決算予想

マキヤ(9890)の決算予想 10月6日第2四半期決算発表予定

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マキヤ(9890)の第2四半期決算発表が11月6日に迫ってきました。

マキヤはコロナ禍に大きく業績を伸ばしている企業のひとつで次回も好決算が期待されるところ。

マキヤの今回の決算がどうなるのか、決算の予想を過去の決算発表をもとに調べてみましたので是非ご覧ください。

 

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マキヤ(9890)の決算予想 10月6日第2四半期決算発表予定

【マキヤの概要】

  • 時価総額:149億円
  • 設立:1972年
  • 上場:1990年10月
  • 売上高:689.22億円(20・3)/ 8.34億円(21・3予)
  • 営業利益:720億円(20・3) / 16億円(21・3予)

【特色】静岡地盤に総合ディスカウント店『エスポット』展開。食品・業務スーパーを拡充。埼玉へ進出

【連結事業】食品76、HBC8、住関連7、家電・レジャー4、生活関連4、他2 <20・3>

【特 需】業務スーパー新店2(前期3)。巣ごもり需要増で生鮮・加工食品が急拡大。消毒・衛生関連商品を軸に非食品も好調。客数増え、買い上げ点数増で客単価も上昇。後半に減速でも営業益増額。最高純益圏。

【利用促す】電子マネー機能を組み入れ、専用ポイントカードの利用を促進、固定客囲い込み図る。既存店にインショップ形式で展開のダイソー併設店は客数増に効果。

 

まずは前回の決算発表を見てみましょう。

 

2020年8月4日の第1四半期決算内容

前回発表された第1四半期の決算短信は上記の通り。

会社四季報の予想と比べ、大きく数字を上回っており、通期の業績修正も行われました。

売上高 営業利益 経常利益 利益率 1株益
20.4~6月(実績) 19,561百万円 863百万円 891百万円 4.4% 57.45円
20.4~9月(予想) 36,900百万円 1,000百万円 1,050百万円 2.7% 68.1円
21.3(通期予想) 72,000百万円 1,600百万円 1,800百万円 2.2% 80.1円

第2四半期の四季報予想に対する進捗率は、売上高が53.0% 営業利益は86.3%となっており、

通期の進捗率は、売上高が27.2% 営業利益が53.9%となっています。

売上高はそれほど上振れておりませんが、営業利益は大幅に上振れています。

 

前回決算時には上方修正されませんでしたが、10月27日に上方修正が発表されました。

 

 

2021 年3月期第2四半期業績予想の修正に関するお知らせ

四季報の予想と比較してみると下記のとおりです。

売上高 営業利益 経常利益 利益率
第2四半期(今回発表分) 38,034百万円(9.9%増) 1,435百万円(147.4%増) 650百万円(140.5%増) 3.8%
第2四半期(四季報予想) 36,900百万円 1,000百万円 1,050百万円 2.7%

特に利益が大きく上方修正されており、予想に比べて倍以上の数字となっています。

前期(20.3)と比べても大きな成長率となっています。

マキヤからの予想の概要は下記の通り。

【予想の概要】

当第2四半期連結累計期間については、新型コロナウイルス感染症の拡大にともなう「巣ごもり」・「感染対策」
需要等の高まりにより、「フード(食品)」部門・「ノンフード(非食品)」部門ともに、お客様のご支持をいただ
いたことにより、想定以上に好調に推移
いたしました。
利益面につきましても、これら売上高の増加の他に、折込チラシ等の自粛により販売費率が減少したことと、当連
結会計年度より全社で取り組んでいる「中長期経営改革プロジェクト『MAP3』」の各種改善施策の推進により、
想定以上に大幅に増加
いたしました。

 

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

マキヤの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。

売上高 営業利益 利益率
20.4~6(第1四半期) 19,561百万円(120.6%) 863百万円(806.5%%) 4.4%(5628.6%)
20.1~3(前期 第4四半期) 17,436百万円(112.9%) 209百万円(394.3%) 1.2%(400%)
19.10~12(前期 第3四半期) 17,619百万円(104.0%) 350百万円(84.1%) 2.0%(80%)
19.7~9(前期 第2四半期) 16,983百万円(104.5%) 168百万円(93.9%) 1.0%(90.9%)
19.4~6(前期 第1四半期) 16,216百万円 107百万円 0.7%
19.1~3(前々期 第4四半期) 15,440百万円 53百万円 0.3%
18.10~12(前々期 第3四半期) 16,939百万円 416百万円 2.5%
18.7~9(前々期 第2四半期) 16,246百万円 179百万円 1.1%

前期と比べ、売り上げが20%伸びており、利益は驚異的な伸びを見せています。

1%前後だった利益率も一気に4%を超えるものとなりました。

 

