決算予想

ホープ(6195)の決算予想 11月9日第1四半期決算発表予定

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ホープ(6195)の第1四半期決算発表が11月9日に迫ってきました。

ホープはコロナ禍でも大きく業績を伸ばし、株価も大きく上昇している銘柄のひとつ。

今回は気になるホープ(6195)の決算予想について、前回の決算内容をもとに調べてみました。

是非ご覧ください。

 

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ホープ(6195)の決算予想 11月9日第1四半期決算発表予定

【ホープの概要】

  • 時価総額:146億円
  • 設立:2007年
  • 上場:2016年6月
  • 売上高:38.62憶円(19・6)/ 143億円(20・6予)
  • 営業利益:0.87憶円(19・6) / 9憶円(20・6予)

【特色】自治体特化のサービス業。広報紙等の空きスペース買い取り販売、冊子制作も。電力販売急成長

【単独事業】広告14(16)、メディア1(30)、エネルギー85(9)、他0(-125) <20・6>

【増 勢】利益柱に急成長の自治体向け電力販売が契約案件数増テコに拡大し牽引。自治体職員向け冊子発行のメディア事業順調。広告は媒体厳選し採算重視で粗利改善進む。営業益増勢。普通配当なく無配も。

【調 達】第三者割当で新株予約権発行、当初行使価額で最大20億円調達。電力事業の運転資金に充当、23年6月期営業益33億円目標。ROE30%へ配当含む還元策検討。

 

ではまずは前回の決算内容を見てみましょう。

 

2020年6月5日の通期決算内容

前回発表された通期の決算短信は上記の通り

当初の予想を上回る好決算で20年6月期を終えました。

売上高 営業利益 経常利益 利益率 1株益
20.6月(実績) 14,407百万円 1,020百万円 1,012百万円 7.1% 117.93円
20.6月(四季報予想) 14,300百万円 900百万円 890百万円 6.3% 115.3円
21.6(通期予想) 今回発表 25,300百万円 1,250~1,750百万円 1,230~1,730百万円 4.9~6.9% 138.85~195.72円
21.6月(四季報予想) 17,500百万円 1,100百万円 1,090百万円 6.3% 140.5円

前期の数字も増額で終わっていますが、今期の目標数字が大きく上がっていることがわかります。

20年6月期は3.73倍の売上成長をした会社ですが、今期も1.76倍の成長が見込まれています。

 

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

ホープの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。

売上高 営業利益 利益率
20.4~6(第4四半期) 6,325百万円(286.5%) 938百万円(282.5%) 14.8%(98.7%)
20.1~3(第3四半期) 3,250百万円(482.9%) 122百万円(-) 3.8%(-)
19.10~12(第2四半期) 2,935百万円(523.2%) 16百万円(-) 0.5%(-)
19.7~9(第1四半期) 1,897百万円(451.7%) -56百万円(-) ー(-)
19.4~6(前期 第4四半期) 2,208百万円 332百万円 15%
19.1~3(前期 第3四半期) 673百万円 -20百万円 -3.0%
18.10~12(前期 第2四半期) 561百万円 -101百万円 -18.0%
18.7~9(前期 第1四半期) 420百万円 -124百万円 -29.5%

ホープは自治体向けの仕事をしているため、第4四半期のウエイトが大きくなると思いますが、それにしてもすごい数字の伸び方をしています。

第1四半期は前期の第4四半期より売上・利益が落ちており、次回決算(11/9・第1四半期)は第4四半期(20.4~6)よりも落ちる可能性はありますが、19.7~9の数字は大きく上回ることが予想されます。

当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の流行拡大による社会経済活動の停滞を起因とし
て、急速な悪化が続きました。また、海外経済においても、同様の理由により、世界的な経済活動の停滞への懸念
が広がり、依然として先行き不透明な状況にあります。
このような環境の中で、当社は「自治体を通じて人々に新たな価値を提供し、会社及び従業員の成長を追求す
る」という企業理念のもと、2017年6月期以降を「第二創業期」と捉え、継続的な企業価値の向上を実現すべく、
様々な施策を行っております。具体的には、広告事業を「利益創出事業」と位置付け、収益性の向上を主眼に置
き、それに伴う組織体制の見直しや規模適正化及び業務効率化への取り組みを実行しております。メディア事業に
おきましては、「情報の最上流」という立ち位置の確立を目指して、行政マガジン「ジチタイワークス」を主軸と
した多面的展開の促進による高付加価値なサービスの拡大を、エネルギー事業におきましては、当社の「成長エン
ジン」としてさらなる規模拡大と収益性の安定化を推進しております。
この結果、売上高は14,407,904千円(前期比273.0%増)、営業利益は1,020,582千円(同1,072.7%増)、経常
利益は1,012,424千円(同961.9%増)、当期純利益は665,005千円(同779.9%増)となりました。

 

 

