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好決算:TAKARA&COMPANY(7921) の決算まとめ 10月1日第1四半期決算発表

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TAKARA&COMPANY(7921)の第1四半期決算発表が10月1日行われました。

好決算だった今回発表された決算発表についてまとめてみましたので是非ご覧ください。

 

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好決算:TAKARA&COMPANY(7921) の決算まとめ 10月1日第1四半期決算発表

【TAKARA&COMPANYの概要】

  • 時価総額:325億円
  • 設立:1960年
  • 上場:1988年12月
  • 売上高:191.16億円(20・5)/ 265億円(21・5予)
  • 営業利益:22.47億円(20・5) / 25億円(21・5予)

【特色】傘下に上場企業向けディスクロージャー事業大手の宝印刷や通訳・翻訳老舗のサイマルなど

【連結事業】ディスクロージャー関連92(10)、通訳・翻訳8(11) <20・5>

【続 伸】通訳・翻訳会社買収で売上約60億円上乗せ。統合報告書等に減速懸念あるが、開示書類作成支援ソフトは上位版導入進む。決算実務支援などコンサル関連順調増。のれん償却費こなし、連続営業増益。

【新中計】23年5月期に売上300億円、営業益29億円目標。通訳・翻訳事業で前期買収サイマル社との相乗効果発現がカギ。決算開示コンサル事業を分社化、一段強化。

 

では早速今回の決算内容を見てみましょう。

2020年10月1日の第1四半期決算内容

今回発表された決算短信は上記の通り。

会社四季報の半期の予想と比べて高い進捗率となっています。

売上高 営業利益 経常利益 利益率 1株益
20.6~8(実績) 7,844百万円 1,632百万円 1,680百万円 20.8% 84.81円
20.6~11(予想) 13,500百万円 1,500百万円 1,500百万円 11.1% 84.9円
21.5(通期予想) 26,500百万円 2,500百万円 2,500百万円 9.4% 128.34円

半期の進捗率は売上高:58.1%、営業利益:108.8%となっており、

通期の進捗率も売上高が29.6%、営業利益が65.3%となっています。

予想を大きく上回る好決算で、利益は既に第2四半期の予想を上回っています。

今回は上方修正されませんでしたが、今後上方修正があると考えてよいでしょう。

 

四半期の売上利益も見てみましょう。

 

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

TAKARA&COMPANYの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。

売上高 営業利益 利益率
20.6~8(第1四半期) 7,844百万円(121.4%) 1,632百万円(123.1%) 20.8%(101.5%)
20.3~5(前期 第4四半期) 4,982百万円(82.6%) 667百万円(72.0%) 13.4%(87.0%)
19.12~2(前期 第3四半期) 3,580百万円(140.9%) 165百万円(-) 4.6%(-)
19.9~11(前期 第2四半期) 4,092百万円(108.6%) 89百万円(-) 2.2%(ー)
19.6~8(前期 第1四半期) 6,462百万円 1,326百万円 20.5%
19.3~5(前々期 第4四半期) 6,030百万円 926百万円 15.4%
18.12~2(前々期 第3四半期) 2,540百万円 -430百万円 -16.9%
18.9~11(前々期 第2四半期) 3,769百万円 -19百万円 -16.9%

期によって大きくばらつきはありますが、今第1四半期は大きく増収増益となっています。

 

当社グループのディスクロージャー関連事業に関係が深い国内株式市場においては、新型
コロナウイルス感染症へのさまざまな感染対策や政策対応、米中間の通商問題の動向などを要因に、日経平均株価
は21,000円台から23,000円台を推移しました。
通訳・翻訳事業に関係が深い国内のイベント開催状況においては、2020年東京オリンピックなどの大規模イベン
トは延期傾向が続き、また段階的に制限の緩和を進めてきたイベント開催時の人数制限は期間の延長が相次ぐ状況
となりました。
このような事業環境において、当社グループは法定開示書類作成支援ツール「X-Smart.シリーズ」の高度化と導
入社数増加および、金融商品取引法に基づく有価証券報告書などEDINET提出書類の電子的雛型である「EDINETタク
ソノミ」設定範囲拡大への対応に注力
してまいりました。また、コーポレートガバナンス・コード適用に伴い積極
性を増すステークホルダーとの対話や非財務情報開示の充実化への需要に対する製品やサービスの提供、「ネット
で招集」をはじめとする株主総会プロセスの電子化への対応
にも取り組んでまいりました。
さらに、日本経済に加えて情報開示のグローバル化進展に伴い今後さらにニーズが高まると予想される通訳・翻
訳事業では、コロナ禍でも高付加価値な多言語サポートサービスを効率的に展開するため、グループ内通訳・翻訳
業務関連会社間の協業体制を強化すると共に、「同時通訳」のために開発された遠隔同時通訳プラットフォーム
“interprefy”や高精度のAI翻訳エンジンを搭載した安全な自動翻訳システム“T-tact AN-ZIN”などのクラウド
ベース型商品の拡販
を進めてまいりました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は7,844百万円(前年同四半期比1,382百万円増、同21.4%増)と
なりました。利益面については、営業利益は1,632百万円(同305百万円増、同23.0%増)、経常利益は1,680百万円
(同330百万円増、同24.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は949百万円(同24百万円増、同2.7%増)と
なりました。

