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【好決算】メイコー(6787)  11月6日第2四半期決算 上方修正で今期は増収増益へ!

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メイコー(6787)の第2四半期決算発表が11月6日に行われました。

今期(21.3月期)、減収減益の予想となっておりましたが今回の決算で増収増益に上方修正されました。

好決算を受けて大きく上昇したメイコーですが、今回の決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。

 

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【好決算】メイコー(6787)  11月6日第2四半期決算 上方修正で今期は増収増益へ!

【メイコーの概要】

  • 時価総額:444億円
  • 設立:1975年
  • 上場:2000年12月
  • 売上高:1156.79億円(20・3)/ 51.89億円(21・3予)
  • 営業利益:1100億円(20・3) / 45億円(21・3予)

メイコーはプリント配線板製造で国内上位。車載用とスマホ用が2本柱。中国とベトナムに量産工場持つ。

メイコーは前回決算では減収減益を予定していましたが、今回で上方修正されました。

 

今回の決算内容を見てみましょう。

 

2020年11月6日の第2四半期決算内容

発表された決算短信は上記の通り。

売上高 営業利益 税前利益 利益率 1株益
20.4~9(実績) 今回発表 53,236百万円 1,814百万円 560百万円 3.4% 7.44円
20.4~9(四季報予想) 50,000百万円 1,000百万円 300百万円 2% 3.8円
21.3(通期) 今回発表 116,000百万円 5,300百万円 3,500百万円 4.6% 103.16円
21.3(通期四季報予想) 110,000百万円 4,500百万円 3,500百万円 4.1% 80.2円

第2四半期の四季報予想に対する達成率は、売上高が106.4% 営業利益が181.4%となっており、

通期の上方修正も行われました。

売上高が5.5%増、営業利益が17.8%増となっています。

 

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

メイコーの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。

売上高 営業利益 利益率
20.7~9(第2四半期) 28,894百万円(96.6%) 1,319百万円(78.0%) 4.6%
20.4~6(第1四半期) 24,342百万円 495百万円 2.0%
20.1~3(前期 第4四半期) 25,665百万円 227百万円 0.9%
19.10~12(前期 第3四半期) 30,692百万円 1,552百万円 5.1%
19.7~9(前期 第2四半期) 29,903百万円 1,691百万円 5.7%
19.4~6(前期 第1四半期) 29,219百万円 1,719百万円 5.9%
19.1~3(前々期 第4四半期) 27,349百万円 671百万円 2.5%
18.10~12(前々期 第3四半期) 29,803百万円 2,581百万円 8.7%

四半期ごとの売上・利益を見てみると第1四半期・第2四半期ともに減収・減益となっているのは気になるところです。

 

当第2四半期連結累計期間における電子部品業界は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による景気の低迷を経
て、緩やかな回復基調となりましたが、一方で新型コロナウイルス感染拡大収束の目処が立たない地域もあり、先
行きの不透明感は継続しております。
このような状況の中、当社グループでも、受注は徐々に回復基調となりました。販売面では、車載向け基板は、
世界的な自動車生産が回復し顧客の転注品も戻りつつありますが、前年同期比で減収
となりました。スマートフォ
ン向け基板とIoT/AI家電向け基板は、新規案件が立ち上がりつつあるものの、前年同期比で減収
となりまし
た。一方、アミューズメント向け基板は好調を維持し前年同期比で増収となりました。EMS事業は、ベトナム工
場の拡張などにより前年同期比で増収
となりました。収益面では、全社的なコスト削減策を推進いたしましたが、
銅や金などの資源価格の高騰や、営業外費用に為替差損933百万円を計上するとともに、特別損失に事業構造改善
費用等で290百万円を計上し、前年同期比で減益となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、53,236百万円(前年同期比10.0%減)と前年同期に比べ
5,885百万円の減収となりました。損益面では、営業利益が1,814百万円(前年同期比46.8%減)、経常利益が560
百万円(前年同期比81.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が194百万円(前年同期比91.8%減)となり
ました。

 

 

メイコーのセグメントごとの売上利益

メイコーのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。

ただ、メイコーは電子回路基板等の設計、製造販売及びこれらの付随業務の電子関連事業を主とし、その他の事業については、重要性が乏しいため、記載が省略されています。

セグメント 売上高 営業利益 利益率

 

 

 

メイコーの株価推移

メイコー(6787)の2020年11月20日時点でのチャートは以下の通り。

【日足チャート】

【週足チャート】


これまで減収減益を予定していたこともあり、週足チャートでは横ばいとなっております。

ただ前回の決算以降、上昇トレンドを形成しております。

今回の決算発表でも好感され、翌日大きく上昇したもののその後停滞しています。

これから株価はどちらに動くでしょうか。

 

 

【11月20日時点の指標】

  • PER:19.24
  • PSR:0.44
  • PEGレシオ:0.86(PER19.24÷利益成長率22.25)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

PERは15倍を超えていますが、成長率を考えるとまだ株価は上昇する余地は十分あるのではないでしょうか。

今回の好決算もあり、まずは2020年頭あたりの2,500円を目指していくのではないでしょうか。

 

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決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。

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