ホープのセグメントごとの売上利益

ホープのセグメントごとの売上・利益も見ておきましょう。

セグメント 売上高 営業利益 利益率
広告事業 1,987,449千円(前期比15.3%減) 314,176千円(前期比10.7%増) 15.8%
メディア事業 133,707千円(前期比30%増) 40,100千円(前期比263.5%増) 30%
エネルギー事業 12,277,425千円(前期比769.6%増) 1,068,656千円(前期比1035.8%増) 8.7%
その他 9,322千円(前期比4.9%減) -11,643千円(前期-4,568千円)

元々は広告事業やメディア事業が主でしたが、現在の収益の柱はエネルギー事業。

大きく伸びて売上が7倍・利益が10倍以上のすごい伸び率です。

①広告事業
広告事業におきましては、自治体から様々な媒体の広告枠を入札により仕入れ民間企業に販売するSR(SMART
RESOURCE)サービス、また、主に自治体が住民向けに発行する冊子について、当社が広告枠を募集し、自治体に
は冊子を無料で協働発行するマチレットを提供しており、事業規模の適正化を推進してまいりました。
以上の結果、当事業年度における売上高は1,987,449千円(前期比15.3%減)、セグメント利益は314,176千円
(同10.7%増)となりました。

②メディア事業
メディア事業におきましては、当社が今まで培った自治体とのリレーションを活用し、自治体と民間企業のニ
ーズを繋ぐBtoGマーケティングの積極的な展開や、当社オリジナルのメディアとして、自治体職員の仕事につな
がるヒントやアイデア、事例などを紹介する冊子「ジチタイワークス」の発行を継続的に行ってまいりました。
以上の結果、当事業年度における売上高は133,707千円(前期比30.0%増)、セグメント利益は40,100千円
(同263.5%増)となりました。

③エネルギー事業
エネルギー事業におきましては、「電気もジェネリック」という新たな価値の提案により、自治体の経費削減
を支援していきたいという思いのもと、電力販売事業である新サービス「GENEWAT(ジェネワット)」を推進
し、順調に販売額を拡大しております。
以上の結果、当事業年度における売上高は12,277,425千円(前期比769.6%増)、セグメント利益は1,068,656
千円(同1,035.8%増)となりました。

④その他
その他には、主にマチイロ・マチカゴなど他の報告セグメントに含まれないサービスを含めております。
当事業年度における売上高は9,322千円(前期比2,308.8%増)、セグメント損失は11,643千円(前期はセグメ
ント損失4,568千円)となりました。

 

中期経営計画 2021年ー2023年について

また、ホープは決算短信・決算説明資料のほか、2021年から2023年の中期経営計画も出しています。

詳細はホープの中期経営計画をご覧にただ来たいのですが、特筆すべきは経営目標です。

【2023年6月期までの目標】

  • 売上高:420億円(20.6月期比:3.68倍)
  • 営業利益:33億(20.6月期比:3.3倍)

 

【2030年6月期までの目標】

  • 売上高:1,000億円(20.6月期比:6.94倍)
  • 営業利益:100億(20.6月期比:10倍)

かなり高い目標だと思いますが、近年の伸び率を見ていると達成できるのではないでしょうか。

また、ホープでは2010年時のビジョンで、2022年までに売上高100億円、営業利益率5%という経営戦略を掲げていましたが、2020年にその目標が達成されています。(2020年実績:売上高144億・営業利益10億円)

 

 

ホープの株価推移

ホープ(6195)の2020年11月2日時点での日足チャートは以下の通り。

昨年テンバガーを達成したホープですが、今年も順調に株価を伸ばしており、10月には一時7,690円を付ける場面もありました。

このところの地合いの影響もあり現在は調整中となっています。

 

 

【11月2日時点の指標】

  • PER:31.73
  • PSR:2.30
  • PEGレシオ:0.59(PER31.73÷利益成長率53.5)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

PERやPSRは割高な水準ながら、利益成長率が高く、PEGレシオでみると1倍を割れており割安水準といえるかもしれません。

 

ホープの決算予想まとめ

ホープの10月9日の決算発表を前に、過去の決算発表を調べてみました。

ホープは順調に業績を伸ばしており、中期経営計画では2023年6月期までの目標として売上高420億円・営業利益33億円を目指している企業。

これまでの成長率を考えると、この目標も決して高すぎるものではなく、十分に達成可能だと言えるのではないでしょうか。

次回決算でどういう数字が出るかはわかりませんが、株価調整中のタイミングに仕込んでおいても良いかもしれません。

 

  • 投資判断:〇 強気

※投資はご自身の判断にて行っていただきますようお願いします。

 

決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。

ファンダメンタルで投資する際には決算短信の読み方を詳しく知っているかどうかは非常に重要となってきます。

私自身、ファイナンシャルアカデミーで株式投資の基礎を学びました。

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