こちらのブログでは、割安好決算を中心に銘柄の紹介などを行っておりますが、これからその日に決算発表を行った銘柄の中で、割安の好決算銘柄を紹介していこうと思います。
決算発表が多い日など、銘柄分析に時間ががかって更新できない日もあると思いますが出来るだけ日々更新していこうと思います。
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2022年2月2日の割安好決算銘柄
割安好業績の目安としては、
- 好決算(上方修正や高進捗)
- 低PER・で利益成長率が高く(目安はPEGレシオ1.5倍以下)
- 直近四半期の業績が拡大
している銘柄を中心に紹介していこうと思います。
こちらの条件にあてはまる銘柄は一時的な上昇ではなく、1ヵ月~2ヵ月、また長期での上昇が見込める銘柄ではないかと思いますので参考にしていただければと思います。
本日決算発表のあった中での割安好業績銘柄は以下の4銘柄。
- 2395 新日本科学
- 5697 サンユウ
- 4372 ユミルリンク
- 4980 デクセリアルズ
それぞれについて見てみましょう。
2395 新日本科学(第3四半期決算発表)
新日本科学は前臨床試験受託の最大手。
第3四半期決算発表をし、今期経常を22%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も20円増額しました。
- PER:10.97
- PEGレシオ:0.39
もともと業績の伸びが著しかったのですが、22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の46.8億円に急拡大。
また、併せて、通期の同利益を従来予想の46億円→56.3億円(前期は36.4億円)に22.4%上方修正し、増益率が26.2%増→54.5%増に拡大。
四半期ごとの業績を見ても前四半期から業績は急拡大しており、さらなる業績拡大も見込める銘柄。
PTSでの反応も良く、夕方時点では+167円(+12.93%)となっています。
5697 サンユウ(第3四半期決算発表)
サンユウは日本製鉄系の関西以西地盤のみがき棒鋼、冷間圧造用鋼線の専業2次加工メーカー。
第3四半期決算発表を行い、今期経常を40%上方修正、配当も9円増額しました。
- PER:7.85
- PEGレシオ:0.5
22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比6.6倍の8.8億円に急拡大。
併せて、通期の同利益を従来予想の7.3億円→10.2億円(前期は3.5億円)に39.7%上方修正し、増益率が2.1倍→2.9倍に拡大する見通しとなった。
直近四半期の業績の伸びも大きく、営業利益が前年比2.5倍、QoQでも業績を伸ばしています。
PTSではストップ高の+100円となっており、かなりの好反応となっています。
まだまだ割安で注目の銘柄。
4372 ユミルリンク(通期上方修正)
ユミルリンクは2021年9月に上場した直近IPO銘柄。
大規模、高速が特徴のメール配信システムを提供しています。
2月14日の通期決算発表を前に上方修正し、前期経常を一転22%増益に上方修正・最高益更新となりました。
- PER:20.86
- PEGレシオ:1.38
21年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の3.2億円→3.9億円(前の期は3.2億円)に22.8%上方修正し、一転して22.1%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通し。
PERが20倍台でありながら業績の伸びが大きく、今後の成長にも期待できる銘柄です。
チャートは21年9月の上場以来、1,000円を底に低迷していますが、今回の決算をきっかけに初値を超える上昇も期待できるかもしれません。
4980 デクセリアルズ(第3四半期決算発表)
デクセリアルズは今日ソニーケミカル。異方性導電膜、光学弾性樹脂などニッチな電子部材・材料に強い会社。
第3四半期決算発表を行い、今期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せしました。
- PER:15.09
- PEGレシオ:0.27
22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の193億円に急拡大した。
併せて、通期の同利益を従来予想の198億円→224億円(前期は108億円)に13.1%上方修正し、増益率が82.6%増→2.1倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
前回の決算でも四半期の業績は大きく拡大していましたが、今回はさらにその業績を上回る決算となっています。通期の業績予想を17%も上回る上方修正となっています。
PTSでの反応も+225円(+6.9%)となっており、近いうちに直近高値の4,000円もあっさり超えていく可能性も十分にあるのではないでしょうか。
以上、本日(2月2日)の割安好業績銘柄のご紹介となります。
他にもメンバーズやフジミインコーポレーテッドなども割安好決算ですが、特に注目の銘柄を紹介させていただきました。
先週まではかなり地合いが悪く、好決算でも反応しない日が続いておりましたが、今週に入ってからはだいぶ地合いが良くなってきました。
これから2月15日まで決算が続きますが、できる限り注目の好決算銘柄を紹介していこうと思います。
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