NO.1(3562)の第1四半期決算発表が7月14日に行われました。
次回の決算発表が10月14日に近づいていますが、順調に業績を伸ばすNO.1の前回決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。
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NO.1(3562)の決算まとめ 7月14日第1四半期決算発表
【NO.1の概要】
- 時価総額:75億円
- 設立:1989年
- 上場:2017年3月
- 売上高:88.18億円(20・2)/ 112億円(21・2予)
- 営業利益:3.61億円(20・2) / 5.6億円(21・2予)
【特色】OA機器、自社企画のセキュリティ商品販売や保守・メンテが柱、月間定額制のITサポートも
【連結事業】オフィスコンサルタント71、システムサポート29 <20・2>
【再増額】コロナ禍でオフィス通販や保守・メンテは減少。が、自社企画の情報セキュリティ商品は需要強い。テレワーク需要高まりUTM機器も増加。7月買収の子会社が下期に寄与。前号より営業益上振れ。
【ITサポート】専任コンサルタント増など体制拡充、9月から新ITサポート開始し料金改定。学校はじめ遠隔授業の広がりで子会社のモバイルWi‐Fiが大幅増。
では早速前回の決算内容を見てみましょう。
2020年7月14日の第1四半期決算内容
発表された決算短信は上記の通り。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.3~5(実績) | 1,953百万円 | -99百万円 | -41百万円 | ー | -15.48円 |
20.3~8(四季報予想) | 4,250百万円 | 150百万円 | 150百万円 | 3.5% | 32.6円 |
21.2(通期予想) | 10,600百万円 | 500百万円 | 500百万円 | 4.7% | 112.9円 |
第2四半期の四季報予想に対する進捗率は、売上高が46.0% 営業利益はマイナスとなっており、
通期の進捗率は、売上高が18.4% 営業利益ーとなっています。
第1四半期の決算は良いものとは言えませんが、8月26日に上方修正が行われました。
通期連結業績予想の修正
売上高が22%、営業利益が49.4%上方修正されております。
【修正の理由】
当社は、情報セキュリティ機器並びにテレワーク関連機器の商品企画力に強みのあるアレクソンを子会社化
したことにより、同社の7~2月(8か月間)の損益を連結し、通期業績予想を修正するものであります。本
予想には、M&Aに伴う一時費用等を踏まえておりますが、当社とアレクソンの子会社化によるシナジー効果
は年度を通じて生じると見込んでおり、その影響は現在精査中のため織り込んでおりません。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
NO.1の四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.3~5(第1四半期) | 1,953百万円(98.6%) | -99百万円(ー) | -5.1%(ー) |
19.12~2(前期 第4四半期) | 2,522百万円(110.8%) | 220百万円(115.2%) | 8.7%(103.6%) |
19.9~11(前期 第3四半期) | 2,058百万円(107.8%) | -6百万円(ー) | -0.3%(ー) |
19.6~8(前期 第2四半期) | 2258百万円(110.1%) | 173百万円(227.6%) | 7.7%(208.1%) |
19.3~5(前期 第1四半期) | 1,980百万円 | -26百万円 | -1.3% |
18.12~2(前々期 第4四半期) | 2,276百万円 | 191百万円 | 8.4% |
18.9~11(前々期 第3四半期) | 1,909百万円 | 38百万円 | 2.0% |
18.6~8(前々期 第2四半期) | 2,050百万円 | 76百万円 | 3.7% |
前期に比べて売り上げが減少しており、利益も赤字が拡大しています。
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界各地で流行し
ている影響により、経済活動の著しい停滞を余儀なくされています。開示時点現在、国内における緊急事態宣言は
解除されておりますが、完全収束の見通しも未だ立っておらず、経済への影響は今後も長期化することが見込まれ
ております。
あらゆる市場における景気の減速が顕著となる一方で、当社グループが属するOA機器及び情報セキュリティ機器
に関する市場環境におきましては、テレワーク関連の需要が急速に高まりました。
このような状況の中、当社グループは、「ストック型ビジネスの強化」、「継続的なシステム投資」、「自社企
画商品のラインアップ強化」、「アライアンス強化、チャネル拡大」を成長戦略の基礎と位置づけ、ERPの導入や
M&Aを活用した事業拡大に取り組んでまいりました。一方で、従業員の安全確保を図りながら社会の変化に迅速に
対応すべく、一部社員の休業やテレワーク、サテライト勤務等を活用しつつ、営業活動を継続いたしました。
営業部門の商品別の販売状況において、事業活動維持のためのテレワーク導入を急がれる顧客の需要が高まった
ことにより情報セキュリティ商品及び法人向けモバイルWi-Fi販売台数が増加しました。一方、OA関連商品並びに
その他商品の販売台数については、前年を若干下回る程度の推移となりました。サポート部門においては、テレワ
ーク導入や休業等により顧客の事業所の稼働が減少したため、オフィス通販による販売は減少となりました。
また、ERPの導入や人員拡充による先行投資、M&A関連費用の発生により、販売費及び一般管理費が増加いたしま
した。
その結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,953,275千円(前年同期比1.4%減)、経常損失41,406
千円(前年同期は22,454千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は47,535千円(前年同期は16,842
千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
NO.1のセグメントごとの売上利益
NO.1のセグメントごとの売上利益も見てみましょう。
ただ、NO.1は単一セグメントのため記載はありませんでした。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
NO.1の株価推移
NO.1(3562)の2020年9月30日時点での日足チャートは以下の通り。
コロナショック時には1,000円以下の株価でしたが8月26日の上方修正などがあり、3倍以上の3,000円を超える株価で推移しています。
【9月30日時点の指標】
- PER:25.23
- PSR:1.16
- PEGレシオ:0.56(PER25.23÷利益成長率45.4)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
PERは少し高目かもしれませんが利益成長率が高く、PEGレシオは1倍割れとなっています。
第1四半期の数字はよくありませんでしたが、第1四半期の数字を踏まえたうえで上方修正も発表されており、2Q以降は数字が伸びていくと考えられます。
まだ高値を追っていく可能性は高いと言えるのではないでしょうか。
決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
ファンダメンタルで投資する際には決算短信の読み方を詳しく知っているかどうかは非常に重要となってきます。
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