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【好決算】KYCOMホールディングス(9685)の決算まとめ 11月5日第2四半期決算発表で株価は上昇するのか?

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KYCOMホールディングス(9685)の第2四半期決算発表が11月5日に行われました。

決算発表の翌日はストップ高と好感されたKYCOMホールディングスですが、今回の決算はどうだったのでしょうか。

今回の決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。

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【好決算】KYCOMホールディングス(9685)の決算まとめ 11月5日第2四半期決算発表で株価は上昇するのか?

【KYCOMホールディングスの概要】

  • 時価総額:29億円
  • 設立:1968年
  • 上場:1990年12月
  • 売上高:47.08億円(20・3)/ 46億円(21・3予)
  • 営業利益:2.04億円(20・3) / 1.5億円(21・3予)

【特色】福井県発祥。システム開発は通信や公共に強み。運用業務などアウトソーシング強化。独立系

【連結事業】情報処理93(6)、不動産2(35)、レンタカー4(-36)、他-(-25) <20・3>

【低 調】不動産賃貸は安定的に稼ぐ。主軸のシステム開発は官公庁向けに受注好調。だが民間向けが落ち込む。コンピュータ関連も不調。新型コロナでレンタカーに打撃、赤字広がる。営業益低迷。営業外の有証運用損見込まず。減損損失なくなる。

【慎 重】検討中だったレンタカー事業の北陸4県以外での展開は保留。人材確保目的の留学生受け入れはコロナ禍で中断。

 

では早速今回の決算内容を見てみましょう。

 

2020年11月5日の第2四半期決算内容

発表された決算短信は上記の通り。

売上高 営業利益 税前利益 利益率 1株益
20.4~9(実績) 2,508百万円 170百万円 209百万円 6.8% 25.46円
20.4~9(四季報予想) 2,100百万円 70百万円 90百万円 3.3% 13.8円
21.3(通期四季報予想) 4,600百万円 150百万円 160百万円 3.3% 13.8円

第2四半期の四季報予想に対する達成率は、売上高が119.4% 営業利益が242.9%となっており、

通期の進捗率は、売上高が54.5% 営業利益が113.3%となっています。

 

今回の決算発表に合わせて、業績予想の修正も行われました。

業績予想の修正

これまでは通期の予想を行っておりませんでしたが、四季報予想と比べると売上高:106.5%、営業利益:200%となっており、好感される内容だと言えるでしょう。

 

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

KYCOMホールディングスの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。

売上高 営業利益 利益率
20.7~9(第2四半期) 1,365百万円(110.8%) 118百万円(119.2%) 8.6%(107.5%)
20.4~6(第1四半期) 1,143百万円(107.2%) 52百万円(1733.3%) 4.5%(1500%)
20.1~3(前期 第4四半期) 1,331百万円(109.6%) 48百万円(64%) 3.6%(58.1%)
19.10~12(前期 第3四半期) 1,079百万円(92.5%) 54百万円(88.5%) 5.0%(96.2%)
19.7~9(前期 第2四半期) 1,232百万円 99百万円 8.0%
19.4~6(前期 第1四半期) 1,066百万円 3百万円 0.3%
19.1~3(前々期 第4四半期) 1,214百万円 75百万円 6.2%
18.10~12(前々期 第3四半期) 1,167百万円 61百万円 5.2%

今期は第1四半期・第2四半期ともに前年同期比が増収増益となっています。

四季報予想では減収減益の予想でしたが、上振れしており、通期の業績は増収増益になっています。

 

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛及び休業要請
等の影響により経済活動が停滞したことから、景況感が大きく落ち込みました。後半において持ち直しの動きがみ
られたものの、先行き不透明な状況が続きました。一方、世界経済においても、新型コロナウイルスの感染拡大は
依然収束が見えず、予断を許さない状況が続きました。
このような環境のなかで当社グループは、事業の柱であるIT関連分野において、ソフトウエア開発及び関連業務
では、よりユーザーに近い立場での開発業務ができるようにグループ会社間で連携を取りながら企業体質の強化

してまいりました。また、コンピュータ関連サービス分野におきましても、サービスの質の向上に伴い、ユーザー
からも評価していただけるような提案営業の強化
をしてまいりました。
当第2四半期連結累計期間の売上高は25億8百万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は1億70百万円(前年同
期比65.6%増)、経常利益は2億9百万円(前年同期比48.4%増)となりました。これに、特別損益の計上及び税
金費用等を加味した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億29百万円(前年同期比28.5%増)となりまし
た。

 

 

 

KYCOMホールディングスのセグメントごとの売上利益

KYCOMホールディングスのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。

セグメント 売上高 営業利益 利益率
情報処理事業 23億36百万円(8.8%増) 1億55百万円(35.6%増) 6.6%
不動産事業 1億22百万円(66.3%増) 37百万円(17.0%増) 30.3%
レンタカー事業 84百万円(19.8%減) -11百万円
(前年同期は-25百万円)

情報処理事業・不動産事業で増収増益となっています。

特に不動産事業では太陽光発電設備の稼働などもあり、大幅な増収に。

当社グループの報告セグメントは、業績の評価、事業戦略の構築、経営資源の配分等を行ううえで重要性に基づ
いて決定しており、「情報処理事業」、「不動産事業」、「レンタカー事業」の3つで構成されています。
当第2四半期連結累計期間におけるセグメントの業績は、情報処理事業では、顧客契約単価の改善等により、売
上高23億36百万円(前年同期比8.8%増)、営業利益1億55百万円(前年同期比35.6%増)となりました。不動産
事業では、前第4四半期に取得した太陽光発電設備の稼働等により増収となり、売上高1億22百万円(前年同期比
66.3%増)、営業利益37百万円(前年同期比17.0%増)となりました。レンタカー事業では、外出自粛の影響によ
り客足が落ちたため、余剰車両の売却を進めた
結果、売上高84百万円(前年同期比19.8%減)、営業損失11百万円
(前年同期は25百万円の営業損失)となりました。これに、その他及び調整額を加味した結果、売上高は25億8百
万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は1億70百万円(前年同期比65.6%増)となりました。

 

 

 

 

KYCOMホールディングスの株価推移

KYCOMホールディングス(9685)の2020年11月10日時点での日足チャートは以下の通り。


KYCOMホールディングスは前回の決算(8/5)でも好感されて翌日はストップ高となりました。

また、菅首相が誕生したことにより、デジタル庁関連の思惑で大きく上昇していました。

その後、地合いなどの影響もあり大きく調整したものの、今回の決算では再度好感されてストップ高まで買われました。

ここ2日ほど調整していますが、今後の株価はどうなるでしょうか。

 

 

【11月9日時点の指標】

  • PER:56.44
  • PSR:0.88
  • PEGレシオ:3.4(PER56.44÷利益成長率16.2)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

今回の決算で、減収減益を見込んでいた通期の業績が増収増益予想となりました。

サプライズ決算で好感されていますが、現在の株価水準は少し割高だと言えるかもしれません。

デジタル庁関連の思惑などもあり、今後も大きく上昇する場面もあると思いますが、先日のように地合いの悪化により急落する場面も考えられるので、調整の際には早めに利確するなどを意識して投資することをお勧めします。

 

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