クシム(2345)の第3四半期決算発表が9月10日に迫ってきました。
前回は好決算でありながらも大株主だったる株式会社CAICAの保有株売却などにより大きく株価が下落しました。
今回の決算がどうなるのか、過去の決算発表をもとに調べてみました。
是非ご覧ください。
⇒決算短信の読み方や株式投資の基礎がしっかり学べるファイナンシャルアカデミーの詳細はこちら
クシム(2345)の決算予想 9月10日第3四半期決算発表予定
【クシムの概要】
- 時価総額:49.4億円
- 設立:1997年
- 上場:2002年12月
- 売上高:7.54憶円(19.10)/ 20億円(20・10予)
- 営業利益:-0.04憶円(19・7) / 1.7憶円(20・7予)
学習管理システム、eラーニングシステム開発やブロックチェーンなども手掛けている会社で旧社名は「アイスタディ」。
まずは前回の決算発表を見てみましょう。
2020年6月10日の第2四半期決算内容
前回発表された第2四半期の決算短信は上記の通り。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
19.11~4(実績) | 881百万円 | 42百万円 | 44百万円 | 4.8% | 4.9円 |
20.10(四季報予想) | 2,000百万円 | 170百万円 | 170百万円 | 8.5% | 55.3円 |
21.10(来期 四季報予想) | 2,450百万円 | 270百万円 | 270百万円 | 11% | 37.7円 |
進捗率は売上高が44%、営業利益が24.7%となっております。
現状、進捗率は高くありませんが第3四半期よりM&Aした2社が3Qより売上高・利益に寄与していくことから十分に達成が見込めるでしょう。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
クシムの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.2~4(第2四半期) | 462百万円(195.8%) | 51百万円(ー) | 11%(ー) |
19.11~1(第1四半期) | 419百万円(134.7%) | -9百万円(ー) | -2.1% |
変 19.7~10(前期 第4四半期) | 300百万円(120.5%) | -7百万円(-) | -2.3% |
19.4~6(前期 第3四半期) | 218百万円(75.7%) | 16百万円(69.6%) | 7.3%(91.3%) |
19.1~3(前期 第2四半期) | 236百万円 | -13百万円 | -5.5% |
18.10~12(前期 第1四半期) | 311百万円 | 72百万円 | 23.2% |
18.7~9(前々期 第4四半期) | 249百万円 | 19百万円 | 7.6% |
18.4~6(前々期 第3四半期) | 288百万円 | 23百万円 | 8% |
第2四半期・第1四半期とも前期を大きく上回っていることがわかります。
クシムのセグメントごとの売上利益
クシムのセグメントごとの売上・利益も見ておきましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
Eラーニング事業 | 392百万円 | 114百万円 | 29.1% |
アカデミー事業 | 399百万円 | -12百万円 | ー |
インキュベーション事業 | 96百万円 | 21百万円 | 21.9% |
【Eラーニング事業】
【アカデミー事業】
【インキュベーション事業】
クシムの株価推移
クシム(2345)の2020年8月28日時点での日足チャートは以下の通り。
コロナ禍の中、クシムの株価は乱高下しています。
前回の決算発表(6月10日)では好決算を評価されて大きく上昇したものの、CAICAの株式売却もあって大きく下落。
その後株価はほぼ横ばいを続け、1,200円あたりとなっています。
【8月28日時点の指標】
- PER:21.32
- PSR:6.49
- PEGレシオ:0.53(PER21.32÷利益成長率40)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
PERが21.32、PSRも6.49なのでそこまで高くはありません。
PEGレシオを算出するのに利益成長率がどれくらいなのかは難しいですが、営業利益やEPSの成長率を見ていると40%ぐらいはありますので利益成長率40で計算しました。
PEGレシオは1倍を下回る数字で、まだまだ割安価格といえる水準でしょう。
クシムの決算予想まとめ
9月10日のクシム決算発表を前に、過去の決算発表を調べてみました。
第2四半期までの進捗率は高くないものの、第3四半期からはM&Aした企業の売上高や営業利益の寄与が見込まれます。
テレワーク、授業オンライン化などに取り組んでおり、コロナ禍の中伸びていく企業のひとつかもしれません。
問題は、2Qまでの通期進捗率はあまり高くないため、3Qでどれくらい伸ばせるかというところでしょうか。
決算を跨ぐかどうかという点ですが、今回の決算の数字によっては決算翌日に一時的に下落することがあるかもしれませんが、基本的には成長性を考えると割安ですので保有していても良いのではないでしょうか。
- 投資判断:やや強気
※投資はご自身の判断にて行っていただきますようお願いします。
決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
ファンダメンタルで投資する際には決算短信の読み方を詳しく知っているかどうかは非常に重要となってきます。
私自身、ファイナンシャルアカデミーで株式投資の基礎を学びました。
まだ決算短信の読み方や株式投資の基礎がわからないという方は、株式投資が基礎からしっかり学べるファイナンシャルアカデミーの投資スクールがおすすめです。
⇒決算短信の読み方や株式投資の基礎がしっかり学べるファイナンシャルアカデミーの詳細はこちら
対象銘柄を最大7%OFFで買う方法
株を買うとき、できることなら割引価格で購入したいもの。
そんな時におすすめなのがLINE証券のタイムセールです。
毎月指定された銘柄にはなりますが、最大7%OFFの割引価格で株を買うことができます。
⇒最大7%OFFのタイムセールで購入できるLINE証券はこちら
参加者全員が3%や5%、7%の割引価格で必ず買うことができます。
対象の銘柄は毎月最低5銘柄があり、銘柄ごとのタイムセール上限数に達するまでは買うことができます。
取引手数料も無料なので、無駄なコストもなく割安価格で対象銘柄を買えるのでオトク!!
利益を上げやすいサービスとなっています。
長期で銘柄を保有する人はもちろん、タイムセールで購入して翌日すぐに売ることもできます。
タイムセールはその日の取引終了後、17時から始まりますが、翌日すぐに売ることもできます。
ほかの証券会社には無いサービスで、LINE証券にも口座開設しておき、タイムセールだけ投資するというのも良いでしょう。
⇒最大7%OFFのタイムセールで購入できるLINE証券はこちら
また、LINE証券では現在キャンペーンも行われています。
Twitterで#LINE証券 #Wチャンスに挑戦を添えてツイートするだけで10人に1人がLINEポイント1,000ポイントが付与されます。
また、このお得な取引だけでなく、今なら口座開設で1,000円プレゼントと最高3株分の購入代金がもらえるチャンスもあります。
この機会に口座開設をし、お得なタイムセールでの取引も始めてみてはいかがでしょうか。
⇒最大7%OFFのタイムセールで購入できるLINE証券はこちら