セントケア・ホールディングスは直近の決算をきっかけに大きく株価が上昇した注目の銘柄のひとつ。
看護・入浴・居宅介護支援を軸に全国に拠点を構える介護サービスを行う会社で、コロナ禍でも順調に業績を伸ばしている会社です。
今回は、好決算で業績を伸ばすセントケア・ホールディングスについてみていきましょう。
年末相場も近づく11月、秋深まり冬が近づくこの時期は【高騰期待銘柄】の大収穫期!!
【好決算】セントケア・ホールディングス(2374)の決算まとめ 11月9日第2四半期決算発表で株価は上昇するのか?
【セントケア・ホールディングスの概要】
- 時価総額:154億円
- 設立:1983年
- 上場:2003年10月
- 売上高:431.67億円(20・3)/ 448億円(21・3予)
- 営業利益:14.68億円(20・3) / 20.3億円(21・3予)
訪問看護、入浴主体。訪問看護や小規模多機能、看護小規模多機能など医療系サービスを育成中。
時価総額が100億円台の小型株で、業績も右肩上がりで伸びている会社。
さらなる株価の上昇が見込める銘柄ではないでしょうか。
では早速今回の決算内容を見てみましょう。
2020年11月9日の第2四半期決算内容
発表された決算短信は上記の通り。
売上高 | 営業利益 | 税前利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.4~9(実績) 今回発表 | 22,732百万円 | 1,436百万円 | 1,424百万円 | 6.3% | 40.42円 |
20.4~9(四季報予想) | 22,400百万円 | 1,130百万円 | 1,090百万円 | 5.0% | 31.2円 |
21.3(通期) 今回発表 | 45,112百万円 | 2,469百万円 | 2,400百万円 | 5.5% | 58.38円 |
21.3(通期四季報予想) | 44,800百万円 | 2,030百万円 | 1,930百万円 | 4.5% | 48.9円 |
第2四半期の四季報予想に対する達成率は、売上高が101.5% 営業利益が127.1%となっております。
また、今回の四半期決算とともに通期の上方修正も行われ、営業利益が21.6%増加されました。
通期の進捗率は、売上高が50.4% 営業利益が58.2%となっています。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
セントケア・ホールディングスの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.7~9(第2四半期) | 11,607百万円(108.2%) | 843百万円(230.3%) | 7.3%(214.7%) |
20.4~6(第1四半期) | 11,125百万円 | 593百万円 | 5.3% |
20.1~3(前期 第4四半期) | 10,885百万円 | 271百万円 | 2.5% |
19.10~12(前期 第3四半期) | 11,039百万円 | 410百万円 | 3.7% |
19.7~9(前期 第2四半期) | 10,726百万円 | 366百万円 | 3.4% |
19.4~6(前期 第1四半期) | 10,517百万円 | 421百万円 | 4.0% |
19.1~3(前々期 第4四半期) | 10,191百万円 | 374百万円 | 3.7% |
18.10~12(前々期 第3四半期) | 10,477百万円 | 620百万円 | 5.9% |
第1四半期に続き、直近四半期でも大きく増収増益となっております。
特に営業利益が大きく伸びており、前年同期比で2倍以上となっています。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、経済活動が
大きく制限され、厳しい状況で推移しました。緊急事態宣言が解除されて以降は、政府による経済対策もあり
徐々に持ち直しの動きは見られるものの、依然として新型コロナウイルス感染症拡大の懸念があり、先行きは不
透明な状況が続いております。
当社グループを取り巻く経営環境は、少子高齢化の進行を背景に今後も高齢者人口の増加が見込まれるなか、
高齢者が要介護状態となっても住み慣れた地域で生活が続けられるよう、市町村がそれぞれの地域介護の課題を
分析し、自主性や主体性をもって地域の特性に応じた地域包括ケアシステムを構築する取り組みが進んでおりま
す。その一方で、生産年齢人口の減少とともに人材の確保がより一層厳しさを増しており、重要な経営課題とな
っております。また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、医療・介護業界は社会インフラとしての役割を
