決算予想

オイシックス・ラ・大地(3182)の決算予想 11月12日第2四半期決算発表予定

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オイシックス・ラ・大地(3182)の第2四半期決算発表が11月12日に迫ってきました。

オイシックス・ラ・大地はコロナ禍でも順調に業績を伸ばしている銘柄のひとつ。

注目のオイシックス・ラ・大地の今回決算がどうなるのか、決算の予想を過去の決算発表をもとに調べてみましたので是非ご覧ください。

 

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オイシックス・ラ・大地(3182)の決算予想 11月12日第2四半期決算発表予定

【オイシックス・ラ・大地の概要】

  • 時価総額:1,274億円
  • 設立:2000年
  • 上場:2013年3月
  • 売上高:710.4億円(20・3)/ 900億円(20・12予)
  • 営業利益:24.67億円(20・3) / 55億円(21・12予)

【特色】安全に配慮した青果物をネット販売。大地を守る会に続き、らでぃっしゅぼーやをグループ化

【連結事業】宅配86(15)、他14(7) <20・3>

【大幅増額】柱のオイシックス等は新型コロナで宅配需要拡大し、会員数、購買単価とも想定超。買収米国社も伸び売上34億円乗る。広告や定期会員獲得費用の下期投下やのれんこなし伸長。災害特損ない。最高益。

【大戸屋】8月に業務提携、外食メニューを自宅で食べる需要狙い総菜のサブスク等立ち上げ。らでぃっしゅぼーやでは注文等使いやすさ改善進め、解約率低下目指す。

 

まずは前回の決算発表を見てみましょう。

 

2020年8月11日の第1四半期決算内容

前回発表された第1四半期の決算短信は上記の通り。

売上高 営業利益 経常利益 利益率 1株益
20.4~6月(実績) 23,132百万円 2,076百万円 1,840百万円 9.0% 31.6円
20.4~9月(予想) 44,400百万円 3,040百万円 2,700百万円 6.8% 39.5円
21.3(通期予想) 90,000百万円 5,500百万円 4,700百万円 6.1% 68.4円

第2四半期の四季報予想に対する進捗率は、売上高が52.1% 営業利益は68.3%となっており、

通期の進捗率は、売上高が25.7% 営業利益が37.7%となっています。

特に利益面での進捗率が高く、決算発表時には上方修正されませんでしたが、10月22日に上方修正が行われました。

 

 

業績予想の修正

売上は15.4%増、営業利益は66.7%増となっています。

【業績予想修正の理由】

当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の拡大による、緊急事態宣言に伴う外出
自粛要請などの影響により、当第1四半期を中心に食材宅配サービスの需要が急激に高まりました

当社の業績においても、足元では需要の高まりは落ち着きつつあるものの、国内宅配事業の定期会員数およ
び ARPU(月間購買単価)が順調に伸長
し、売上高は前回発表予想を上回る見通しとなりました。
また、利益面についても、売上高増による利益増に加え、ARPU 上昇による物流・配送効率の良化などに伴
う利益率の向上により、前回発表予想を上回る見通し
となりました。
以上の状況を踏まえ、通期連結業績予想について、上記の通り修正することといたします。
(注)本資料に記載されている業績等の予想数値につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成した
ものであり、実際の業績は様々な要因により予想数値と異なる場合があります。

 

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

オイシックス・ラ・大地の四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。

売上高 営業利益 利益率
20.4~6(第1四半期) 23,132百万円(142.2%) 2,076百万円(382.3%) 9.0%(272.7%)
20.1~3(前期 第4四半期) 18,615百万円(123.1%) 870百万円(1851.1%) 4.7%(1566.7%)
19.10~12(前期 第3四半期) 19,873百万円(115.6%) 697百万円(60.6%) 3.5%(52.2%)
19.7~9(前期 第2四半期) 16,287百万円(109.6%) 357百万円(70.7%) 2.2%(64.7%)
19.4~6(前期 第1四半期) 16,265百万円 543百万円 3.3%
19.1~3(前々期 第4四半期) 15,120百万円 47百万円 0.3%
18.10~12(前々期 第3四半期) 17,186百万円 1,150百万円 6.7%
18.7~9(前々期 第2四半期) 14,867百万円 505百万円 3.4%