 

 

 TAKARA&COMPANYのセグメントごとの売上利益

TAKARA&COMPANYのセグメントごとの売上・利益も見ておきましょう。

セグメント 売上高 営業利益 利益率
ディスクロージャー関連事業 6,729百万円(10.5%増) 1,778百万円(37.9%増) 26.4%
 ・金融商品取引法関連製品  2,582百万円(7.2%増)
 ・会社法関連製品  1,688百万円(71.8%増)
 ・IR関連製品  874百万円(4.2%減)
 ・その他製品  874百万円(4.2%減)
通訳・翻訳事業 1,115百万円(197.6%増) ー256百万円(295百万円減)

各事業ともに大きな伸びを見せています。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

なお、当社グループでは、前連結会計年度末より、従来の「ディスクロージャー関連事業」の単一セグメントか
ら「ディスクロージャー関連事業」および「通訳・翻訳事業」の2区分に変更しております。
セグメントの業績数値は、セグメント間の内部売上高または振替高を相殺消去し記載しております。また、以下
の前年同四半期比較につきましては、前第1四半期連結累計期間の数値を当第1四半期連結累計期間と同様の区分
に変更して比較しております。

 

(ディスクロージャー関連事業)

当セグメントにおきましては、新型コロナウイルス感染症の影響で株主総会招集通知および関連文書の翻訳の
売上がずれ込んだことや、決算・開示に係る支援等のコンサルティングの売上が増加
したことにより、売上高は
6,729百万円(同641百万円増、同10.5%増)、セグメント利益は1,778百万円(同488百万円増、同37.9%増)と
なりました。
従来と同様に「ディスクロージャー関連事業」を製品区分別にご説明いたしますと、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結累計期間より、「会社法関連製品」と「IR関連製品」の一部製品について売上区分
を見直しており、前第1四半期連結累計期間の数値を変更後の売上区分に組み替えて比較しております。

・金融商品取引法関連製品
「EDINETタクソノミ」の設定範囲拡大による売上増加および法定開示書類作成支援ツール「X-Smart.シリー
ズ」の導入顧客数が増加
したことにより、売上高は2,582百万円(同173百万円増、同7.2%増)となりました。

・会社法関連製品
新型コロナウイルス感染症の影響で株主総会招集通知および関連文書の翻訳の売上がずれ込んだことにより、
売上高は1,688百万円(同705百万円増、同71.8%増)となりました。

・IR関連製品
事業報告書等の売上が減少したことにより、売上高は1,584百万円(同198百万円減、同11.1%減)となりまし
た。

・その他製品
株主優待関連の売上が減少したことにより、売上高は874百万円(同38百万円減、同4.2%減)となりました。
なお、当社グループの売上高はお得意様の決算期が3月に集中していることに伴い季節的変動があり、第1四半
期および第4四半期の売上高が他の四半期に比べて多くなる傾向があります。

 

(通訳・翻訳事業)

当セグメントにおきましては、前連結会計年度末に株式会社サイマル・インターナショナルを連結の範囲に含
めたことにより、売上高は1,115百万円(同740百万円増、同197.6%増)となりました。通訳・翻訳事業セグメ
ントを構成する主たる事業会社の決算期は3月決算であり、当第1四半期の対象月は、新型コロナウイルス感染症
による経済停滞への影響が大きい4、5、6月であることから、主に国内通訳・翻訳の業績が大きく落ち込み、セ
グメント損失は256百万円(同295百万円減)
となりました。

 

 

TAKARA&COMPANYの株価推移

TAKARA&COMPANY(7921)の2020年9月30日時点での日足チャートは以下の通り。

ゆるやかな上昇トレンドを形成していますが8月末から9月上旬にかけ、急騰・急落がありました。

現在は2,200円あたりで推移しています。

 

【9月30日時点の指標】

  • PER:18.11
  • PSR:1.29
  • PEGレシオ:1.87(PER18.11÷利益成長率9.65)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

株価水準は割安とまでは言えませんが高くはない水準。

今回の好決算を受け、基本的には上昇が考えられます。

ただ、年間を通じて第1四半期の売上・利益が大きくなる傾向にあり、また一部売り上げがずれ込んだために増加したものもあるため、少し割り引いて考えたほうが良いかもしれません。

 

 

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