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【好決算】Jストリーム(4308)の決算まとめ 10月29日第2四半期決算発表

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Jストリーム(4408)の第2四半期決算発表が10月29日に行われました。

順調に業績を伸ばしているJストリームですが、今回の決算はどうだったのでしょうか。

決算発表以降大きく株価を伸ばし、週間で30%以上の上昇をしています。

大きく株価を伸ばしたJストリームの今回の決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。

 

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【好決算】Jストリーム(4308)の決算まとめ 10月29日第2四半期決算発表

【Jストリームの概要】

  • 時価総額:561億円
  • 設立:1997年
  • 上場:2001年9月
  • 売上高:84.42億円(20・3)/ 105億円(21・3予)
  • 営業利益:5.47億円(20・3) / 10億円(21・3予)

【特色】ネットによる動画ライブ中継やオンデマンド放送の配信インフラ提供。映像制作等も手がける

【連結事業】配信50(25)、制作・システム開発41(6)、他9(-4) <20・3>

【上振れ】医薬コンテンツ会社が6億円超上乗せ。ライブ配信好調。医薬の講演会、株主総会、販促会議などフル稼働。スポーツ・娯楽も下期復調。オンデマンド配信は巣ごもり需要で流量増える。映像子会社の赤字補い、会社増益計画なお保守的。

【情 報】医師のWeb講演会視聴履歴を提供するサービス開始。コロナで面談できず医師ニーズ得られない製薬会社に反響。

 

では早速今回の決算内容を見てみましょう。

 

2020年10月29日の第2四半期決算内容

発表された決算短信は上記の通り。

売上高 営業利益 経常利益 利益率 1株益
20.4~9(実績) 5,640百万円 934百万円 941百万円 16.6% 52.24円
20.4~9(四季報予想) 5,000百万円 500百万円 500百万円 10% 55.0円
21.3(通期予想) 10,500百万円 1,000百万円 1,000百万円 9.5% 55.0円

第2四半期の四季報予想に対する達成率は、売上高が112.8% 営業利益が186.8%となっており、

通期の進捗率は、売上高が53.7% 営業利益が93.4%となっています。

 

売上が上振れており、営業利益も大幅に上振れています。

今回の決算発表に合わせ、通期の上方修正も行われました。

 

通期業績予想に関するお知らせ

通期の売上高が15.5%増、営業利益は2倍となる100%増となっています。

【修正の理由】

新型コロナウイルス感染症の流行以降、インターネットを通じた動画によるコミュニケーションの利用はビジ
ネス用途、エンターテインメント用途双方において増加傾向にあり、当社グループにおいても医薬系のプロモー
ション用途利用をはじめとした需要全般が急増
しております。7月30 日に発表した通期連結業績予想において
は、下期における感染症対策の活発化に伴う動画利用の拡大やそれに伴う経費増等については加味しておりませ
んでしたが、今般、現時点で入手可能な情報や予測を基に、新たに通期連結業績予想を算定しましたので公表い
たします。下期においては、急速な需要の伸びに対応する人員確保等体制整備や人件費の増加、オフィスの合理
化及び改善と生産性向上のための投資等を実施し、相応の出費を予定しております。依然感染症の影響による経
営環境の不確実性はありますが、引き続き業績向上に尽力してまいります。

 

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

Jストリームの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。

売上高 営業利益 利益率
20.7~9(第2四半期) 3,334百万円(164.9%) 694百万円(502.9%) 20.8%(305.9%)
20.4~6(第1四半期) 2,306百万円(144.2%) 240百万円(6000%) 10.4%(3466.7%)
20.1~3(前期 第4四半期) 2,470百万円(135.1%) 227百万円(161.0%) 9.2%(119.5%)
19.10~12(前期 第3四半期) 2,351百万円(145.1%) 178百万円(219.8%) 7.6%(152.0%)
19.7~9(前期 第2四半期) 2,022百万円 138百万円 6.8%
19.4~6(前期 第1四半期) 1,599百万円 4百万円 0.3%
19.1~3(前々期 第4四半期) 1,828百万円 141百万円 7.7%
18.10~12(前々期 第3四半期) 1,620百万円 81百万円 5.0%