当社グループは、お客様と従業員の安全・安心を第一に考え、緊急事態宣言下での営業時
間の短縮やチラシの自粛と店内での各種感染防止策を徹底しながら、お客様の生活を支えるライフラインとして、
店舗営業を継続してまいりました。
当社グループは、当連結会計年度より経営改革プロジェクト『MAP3』(Makiya-group Advancing Profit
3)を編成し、各経営改革目標数値を設定し、①「ロス額」の削減、②「値入率」の改善、③「人的生産性」の改
善を推進し、当社グループの「力」(品揃え・品質・価格・売り方・サービス・マネジメント)の6項目の磨き上
げに全力で取り組んでおります。
また、前連結会計年度に導入したマキヤポイントカードに電子マネー機能を組み入れた「マキヤプリカ」の利用
促進施策として、毎月5の付く日に「マキヤプリカ」へのチャージ1万円以上で1%のボーナスを付与する特典を
継続実施すると同時に、5月に3日間の限定企画として、チャージ機でのチャージ1万円以上でボックスティッシ
ュ5箱をプレゼントする「マキヤプリカ特別チャージデー」を開催
いたしました。さらには、マイナンバーカード
やキャッシュレス決済の普及を目的に総務省が実施するマイナポイント事業への参画や、さまざまな特典キャンペ
ーンの企画により、「マキヤプリカ」の利用率の更なる向上を図り、今後もお客様のレジ待ち時間の短縮やお客様
サービスの向上を図ってまいります。
当社グループは、社会貢献活動にも力を入れており、当第1四半期連結累計期間は、新型コロナウイルスの感染
症によって医療現場でマスクなどの医療物資が不足している状況を鑑み、静岡県内の5つの自治体に対して医療用
ウイルス対策マスクとフェイスシールドを寄贈いたしました。
なお、当第1四半期連結累計期間は、新店の出店や重要な店舗改装はありません。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、営業収益は19,731百万円(前年同期比20.5%増)、営業利益
は863百万円(前年同期比701.9%増)、経常利益は891百万円(前年同期比545.4%増)、親会社株主に帰属する四
半期純利益は573百万円(前年同期比593.4%増)となりました。

 

マキヤのセグメントごとの売上利益

マキヤのセグメントごとの売上・利益も見ておきましょう。

セグメント 売上高 営業利益 利益率
小売業 19,622百万円(前年同期比20.5%増) 908百万円(前年同期比500.9%増) 4.6%
不動産賃貸事業 109百万円(前年同期比7.6%増) 41百万円(前年同期比4.9%増) 37.6%

特に小売業で大きな伸びを見せております。

 

①小売業
営業収益は19,622百万円(前年同期比20.5%増)となりました。新型コロナウイルス感染症による一時的な需要
拡大に伴い、『フード(食品)部門』は、緊急事態宣言の発令による巣ごもり需要が増加し、生鮮食品及び加工食
品ともに前年同期を大幅に上回りました
『ノンフード(非食品)部門』においても、消毒・衛生関連商品や生活
関連商品を中心に販売が好調に推移し、前年同期を大幅に上回る結果
となりました。
営業利益は908百万円(前年同期比500.9%増)となりました。これは売上高の増加に伴う売上総利益額の増加と
売上総利益率が0.29%改善したことによるものであります。

②不動産賃貸事業
営業収益は109百万円(前年同期比7.6%増)、営業利益は41百万円(前年同期比4.9%増)となりました。

 

 

マキヤの株価推移

マキヤ(9890)の2020年10月30日時点での日足チャートは以下の通り。

このところ大きく株価は上昇しており、5月と比べても2倍ほどの株価となっています。

このところ地合いの影響もあり少し停滞していますが今後はどう動くでしょうか。

 

【10月30日時点の指標】

  • PER:15.28
  • PSR:0.19
  • PEGレシオ:0.46(PER15.28÷利益成長率33.4)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

PER・PSR・PEGレシオのいずれの指標も割安といえる水準です。

また利益成長率も高く、PEGレシオは1倍を大きく下回る値となっています。

 

マキヤの決算予想まとめ

11月6日のマキヤ決算発表を前に、過去の決算発表を調べてみました。

直近で業績の上方修正がされているため、決算発表後に大きく動く可能性は低いのではないでしょうか。

ただ、基本的に指標はまだ割安な範囲です。

このところの地合いのこともあり現在は調整していますが、決算通過後はまた上を目指す可能性は十分にあるのではないでしょうか。

 

  • 投資判断:◎ 強気

※投資はご自身の判断にて行っていただきますようお願いします。

 

決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。

ファンダメンタルで投資する際には決算短信の読み方を詳しく知っているかどうかは非常に重要となってきます。

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