果たすべく、サービスの安定供給の確保がより一層求められており、当社グループはお客様、従業員及びその家
族の安全確保、感染予防、感染拡大防止対策を講じ、社会インフラを担う企業として事業継続に向けた対策を徹
底してまいりました。引き続き安全確保に取り組み、サービス継続に努めてまいります。
当社グループは、介護サービスの領域におけるお客様の多様なニーズに対応した付加価値の高いサービス・商
品を幅広く提供しております。このような事業展開により、当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、
主にデイサービスで新型コロナウイルス感染症予防のための利用控え等の影響があったものの、緊急事態宣言解
除以降は徐々に持ち直しつつあります。また、訪問入浴や訪問看護等の訪問系サービスのニーズは引き続き高
く、お客様数やサービス利用回数が伸長しました。
前期において積極的に進めた新規出店の業績が堅調に成長したこともあり、売上高は227億32百万円(前年同期
比7.0%増)となりました。利益面においては、ITを活用したWEB会議やリモートワーク等による業務効率化を推
進するとともに、仕入れや外注派遣費等の見直しにも取り組んだことで各種経費が抑制され、売上原価と販売費
及び一般管理費の売上高に占める割合はともに減少いたしました。
この結果、営業利益は14億36百万円(同82.4%増)、経常利益は14億24百万円(同104.0%増)、親会社株主に
帰属する四半期純利益は10億6百万円(同151.4%増)となりました。
セントケア・ホールディングスのセグメントごとの売上利益
セントケア・ホールディングスのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
介護サービス事業 | 222億43百万円(7.2%増) | 11億69百万円(54.8%増) | 5.3% |
その他 | 6億94百万円(13.7%減) | 46百万円(54.0%減) | 6.6% |
介護サービス事業が大きく伸びているのがわかります。
・介護サービス事業
介護サービス事業においては、新型コロナウイルス感染症の拡大により訪問系サービスが見直される契機と
もなり、訪問入浴では、お客様数の増加や稼働の向上により売上を大きく伸ばすとともに、外注派遣費の見直
し等の経費抑制に取り組んだことで増益となりました。訪問看護でも既存営業所を中心にお客様数が増加した
ことに加え、前期に開設した16ヶ所の営業所も堅調に成長したことで収益に寄与いたしました。
施設系サービスでは、デイサービスで新型コロナウイルス感染症予防のための利用控え等の影響により減収
減益となったものの、緊急事態宣言解除後を境にお客様数は徐々に戻りつつあります。看護小規模多機能型居
宅介護では、計画通り新規施設を5ヶ所開設したことで営業所数は32ヶ所となりました。営業所の新規開設に
伴う利益マイナスインパクトはあったものの、前期に開設した10ヶ所の営業所を含む既存営業所が順調に成長
したことで、全体としては売上・利益ともに大きく増加いたしました。
その結果、売上高は222億43百万円(前年同期比7.2%増)、営業利益は11億69百万円(同54.8%増)となり
ました。・その他
その他においては、セントワークス株式会社で担っていたバックオフィス業務をセントケア・ホールディン
グ株式会社へ移管したことから、売上高及び営業利益が減少しました。この結果、売上高は6億94百万円(前
年同期比13.7%減)、営業利益は46百万円(同54.0%減)となりました。
セントケア・ホールディングスの株価推移
セントケアホールディングス(2374)の2020年11月17日時点での日足チャートは以下の通り。
2020年8月の決算後、大きく株価を伸ばしています。
【11月17日時点の指標】
- PER:14.16
- PSR:0.46
- PEGレシオ:0.55(PER14.16÷利益成長率25.8)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
セントケアホールディングスは株価が右肩上がりで大きく上昇していますが、PERやPSR、PEGレシオを見るとまだまだ割安な水準。
特にPEGレシオは1倍を大きく下回っています。
同業他社と比べてもかなり割安であり、さらなる上昇が見込める銘柄ではないでしょうか。
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決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
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