このところ増収増益が続いており、順調に業績を伸ばしています。

今期の第2四半期までの累計は、前年比で売上高+55.8%、営業利益:6.6倍となっています。

当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、米中の貿易摩擦や新型コロナウイルス感染症の拡大と対策と
しての経済活動の制限・自粛の長期化に伴い厳しい状況にあります。領域によっては個人消費に回復の動きがみられ
ますが、引き続き不確実性が高い状況が続くと想定されます。
インターネット業界においては、感染症拡大防止のため在宅時間が増加したことに伴ういわゆる「巣ごもり需要」
に応えるコンテンツ提供や、リアルイベントの代替・補填としてのネットコンテンツ提供が注目されました。また企
業にとって感染症対策を進めつつの事業展開は必須となり、様々なイベントのオンライン開催、テレワークの推進や
各種の情報共有、販売促進、研修、面談、会議等、アフター/ウィズコロナの企業活動を模索する動きが活発になっ
ています。
こうした環境下、当社グループは動画ソリューション事業において、感染症対策も含めて需要が急増した各種イベ
ントのインターネットライブ配信や、社内情報共有・教育等のオンデマンド動画配信ニーズに対応し、主力サービス
である「ライブ中継サービス」や「J-Stream Equipmedia」を中心に、旺盛な需要への対応体制を整備しつつ提供を
進めました。同時に、オンラインやリアルイベントの開催に関連する各種サービスを提供する企業との協業・連携を
すすめ、共同して市場開拓を図るとともに、顧客企業の多様な利用シーンとニーズに応えるより高品質なサービス提
供を行える体制整備を進めました。また、政府・民間による情報通信業界の将来に向けた研究開発、課題・対応策検
討にかかる取組にも積極的に参加しました。
なお、当社では社員への感染症対策やスムーズなテレワークの推進等、社員の健康管理や職務環境の維持改善に向
けた取り組みを引き続き推進しています。状況に応じ9割以上の社員が在宅勤務する体制を整備した他、社内での各
種感染防止対策を実施しております。
販売面においては、戦略市場を医薬業界のEVC(Enterprise Video Communication)領域、金融およびその他の業
種のEVC領域、そして放送業界を中心としたOTT領域と3区分して営業活動を実施しておりますが、いずれの領域にお
いても堅調な推移となりました。
EVC領域(医薬)においては、感染症対策の観点からMRによる訪問、販売促進活動に制限があることもあり、WEB
講演会用途のライブ配信売上が複数の顧客において大幅に増加したほか、関連するWEB制作、映像制作についても堅
調に推移した結果、前年同期の二倍を超える売上となり大きく伸長しました。更に2019年8月に完全子会社化した株
式会社ビッグエムズワイのe-ディテール向け映像等コンテンツ制作とライブ配信売上も順調に推移しました。
金融その他業種のEVC領域においては、関連省庁も含めて数年来議論されてきた「バーチャル株主総会」に関する
ニーズが感染症対策もあって顕在化し、ライブ配信売上を中心に大きな売上増加要因となりました。その他、業界を
問わず動画による情報共有、教育等に関するニーズが高まったことが「J-Stream Equipmedia」の売上増につなが
り、特に学習塾等による利用が大きく伸長しました。また、新型コロナウイルス感染症に伴うオフィス環境の変動や
不透明な景況感から案件の進捗が芳しくなかったWEB制作、映像制作についても、第2四半期連結会計期間において
は進展が見られ、売上が増加しました。
OTT領域においては、放送業界において五輪の延期に伴う需要の低減要因がありましたが、第2四半期連結会計期
間において大口のシステム開発が得られたほか、サイト運用や関連するWEB制作業務、配信ネットワーク売上は堅調
に推移し、前年同期を上回る水準となりました。
費用面においては、ライブ配信案件の急増やビッグエムズワイの子会社化の影響から外注費が増加しましたが、専
門性や付加価値の高いライブ配信や医薬系制作受注が増加したことから、売上総利益率は前年同期比4.6ポイント改
善できました。販売費及び一般管理費については、グループ企業の増加のほか、社内システム開発のための業務委託
手数料や、業容拡大のための求人費が増加しましたが、全体に費用の伸びは抑制できました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、連結売上高5,640百万円(前年同期比55.8%増)、連結営業利
益934百万円(前年同期比557.5%増)、連結経常利益941百万円(前年同期比504.8%増)、親会社株主に帰属する四
半期純利益607百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益43百万円)となりました。

 

 

 

Jストリームのセグメントごとの売上利益

Jストリームのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。

ただ、Jストリームは単一セグメントのため、起債はありません。

セグメント 売上高 営業利益 利益率

 

 

Jストリームの株価推移

Jストリーム(4308)の2020年11月6日時点での日足チャートは以下の通り。

決算発表前から右肩上がりで株価が上昇しておりましたが、今回の決算発表後は翌日にストップ高を付け、その後も大きく上昇しています。

 

 

【11月6日時点の指標】

  • PER:106.18
  • PSR:8.20
  • PEGレシオ:2.5(PER106.18÷利益成長率42.4)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

指標を見てみるとかなり割高な水準となっています。

割高なだけに高値掴みには注意したいところですが、業績が順調に伸びており、期待値も高いので今後のさらなる上昇が期待されます。

直近で押し目があるようなら買いを入れてみても良いでしょう。

 

 

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