アイ・ピー。エス(4,335)の第1四半期決算発表が11月12日に行われました。
アイピーエスは企業向け情報システム開発を行う会社で、決算発表の翌日は寄らずのストップ高となった銘柄です。
好感されてストップ高となったアイピーエスの決算発表ですが、内容についてまとめてみましたので、今後の投資の参考にぜひご覧ください。
年末相場も近づく11月、秋深まり、冬が近づくこの時期は、【高騰期待銘柄】の大収穫期!!
【好決算】アイ・ピー・エス(4335) 11月12日第1四半期決算発表!利益が大幅上方修正
【アイ・ピー・エスの概要】
- 時価総額:21億円
- 設立:1997年
- 上場:2001年12月
- 売上高:26.72億円(20・6)/ 25億円(21・6予)
- 営業利益:0.5億円(20・6) / 1.5億円(21・6予)
関西地盤に企業向け情報システム開発を行う。SAPのERPを中心に販売。首都圏を強化中。
では早速今回の決算内容を見てみましょう。
2020年11月12日の通期決算内容
発表された第1四半期の決算短信は上記の通り。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.7~9(実績) 今回発表 | 603百万円 | 96百万円 | 96百万円 | 15.9% | 27.51円 |
20.7~12(四季報予想) | 1,200百万円 | 30百万円 | 30百万円 | 2.5% | 8.4円 |
21.6(通期) 今回発表 | 2,550百万円 | 200百万円 | 200百万円 | 7.8% | 58.60円 |
21.6(今期 四季報予想) | 2,500百万円 | 150百万円 | 150百万円 | 6.0% | 44.0円 |
第2四半期の四季報予想に対する進捗率は、売上高が50.25% 営業利益は320%となっております。
営業利益が大幅に上振れており、今回の決算とともに通期の上方修正も行われました。
通期の上方修正は売上高が2%増ですが、営業利益が33.3%増となっています。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
アイ・ピー・エスの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.7~9(第1四半期) | 603百万円(100.2%) | 96百万円(ー) | 15.9% |
20.4~6(前期 第4四半期) | 907百万円 | 50百万円 | 5.5% |
20.1~3(前期 第3四半期) | 528百万円 | -12百万円 | -2.3% |
19.10~12(前期 第2四半期) | 635百万円 | 76百万円 | 12.0% |
19.7~9(前期 第1四半期) | 602百万円 | -64百万円 | -10.6% |
19.4~6(前々期 第4四半期) | 749百万円 | 68百万円 | 9.1% |
19.1~3(前々期 第3四半期) | 720百万円 | 49百万円 | 6.8% |
18.10~12(前々期 第2四半期) | 662百万円 | 41百万円 | 6.2% |
直近四半期を見ると売上高は横ばいではあるものの、例年赤字だった1Qの営業利益が今期は黒字化しています。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響が非常に不透明であ
り、不確実性の高い経済環境が景況感を押し下げています。国内外ともに経済活動が再開されつつあるものの、感
染再拡大が生じている国もあるなど、世界経済の先行きについてもしばらく不透明な状況が続くと予想されます。
当社グループを取り巻く環境におきましては、新型コロナウィルス感染症の影響により、IT投資の抑制や先送り
など慎重な動きがみられます。その一方でテレワークの定着化やクラウド環境の整備・強化に対する需要が高まっ
ており、新しいビジネスの進展が期待されます。
かかる状況の下、当社グループは準大手および中堅企業のERPおよびAI等の最新デジタル技術の導入短縮化と業
務品質向上を支援する標準ソリューションモデル「EasyOne Trading」を提供開始しました。IPSのEasyOne
Tradingにより、基幹システムと最新デジタル技術が短期間で導入可能となり、コストの削減もはかれます。さら
に、単なるシステム導入だけでなく、コンサルティングサービスの活動を通じて、顧客ニーズに適応したソリュー
ション提供を行ってきました。また、営業活動においては、新型コロナウィルス感染症防止に対応し、Webセミナ
ーやオンライン個別相談会などを積極的に推進して参りました。
以上のような活動を積極的に推進した結果、当第1四半期連結累計期間におきましては、売上は概ね計画どおり
に推移し、売上高6億3百万円(前年同四半期比0.2%増)となりました。利益におきましては、テレワークの本
格的な導入により、交通費や販売管理費が大幅に減少したこと等により営業利益96百万円(前年同四半期は64百万
円の損失)、経常利益96百万円(前年同四半期は63百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益65百万円
(前年同四半期は44百万円の損失)となりました。
アイピーエスのセグメントごとの売上利益
アイピーエスのセグメントごとの売上・利益も見ておきましょう。
ただ、アイピーエスは単一セグメントのため、起債はありませんでした。
部門 | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
アイピーエスのチャート
アイピーエス(4335)の2020年11月27日時点でのチャートは以下の通り。
【日足】
【週足】
株価を見ると、多少は上下しているものの、横ばいでの推移となっています。
今回の決算発表後、翌日は値段が付かづにストップ高となりましたがその後は横ばいが続いています。
【11月27日時点の指標】
- PER:16.41
- PSR:0.84
- PEGレシオ:0.52(PER16.41÷利益成長率31.3)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
PER、PSR、PEGレシオともに株価水準は割安だと言えるでしょう。
今回の決算発表で利益が大幅に上昇したこともあり、株価はまだ上昇余地は高いと言えるでしょう。
ただ気になるのは、売上が横ばいとなっていること。
今回はコロナウィルス感染拡大の影響で経費削減などがあり利益が増えていますが、業績自体が拡大したとは言い難い決算です。
株価水準から考えると上昇余地はあるものの、今後の大幅上昇とまではいかないかもしれません。
年末相場も近づく11月、秋深まり、冬が近づくこの時期は、【高騰期待銘柄】の大収穫期!!
決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
ファンダメンタルで投資する際には決算短信の読み方を詳しく知っているかどうかは非常に重要となってきます。
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