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【好決算】綜研化学(4972)の決算まとめ 11月5日第2四半期決算発表で株価は上昇するのか?

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綜研化学(4972)の第2四半期決算発表が11月5日に行われました。

決算発表の翌日はストップ高と好感された綜研化学ですが、今回の決算はどうだったのでしょうか。

今回の決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。

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【好決算】綜研化学(4972)の決算まとめ 11月5日第2四半期決算発表で株価は上昇するのか?

【綜研化学の概要】

  • 時価総額:111億円
  • 設立:1948年
  • 上場:2001年4月
  • 売上高:286.99億円(20・3)/ 285億円(21・3予)
  • 営業利益:20.34億円(20・3) / 120.4億円(21・3予)

【特色】アクリル樹脂原料の粘着剤を製販。液晶パネル、自動車、テープなど多用途。中国、タイに拠点

【連結事業】ケミカルズ90(7)、装置システム10(6)【海外】54 <20・3>

【独自増額】中国向け偏光板用、光拡散フィルム用の粘着剤、微粉体、特殊機能材が大型ディスプレー市況好調追い風に期初から快走。国内自動車向けの不振補う。原料安、旅費交通費など営業活動費大幅減も奏功。営業益前期並みに増額。有証売却特益ない。

【新工場】中国・南京工場増設分稼働は22年1月に先送り。偏光板、光拡散フィルム用粘着剤の中国市場でのシェア拡大に全力。

 

では早速今回の決算内容を見てみましょう。

 

2020年11月5日の第2四半期決算内容

発表された決算短信は上記の通り。

売上高 営業利益 税前利益 利益率 1株益
20.4~9(実績) 14,004百万円 1,430百万円 1,482百万円 10.2% 145.02円
20.4~9(四季報予想) 13,800百万円 1,250百万円 1,250百万円 9.1% 121.4円
21.3(通期四季報予想) 28,500百万円 2,040百万円 1,940百万円 7.2% 170.0円

第2四半期の四季報予想に対する達成率は、売上高が101.5% 営業利益が114.4%となっており、

通期の進捗率は、売上高が49.1% 営業利益が70.1%となっています。

 

今回の決算発表に合わせて、業績予想の修正も行われました。

業績予想の修正

売上高が5.3%、営業利益が34.2%増加しています。

通期予想は、当初ほぼ横ばいを予想しておりましたが、今回の修正により増収増益となりました。

これはかなり好感される内容だと言えるでしょう。

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

綜研化学の四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。

売上高 営業利益 利益率
20.7~9(第2四半期) 7,207百万円(98.8%) 810百万円(124.2%) 11.2%(125.8%)
20.4~6(第1四半期) 6,797百万円(100.9%) 620百万円(158.2%) 9.1%(156.9%)
20.1~3(前期 第4四半期) 7,529百万円(102.6%) 390百万円(105.1%) 5.2%(102.0%)
19.10~12(前期 第3四半期) 7,137百万円(85.5%) 600百万円(95.1%) 8.4%(110.5%)
19.7~9(前期 第2四半期) 7,297百万円 652百万円 8.9%
19.4~6(前期 第1四半期) 6,736百万円 392百万円 5.8%
19.1~3(前々期 第4四半期) 7,339百万円 371百万円 5.1%
18.10~12(前々期 第3四半期) 8,351百万円 631百万円 7.6%

直近四半期は前年同期に比べ、売り上げは微減ながら大きく増益となっています。

 

当第2四半期連結累計期間における経済情勢は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う世界的な景気後退局面から
持ち直しの動きがみられ、特に中国における景気回復が顕著であったものの、欧米での新型コロナウイルスの感染
再拡大や米中対立激化が懸念されるなど先行き不透明な状況にありました。
このような状況のもと、当社グループは新型コロナウイルス感染防止策を徹底するとともに、市場・顧客ニーズ
の変化に迅速かつ柔軟に対応し、既存事業の収益基盤の強化と新たな事業領域の創出を果たすため、中国事業拠点
での研究開発機能の拡充や生産能力の増強、自動車・エネルギー・ヘルスケア等の成長分野での事業間シナジーを
追求した組織横断的戦略の推進、将来の社会環境の変化や技術革新を見据えた継続的な新規事業開発体制の構築

取り組んでおります。
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、自動車・家電分野などでの需要減少の影響を受けましたが、
中国市場を中心に液晶ディスプレイ関連分野の需要が急回復し、ケミカルズの販売が増加した一方、装置システム
の工事完成高が減少
したことにより、売上高は140億4百万円(前年同期比0.2%減)となりました。
利益面では、新型コロナウイルス感染防止策による活動経費の減少や原油価格下落に伴う原材料費の減少など一
過性の増益要因に加えて、中国市場の回復に伴う工場稼働率の向上
などにより、経常利益は14億82百万円(前年同
期比68.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、11億92百万円(前年同期比68.4%増)となりました。

 

 

 

綜研化学のセグメントごとの売上利益

綜研化学のセグメントごとの売上利益も見てみましょう。

セグメント 売上高 営業利益 利益率
ケミカルズ 126億40百万円(1.3%増)
装置システム 13億64百万円(12.4%減)

 

<ケミカルズ>
ケミカルズについては、売上高126億40百万円(前年同期比1.3%増)となりました。製品別の状況は、以下のと
おりです。
粘着剤関連製品は、自動車・建材分野など一般用途向けの販売数量が減少したものの、需要回復が顕著であった
中国市場での液晶ディスプレイ関連用途向けの販売が伸びた
ことなどにより、売上高は78億88百万円(前年同期比
0.1%増)となりました。
微粉体製品は、電子部品関連用途向けの販売数量が増加したものの、中国市場での光拡散用途向けの販売数量が
減少
したことなどにより、売上高は12億45百万円(前年同期2.7%減)となりました。
特殊機能材製品は、中国市場を中心に電子材料用途向けの販売数量が増加したことなどにより、売上高は14億65
百万円(前年同期比23.6%増)となりました。
加工製品は、中国市場での機能性粘着テープの販売が電子情報機器用途向けで増加したものの、家電用途向けな
どで減少したことや、東南アジア市場での需要低迷の影響を受けた
ことなどにより、売上高は20億41百万円(前年
同期比4.3%減)となりました。

<装置システム>
装置システムについては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う工事案件の工期延長や発注延期などの影響を受け
て工事完成高が減少
したことなどにより、売上高は13億64百万円(前年同期比12.4%減)となりました。

 

 

 

 

綜研化学の株価推移

綜研化学(4972)の2020年11月10日時点での日足チャートは以下の通り。

このところ右肩上がりで推移していた株価が、今回の決算をきっかけにさらに上昇しました。

決算発表日の翌日はストップ高。

その後地合いの影響などもあり下がっていますが、今後の株価はどうなるでしょうか。

 

 

【11月10日時点の指標】

  • PER:7.29
  • PSR:0.47
  • PEGレシオ:0.57(PER7.29÷利益成長率12.68)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

綜研化学の指標を見てみるとかなりの割安だと言えるでしょう。

PERが10倍以下で、業績も伸びている企業なので今後も大きな上昇が見込める銘柄だと言えるのではないでしょうか。

決算発表後、ストップ高になった後は少し調整していますが、数日後には切り返して再び高値を目指していくのではないでしょうか。

 

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