直近の四半期で売上高・利益ともに大きく伸びています。

QoQでも売上高:124.3%、営業利益:238.6%と大きく伸びています。

 

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、昨年10月の消費税率引き上げにより弱含みで推移してきた
中、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行、また日本国内では4月から5月にかけて緊急事態宣言が発令され
た影響により、社会・経済活動が停滞し、景気は急速な悪化が続いております。今後の見通しにおいても、6月以
降、社会・経済活動が段階的に再開されたものの、依然として感染症拡大のリスクが継続しており、経済活動の縮
小に起因する個人所得の減少などの影響により、個人消費におきましても引き続き低調に推移することが予想され
ます。
一方、外出自粛意識の高まりにより、オンライン経由の購買行動の裾野が拡大しており、食品宅配市場について
も、EC化率の上昇により消費者ニーズが底上げされることが想定されます。
当社グループにおいては、足元では外出自粛の意識の高まりによる食材宅配サービスの需要が増加しており、食
を支えるインフラ企業として安定的なサービス提供を最優先の経営課題として捉え、十分な出荷キャパシティや商
品サプライの確保に取り組んでまいりました。また、新型コロナウイルス感染症の拡大を経て、お客様の家庭での
食の在り方が大きく変化する中で、「健康・免疫意識の高まり」、「家庭での食事頻度の増加」など新しいニーズ
に対し、価値提案が出来るようサービスの提供を迅速かつ柔軟に行ってまいりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は23,132百万円(前年同期比42.2%増)、営業利益は2,076
百万円(前年同期比282.3%増)、EBITDAは2,419百万円(前年同期比220.3%増)、親会社株主に帰属する四半
期純利益は1,184百万円(前年同期比337.9%増)となりました。

 

 

オイシックス・ラ・大地のセグメントごとの売上利益

オイシックス・ラ・大地のセグメントごとの売上・利益も見てみましょう。

セグメント 売上高 営業利益 利益率
宅配事業(Oisix) 11,265百万円(35.6%増) 2,367百万円(153.5%増) 21.0%
宅配事業(大地を守る会) 3,636百万円(40.6%増) 637百万円(72.4%増) 17.5%
宅配事業(らでぃっしゅぼーや) 4,721百万円(25.2%増) 899百万円(30.6%増) 19.0%
その他事業 3,604百万円(116.6%増) 329百万円(32.8%増) 9.1%

各事業とも大きく増収増益。

①宅配事業(Oisix)

インターネットを通じて主に食品・食材の直販を行う宅配事業(Oisix)においては、新型コロナウイルス
感染症の拡大に伴う宅配需要の急増により、出荷キャパシティが逼迫いたしました。そのため、既存顧客を優先し
て新規顧客獲得を一時的に休止したものの、4月末より段階的に新規顧客獲得を再開した結果、会員数は、前連
結会計年度末(2020年3月末)の239,837人から、当第1四半期連結会計期間末(2020年6月末)に252,303人へと
増加
しております。また、外出自粛により冷凍食品やストック品などの売上が好調に推移したことや、家庭内での
食事頻度の増加に対し、ランチ特集や外食支援販売(おうちレストラン)など、お客様ニーズに沿った多数の販売
施策を実施した結果、既存会員を中心に購買頻度・単価が大きく上昇し、売上増に寄与
しております。
また、上記のキャパシティ逼迫による新規獲得の休止により、新規販促費用が大幅に未消化となり、セグメント
利益は特殊に増加しております。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 11,265百万円(前年同期比 35.6%増)
セグメント利益 2,367百万円(前年同期比 153.5%増)

②宅配事業(大地を守る会)

