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ISID 電通国際情報サービス(4812)の決算予想 決算発表日:7月29日 第2四半期決算

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ISID 電通国際情報サービス(4812)の第2四半期決算発表が7月29日に迫ってきました。

ISIDは順調に業績を伸ばしてきている企業で、21年12月期、22年12月期も増収増益を予定しています。

今回の決算を前に、7月16日に上方修正も行っており、今期のさらなる業績上振れを期待できる企業の一社です。

今回はそんなISID 電通国際情報サービスの決算についてみていきましょう。

 

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ISID 電通国際情報サービス(4812)の決算予想 決算発表日:7月29日 第2四半期決算

【ISID 電通国際情報サービス(4812)の概要】

  • 時価総額:2,499億円
  • 設立:1975年
  • 上場:2000年11月
  • 売上高:1,086.79億円(20・12)/ 1,122億円(21・12予)
  • 営業利益:121.89億円(20・12) / 130億円(21・12予)

電通の基幹システム構築が収益源。設計開発支援強く、人事管理や会計の自社品育つ。

 

まずは前回の決算発表を見てみましょう。

 

2020年4月28日の第1四半期決算内容

前回発表された第1四半期の決算内容は下記となっています。

売上高 営業利益 経常利益 利益率 1株益
21.1~3月(実績) 27,495百万円 3,726百万円 3,643百万円 13.6% 38.7円
21.1~6月(四季報予想) 54,400百万円 6,400百万円 6,300百万円 11.8% 64.5円
21.12月(通期四季報予想) 112,200百万円 13,000百万円 12,800百万円 11.6% 130.4円
22.12月(来期四季報予想) 116,400百万円 13,800百万円 13,700百万円 11.9% 139.6円

対第2四半期予想の進捗率は、売上高:50.5%、営業利益:58.2%となっています。

まずまず順調な決算で、第2四半期の決算発表を前に業績予想の修正が行われました。

 

業績予想の修正

通期の変更はないものの、売上高が1.8%、営業利益が8.8%の上方修正となっています。

第 2 四半期連結累計期間の売上高は、製造ソリューションおよびコミュニケーション IT セグメン
トを中心に予想を上回る見通し
となりました。利益につきましても、増収による増益効果ならびに販
売費及び一般管理費の計画比減により前回予想を上回る見通し
です。
通期業績予想については、2021 年 2 月 10 日に発表した予想値を据え置きます。今後の環境変化や
業績動向等を踏まえ、業績予想の修正が必要と判断した場合には、速やかに開示いたします。

そこまで大きな上方修正ではないものの、業績が好調なことがうかがえます。

第2四半期決算発表の直前ということもあり、2Qの数字はほぼこの内容となるでしょうが、通期の上方修正などはあるでしょうか。

 

 

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

ISID 電通国際情報サービスの直近四半期の売上利益は以下の通り。

売上高 営業利益 利益率
21.4~6(第2四半期) 26,798百万円(93.5%) 2,799百万円(76.1%) 10.4%(81.3%)
21.1~3(第1四半期) 27,495百万円(104.3%) 3,726百万円(113.1%) 13.6%(108.8%)
20.10~12(前期 第4四半期) 28,497百万円 2,884百万円 10.1%
20.7~9(前期 第3四半期) 25,162百万円 2,334百万円 9.3%
20.4~6(前期 第2四半期) 28,654百万円 3,677百万円 12.8%
20.1~3(前期 第1四半期) 26,366百万円 3,294百万円 12.5%
19.10~12(前々期 第4四半期) 27,716百万円 2,473百万円 8.9%
19.7~9(前々期 第3四半期) 23,778百万円 2,398百万円 10.1%
19.4~6(前々期 第2四半期) 26,150百万円 2,646百万円 10.1%

第1四半期は前年同期比で増収増益となっていましたが、発表された業績予想の修正の数字から2Qの数字を出してみると、YoY、QoQともに減少していることがわかります。

