マクビープラネット(Macbee Planet)の第1四半期決算発表が9月10日に迫ってきました。
前回の通期決算発表では好業績で大きく株価を伸ばしましたが、今回の決算はどうなるでしょうか。
今回は気になるマクビープラネットの決算について、前回の決算内容をもとに調べてみました。
是非ご覧ください。
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マクビープラネット Macbee Planet(7095)の決算予想 9月10日第1四半期決算発表予定
【マクビープラネットの概要】
- 時価総額:85.9億円
- 設立:2015年
- 上場:2020年3月
- 売上高:34.77憶円(20・4)/ 39億円(21・4予)
- 営業利益:7.06憶円(20・4) / 8.8憶円(21・4予)
【特色】Web広告のデータ分析・管理システム『ハニカム』展開。申込獲得等に応じた成果報酬で稼ぐ
【単独事業】アナリティクスコンサルティング98(9)、マーケティングテクノロジー2(79) <19・4>
【大幅増益】21年4月期は柱のWeb広告管理システムが、証券や銀行、美容関連向け軸にユーザー申込獲得等による成果報酬伸長。Web接客ツールも貢献拡大。前期末の上場関連費用なく、営業益大幅増。
ではまずは前回の決算内容を見てみましょう。
2020年6月12日の決算内容
前回発表された通期の決算短信は上記の通り。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.4(実績) | 6,466百万円 | 374百万円 | 364百万円 | 5.8% | 98.7円 |
20.5~10月(四季報予想) | 3,600百万円 | 340百万円 | 340百万円 | 9.4% | 74.2円 |
21.4(通期四季報予想) | 7,200百万円 | 670百万円 | 670百万円 | 9.3% | 145.3円 |
売上・利益ともに前年を大きく上回って終わりました。
21年4月期は新型コロナウィルス感染症の拡大により、算定が困難なため未定としておりますが、四季報の予想数字からすると今期も業績は良いことが想定されます。
直近の四半期数字も見てみましょう。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
マクビープラネットの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.2~4(第4四半期) | 1,502百万円 | -23百万円 | -1.5% |
2020年3月上場のため、過去の四半期決算の記載はなく、直近のものしかありませんでした。
20.4期の1~3Qの数字は、売上高:4,964百万円 営業利益:397百万円でした。
マクビープラネットのセグメントごとの売上利益
マクビープラネットのセグメントごとの売上・利益も見ておきましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
アナリティクスコンサルティング事業 | 6,349,163千円(37.7%増) | 882,148千円(104.3%増) | 13.9% |
マーケティングテクノロジー事業 | 116,864千円(54.7%増) | 26,293千円(55.9%減) | 22.5% |
両事業ともに大きな伸びを見せています。
①アナリティクスコンサルティング事業
当セグメントにおきましては、新規案件の受注が堅調に推移したことにより、売上高は6,349,163千円(前年同
期比37.7%増)となりました。セグメント利益は、売上高の増加に伴い、売上原価(外注費)等の諸費用が増加し
たものの、882,148千円(前年同期比104.3%増)となりました。
②マーケティングテクノロジー事業
当セグメントにおきましては、Robeeの新規導入先の増加に伴い、売上高は116,864千円(前年同期比54.7%増)
となりました。セグメント利益は、人員強化による人件費の増加や広告宣伝費の増加により、26,293千円(前年同
期比55.9%減)となりました。
新型コロナウィルスの影響について
新型コロナウィルスによる影響は下記の通り。
マイナスの要素もあるものも、プラスの要素もあります。
マクビープラネットの株価推移
マクビープラネット(7095)の2020年8月31日時点での日足チャートは以下の通り。
2020年3月に上場してから右肩上がりで推移しています。
6月12日の決算発表で大きく上昇しましたが、調整などもしつつ、現在は5,000円前後で推移しています。
【8月31日時点の指標】
- PER:37.97
- PSR:2.2
- PEGレシオ:0.63(PER37.97÷利益成長率60)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
PERを見るとそこまで割安さがないかもしれませんが、利益成長率を考えるとまだまだ割安な数値だと考えられるのではないでしょうか。
時価総額も150憶円以下で、まだ株価は上を目指してもおかしくないのではないかと思います。
マクビープラネットの決算予想まとめ
マクビープラネットの9月10日の決算発表を前に、過去の決算発表を調べてみました。
業種的にはコロナウィルスの影響を受けづらく、成長を続けている会社でまだまだ時価総額の少ない会社。
売上規模は右肩上がりと想定しても良いかもしれません。
決算を跨ぐかどうかという点ですが、今四半期の数字がどれくらいで出てくるのかは判断が難しいですが、成長途中にある企業なので大きく上振れる可能性は十分にあるのではないかと思います。
- 投資判断:中立~やや強気
※投資はご自身の判断にて行っていただきますようお願いします。
決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
ファンダメンタルで投資する際には決算短信の読み方を詳しく知っているかどうかは非常に重要となってきます。
私自身、ファイナンシャルアカデミーで株式投資の基礎を学びました。
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