ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)の第2四半期決算発表が11月4日に行われました。
順調に業績を伸ばしているミンカブ・ジ・インフォノイドですが、今回の決算はどうだったのでしょうか。
ミンカブの今回の決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。
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【好業績】ミンカブ(4436)の決算まとめ 11月4日第2四半期決算発表
【ミンカブ・ジ・インフォノイドの概要】
- 時価総額:254億円
- 設立:2006年
- 上場:2019年3月
- 売上高:27.9億円(20・3)/ 40億円(21・3予)
- 営業利益:5.23億円(20・3) / 7億円(21・3予)
【特色】『みんなの株式』『株探』などの株式メディア運営と法人向けサービスが柱。情報自動生成に強み
【連結事業】メディア48(40)、ソリューション52(28) <20・3>
【続 伸】買収したREIT情報企業フル寄与。金融を軸に新規導入が進み法人向けサービス増勢。メディアもコロナ相場特需で利用者増え、柱の広告収入が高水準。成長投資負担こなし営業益続伸。普通16円配。
【橋頭堡】大和証券グループの新サービスへテーマ別銘柄情報など提供。総合証券を開拓し法人向けの成長加速。日本取引所グループと協力し『みんかぶ先物』運営開始。
では早速今回の決算内容を見てみましょう。
2020年11月4日の第2四半期決算内容
発表された決算短信は上記の通り。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.4~9(実績) | 1,766百万円 | 262百万円 | 247百万円 | 14.8% | 9.54円 |
20.4~9(四季報予想) | 1,600百万円 | 210百万円 | 200百万円 | 13.1% | 10.2円 |
21.3(通期予想) | 4,000百万円 | 700百万円 | 680百万円 | 17.5% | 36.4円 |
第2四半期の四季報予想に対する達成率は、売上高が110.4% 営業利益が124.8%となっており、
通期の進捗率は、売上高が44.2% 営業利益が37.4%となっています。
通期の進捗率が低いのは気になるところですが、四半期ごとの業績の推移を見てみると、ミンカブは1-3月期に業績が大きくなる傾向にあるため、現在の進捗率が低いのは気にしなくても良いのではないかと思います。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
ミンカブ・ジ・インフォノイドの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.7~9(第2四半期) | 943百万円(157.2%) | 146百万円(137.7%) | 15.5%(87.6%) |
20.4~6(第1四半期) | 823百万円(163.6%) | 116百万円(362.5%) | 14.1%(220.3%) |
20.1~3(前期 第4四半期) | 1,067百万円(174.1%) | 306百万円(263.8%) | 28.7%(448.4%) |
19.10~12(前期 第3四半期) | 620百万円(119.9%) | 106百万円(160.6%) | 17.7%(138.3%) |
19.7~9(前期 第2四半期) | 600百万円 | 106百万円 | 17.7% |
19.4~6(前期 第1四半期) | 503百万円 | 32百万円 | 6.4% |
19.1~3(前々期 第4四半期) | 613百万円 | 116百万円 | 6.4% |
18.10~12(前々期 第3四半期) | 517百万円 | 66百万円 | 12.8% |
このところ増収増益が続いており、順調に業績を伸ばしています。
今期の第2四半期までの累計は、前年比で売上高+60.1%、営業利益:+89.9%となっています。
ミンカブ・ジ・インフォノイドのセグメントごとの売上利益
ミンカブ・ジ・インフォノイドのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
メディア事業 | 654,887千円(1.3%増) | 250,898千円 | 38.3% |
ソリューション事業 | 1,115,736千円(144%増) | 246,477千円 | 22.1% |
(メディア事業)
メディア事業は、「みんなの株式」、「株探(Kabutan)」等、当社グループが提供を行う投資家向け情報サイ
ト及び当社グループが業務提携によりサイト運営の一翼を担うサービスから得られる広告収益、並びに一部サイト
において提供する有料サービスから得られる課金収益等を計上しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、既存の情報サイトへの追加機能の継続的なリリースに加え、日本取
引所グループの協力のもと、総合取引所構想に則し先物・オプション情報サイト「みんかぶ先物」をリリースいた
しました。一方、新型コロナウイルス感染症の影響による金融市場への注目度の向上から、前第4四半期以降継続
していた株式情報サイトを中心とした利用者の増加傾向は当第2四半期に落ち着きを見せたものの、当第2四半期
連結累計期間の当社グループが運営するメディアサイト合計の月間平均ユニークユーザー(以下、「UU」)数は
884万人、同訪問ユーザー数は2,614万人となり、前年同期比のUU数、訪問ユーザー数は、それぞれ198万人、536万
人の増加となりました。また、有料サービスである「株探プレミアム」も順調に成長し、課金収益が拡大いたしま
した。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は654,887千円、セグメント利益は250,898千円となりまし
た。(ソリューション事業)
ソリューション事業は、メディア事業で培ったノウハウを活用したAIにより自動生成させる様々なソフトウエア
や、サイト上で収集したクラウドインプットデータ等に加工を施した情報系フィンテックソリューションを第三者
に提供するASPサービスの初期導入や月額利用料による収益を中心に事業を展開しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、当第2四半期より損益の連結を開始しましたロボット投信は営業損
益を計上したものの、PT+は順調に利益に貢献したことに加え、大手総合証券会社グループへのソリューション提
供をはじめとする新規案件導入が推進し、月額利用料収入を中心に拡大いたしました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,115,736千円、セグメント利益は246,477千円となりまし
た。
ミンカブは、収益構造が変化してきており、今までの広告中心からサブスクリプションが中心となってきています。
広告収入が585百万円(前期)⇒574百万円(今期)となっているところ、
サブスクリプションの収入は444百万円(前期)⇒933百万円(今期)と、2倍以上に増えています。
ミンカブの株価推移
ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)の2020年11月4日時点での日足チャートは以下の通り。
9月末にQUICKとの業務提携のニュースがあり大きく株価を伸ばしましたが、このところの調整地合いで大きく値を戻していました。
【11月4日時点の指標】
- PER:73.14
- PSR:12.36
- PEGレシオ:2.65(PER73.14÷利益成長率27.6)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
指標を見てみると、調整があったとはいえかなり割高な水準だと言えます。
ただ、今回の決算は好決算で直近四半期の業績も順調に伸びており好感されて直近高値を目指すのではないでしょうか。
また「QUICKとの業務提携」のほか、「AI野球戦評記事からのスポーツ情報サービス」が本格稼働するなど新しい動きもあり、今後も業績の拡大が見込まれます。
決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
ファンダメンタルで投資する際には決算短信の読み方を詳しく知っているかどうかは非常に重要となってきます。
私自身、ファイナンシャルアカデミーで株式投資の基礎を学びました。
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