カタログやインターネットを通じて主に食品・食材の直販を行う宅配事業(大地を守る会)においては、“ちゃ
んとした食生活”のコンセプトのもと、当連結会計年度より会員再拡大のフェーズへと移行しております。足元で
は、宅配需要の高まりによりお客様の申し込みが増加し、Oisixが新規顧客獲得を休止している間優先的にサ
ービス案内を行ったこともあり、新規会員獲得が順調に進捗し、会員数は、前連結会計年度末(2020年3月
末)の37,127人から、当第1四半期連結会計期間末(2020年6月末)には43,941人へと大きく増加
しております。
また、シニア層の健康意識の高まりに対し、健康・免疫コンテンツの露出強化などを行った結果、既存会員を中心
に、購買頻度・単価ともに大きく上昇し、売上・セグメント利益ともに大きく増加
いたしました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 3,636百万円(前年同期比 40.6%増)
セグメント利益 637百万円(前年同期比 72.4%増)

③宅配事業(らでぃっしゅぼーや)

カタログやインターネットを通じて主に食品・食材の直販を行う宅配事業(らでぃっしゅぼーや)においては、
当連結会計年度も引き続き、定期宅配サービスのオペレーション改善施策の優先的な実施を予定しております。一
方で、足元では、宅配需要の高まりによりお客様の申し込みが増加し、Oisixが新規顧客獲得を休止している
間優先的にサービス案内を行ったこともあり新規会員獲得が順調に進捗し、会員数は、前連結会計年度末(2020年
3月末)の56,935人から、当第1四半期連結会計期間末(2020年6月末)には62,515人へと大きく増加
しておりま
す。また、家庭での料理頻度が増加したことに対し、お子様と一緒に作る手料理Kitの販売など、料理が楽しくな
る商品・サービスの展開を強化した結果、既存会員を中心に、購買頻度・単価ともに大きく上昇し、売上・セグメ
ント利益ともに大きく増加
いたしました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 4,721百万円(前年同期比 25.2%増)
セグメント利益 899百万円(前年同期比 30.6%増)

④その他事業

当セグメントは、ソリューション事業、店舗事業、海外事業、卸事業等からなるその他事業であります。また、
前第3四半期連結会計期間より米国Three Limes, Inc.(通称:The Purple Carrot)の業績を、その他事業に含め
ております。新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、保育園卸事業などのリアル事業において減収減益の影響が
あった
一方、宅配需要の増加により、他社EC支援などのソリューション事業や海外事業が順調に推移したこと、
またThe Purple Carrot連結分が上積みされた影響により、全体では売上高・セグメント利益ともに増加
いたしま
した。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなりました。
売上高 3,604百万円(前年同期比 116.6%増)
セグメント利益 329百万円(前年同期比 32.8%増)

 

 

オイシックス・ラ・大地の株価推移

オイシックス・ラ・大地(3182)の2020年11月2日時点での日足チャートは以下の通り。

前回の決算で株価は大きく上昇。

その後は横ばいから上昇に向かうところでしたが、10月22日の上方修正によって株価は下落。

修正自体は悪くないものですが、高まり過ぎた期待を超えることができず株価は下落しています。

 

 

【11月2日時点の指標】

  • PER:48.78
  • PSR:1.58
  • PEGレシオ:0.74(PER48.78÷利益成長率66)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

PER・PSRは少し割高水準ではあるものの、利益成長率が高く、PEGレシオは1倍割れとなっています。

 

オイシックス・ラ・大地の決算予想まとめ

11月12日のオイシックス・ラ・大地の決算発表を前に、過去の決算発表を調べてみました。

オイシックス・ラ・大地はコロナ禍の中で需要が高まり業績も大きく伸ばしています。

株価も大きく上昇を続けていました。

 

ただ、10月22日の上方修正をきっかけに株価は調整中となっています。

現在の株価水準は決して高いものではないと考えられますし、次回決算は上方修正時から大きく変化したものは出ないと思われますので、今回の株価調整が済み、チャートが再び上昇を目指す動きがあれば買いを入れても良いかもしれません。

 

  • 投資判断:△ チャートに反転のサインが出れば買い

※投資はご自身の判断にて行っていただきますようお願いします。

 

決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。

ファンダメンタルで投資する際には決算短信の読み方を詳しく知っているかどうかは非常に重要となってきます。

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