益106百万円(前年同四半期比△84.7%減
益)、経常損失は236百万円(前年同四半期経常利益486百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失281は百万円
(前年同四半期親会社株主に帰属する四半期純利益144百万円)となりました。

 

 

グローム・ホールディングスのセグメントごとの売上利益

グローム・ホールディングスごとの売上利益も見てみましょう。

セグメント 売上高 営業利益 利益率
病院関連事業 778百万円(63.2%増収) 191百万円(前年同期ー21百万円)
不動産関連事業 1,485百万円(69.1%減収) 15百万円(前年同期98.1%減益) 1.0%

 

①病院関連事業
当第2四半期連結会計期間には、新たに3医療法人とのアライアンスを構築することができました。結果とし
て、売上高778百万円(前年同四半期比63.2%増収)、営業利益191百万円(前年同四半期比営業損失21百万円)となり
ました。

②不動産関連事業
当第2四半期連結会計期間では保有不動産の売却がなかったため、既存の賃貸収入等にとどまり売上高1,485百
万円(前年同四半期比69.1%減収)、営業利益15百万円(前年同四半期比98.1%減益)となりました。

 

 

グローム・ホールディングスの株価推移

グローム・ホールディングス(8938)の2020年11月6日時点での日足チャートは以下の通り。

業績発表を受け、2日連続のストップ高となりました。

 

 

【11月6日時点の指標】

  • PER:0.00
  • PSR:0.81
  • PEGレシオ:ー(PER0.00÷利益成長率ー)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

経常利益が通期で0となっているため、PERで割安性が図れませんが、PSRは1倍割れとなっており、割安な水準だと言えるでしょう。

今期は前期に比べ大きく減収減益となっているところ、予想よりも業績の悪化が無かったこと、また、病院関連事業で新たに3医療法人とのアライアンスを構築できたことが好感され、株価は大きく上昇したようです。

 

 

 

決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。

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