【好決算】ノーリツ鋼機(7744) は割安好業績でさらなる上昇が見込める銘柄！

ノーリツ鋼機(7744)の第2四半期決算発表が11月13日に行われました。

好決算で株価が大きく上昇した銘柄ですが、どのような決算だったのでしょうか。

今回の決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。

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【好決算】ノーリツ鋼機(7744) は割安好業績でさらなる上昇が見込める銘柄！

【ノーリツ鋼機の概要】

時価総額：576億円
設立：1961年
上場：1996年2月
売上高：651.14億円(20・3）/ 385億円(20・12予)
営業利益：37.82億円(20・3) / 40億円(20・12予)

ペン先や金属部材の製造・販売、DJなど音響機器、医療データ分析調査など多角的に事業を展開。

※9か月変則決算

今回の決算内容を見てみましょう。

2020年11月13日の第2四半期決算内容

発表された決算短信は上記の通り。

	売上高	営業利益	税前利益	利益率	1株益
20.4～9(実績)　今回発表	25,437百万円	3,330百万円	1,066百万円	13.1％	154.93円
20.4～9(四季報予想)	23,900百万円	1,450百万円	▲180百万円	6.1％	130.6円
21.3(通期)　今回発表	40,300百万円	5,200百万円	2,500百万円	12.9％	188.13円
21.3(通期四季報予想)	38,500百万円	4,000百万円	1,800百万円	10.4％	176.1円

第2四半期の四季報予想に対する達成率は、売上高が106.4％営業利益が229.7％となっており、

通期の上方修正も行われました。

売上高が4.7％増、営業利益が30％増となっています。

かなり大幅な上方修正だと言えるでしょう。

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

ノーリツ鋼機の四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。

	売上高	営業利益	利益率
20.7～9(第2四半期)	14,578百万円(221.4％)	3,245百万円(276.2％)	22.3％
20.4～6(第1四半期)	10,859百万円	85百万円	0.8％
20.1～3(前期第4四半期)	16,220百万円	1,083百万円	6.7％
19.10～12(前期第3四半期)	36,196百万円	438百万円	1.2％
19.7～9(前期第2四半期)	6,584百万円	1,175百万円	17.8％
19.4～6(前期第1四半期)	6,114百万円	1,086百万円	17.8％
19.1～3(前々期第4四半期)	15,692百万円	1,285百万円	8.2％
18.10～12(前々期第3四半期)	17,172百万円	2,333百万円	13.6％

直近の四半期決算を見ると、YoY、QoQともに大幅な増収増益となっています。

ノーリツ鋼機のセグメントごとの売上利益

ノーリツ鋼機のセグメントごとの売上利益も見てみましょう。

セグメント	売上高	営業利益	利益率
ものづくり	180億81百万円(213.3％増)	44億63百万円(129.0％増)	24.7％
ヘルスケア	73億55百万円(8.0％増)	15億15百万円(8.5％減)	20.6％

各セグメント別の売上収益は外部顧客への売上収益を記載しており、また、セグメント利益を表す事業EBITDAは営
業利益±その他の収益・費用＋減価償却費及び償却費（使用権資産の減価償却費を除く）の計算式で算出しておりま
す。なお、第１四半期連結会計期間よりセグメント利益を従来の事業利益から事業EBITDAに変更しております。
なお、前連結会計年度において撤退した「創薬」「アグリ・フード」の各事業並びに2020年７月以降に譲渡契約を
締結した「シニア・ライフ」事業及び「ヘルスケア」事業に含んでおりました歯科材料・医療材料に関する事業及び
遺伝子検査サービスに関する事業を非継続事業に分類いたしました。また、前連結会計年度において、「ものづく
り」事業に属するソリトンの企業結合に係る取得対価の配分が完了したことにより関連する数値については修正再表
示しております。
当第２四半期連結累計期間において各事業は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けておりますが、前連結会
計年度末に見積った内容から重要な変更はありません。

① ものづくり
部品・材料に関する事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け前年同期と比べ減収減益となり
ましたが、2020年４月３日に新たに連結子会社となったＡＴＣが担う音響機器関連に関する事業が加わり、売上収益
は180億81百万円と前年同期と比べ123億９百万円（前年同期比213.3％増）の増収となりました。事業EBITDAは、44
億63百万円（前年同期は事業EBITDA 19億49百万円）と前年同期と比べ25億14百万円の増益となりました。

② ヘルスケア
医療検査に関する事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大による自粛期間において出検数が減少しまし
た。緊急事態宣言解除後の当第２四半期連結会計期間においては一定程度回復してまいりましたが、累計で前年同期
までには至らず、減収減益となりました。また、医療情報に関する事業においては、昨年の消費税増税前の需要の反
動等マイナス要因があったものの順調に売上収益は伸長しましたが、人件費を中心とした先行投資を実行しておりま
す。結果、売上収益は73億55百万円と前年同期と比べ５億42百万円（前年同期比8.0％増）の増収、事業EBITDAは15
億15百万円（前年同期は事業EBITDA 16億55百万円）と前年同期と比べ１億39百万円の減益となりました。

③ その他
その他の事業は、前連結会計年度に売却した重要性の乏しい事業を表示しております。