上方修正ではあったものの、成長性は鈍化していると考えられるかもしれません。そのあたりは決算発表時の短信のコメントをチェックしておいたほうが良いかもしれません。

 

 

 

ISID 電通国際情報サービスのセグメントごとの売上利益

ISID 電通国際情報サービスのセグメントごとの売上・利益も見てみましょう。

セグメント 売上高 営業利益 利益率
金融ソリューション 6,333百万円(5.7%増) 647百万円(19.6%増) 10.2%
ビジネスソリューション 3,455百万円(34.2%減) 247百万円(62.4%減) 7.1%
製造ソリューション 8,220百万円(1.4%増) 1,090百万円(12.1%増) 13.3%
コミュニケーションIT 9,485百万円(35.2%増) 1,679百万円(75.3%増) 17.7%

ビジネスソリューションは大幅な減少となっていますが、コミュニケーションITは大きく増加しています。

金融ソリューション
金融機関をはじめ企業における各種金融業務を支援するITソリューションの提供を主たる事業としています。
当第1四半期連結累計期間は、自社製品である次世代融資ソリューション「BANK・R」の販売・導入、およびセー
ルスフォース・ドットコム社のソリューションを活用したコールセンターやCRMシステムの構築ビジネスが拡大した
ことにより、増収増益
となりました。

ビジネスソリューション
会計・人事を中心に経営管理業務を対象とするITソリューションの提供を主たる事業としています。
当第1四半期連結累計期間は、エンタープライズIT事業部をコミュニケーションITセグメントへ移管したことに
加え、連結会計ソリューション「STRAVIS」および会計ソリューション「Ci*X」の販売・導入が減少
したことによ
り、減収減益となりました。

製造ソリューション
製造業の製品開発/製造/販売/保守にわたる製品ライフサイクル全般を対象とするITソリューションの提供を主た
る事業としています。
当第1四半期連結累計期間は、自動車業界向けを中心に、PLMやCAE等ソフトウェア商品のライセンス販売が堅調
に推移したことにより、増収増益
となりました。

コミュニケーションIT
マーケティングから基幹業務領域まで企業のバリューチェーンやビジネスプロセスの最適化を支援するITソリュ
ーションの提供を主たる事業としています。
当第1四半期連結累計期間は、ビジネスソリューションセグメントからエンタープライズIT事業部を移管・統合
した効果に加え、電通グループとの協業による顧客のDXを支援するビジネスが拡大したことにより、増収増益
とな
りました。

 

 

 

ISID 電通国際情報サービス(4812)の株価推移

ISID 電通国際情報サービス(4812)の2021年7月21日時点でのチャートは以下の通り。

【日足】


【週足】

コロナショックで1,500円を付けた株価ですが、そこからはきれいな上昇トレンドで、3倍を超える4,600円台を付けています。

ただ、2月の通期決算、4月の1Q決算、先日の上方修正発表直後はいったん下落してから上昇しており、ある程度の好業績は織り込まれており、期待値の高い銘柄だと言えるかもしれません。

 

【7月21日時点の指標】

  • PER:35.31
  • PSR:2.73倍
  • PEGレシオ:5.47(PER35.31÷利益成長率6.45)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

株価水準を見るとPERが30倍を超えており、PEGレシオも5倍台なので比較的割高な水準だと言えるかもしれません。

 

 

 

ISID 電通国際情報サービスの決算予想まとめ

7月29日のISID 電通国際情報サービスの決算発表を前に、過去の決算発表を調べてみました。

このところの株価上昇もあり、現在は少し割高な水準だと言えるかもしれません。

直前に第2四半期の業績修正がいありましたが、数字を見ると小幅な上昇にとどまっていることや、第2四半期単体でみると数字は決して良いものとは言えないことなどを考えると、今回の決算発表はあまり期待できないかもしれません。

このところ決算発表を受けて下落することも多いこともあり、決算跨ぎはせず、下落したところを拾うという考えでもよいかもしれません。

 

 

  • 投資判断:✖ 弱気

※投資はご自身の判断にて行っていただきますようお願いします。

 

決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。

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