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【好決算】テモナ(3985)の決算まとめ 11月10日通期決算発表で株価は上昇するのか?

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テモナ(3985)の決算発表が本日11月10日に行われました。

コロナ禍でも増収を続けているテモナですが、今回の決算はどうだったのでしょうか。

今回発表された決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。

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【好決算】テモナ(3985)の決算まとめ 11月10日通期決算発表で株価は上昇するのか?

【テモナの概要】

  • 時価総額:157億円
  • 設立:2008年
  • 上場:2017年4月
  • 売上高:15.57億円(19・9)/ 22.1億円(20・9予)
  • 営業利益:2.83億円(19・9) / 2億円(20・9予)

【特色】定期販売特化型の通販システムが柱。健康食品・化粧品顧客に強み。広告・販促効率化ツールも

【単独事業】たまごリピート89、ヒキアゲール2、サブスクストア9、サブスクストアB2B0 <19・9>

【反 発】サブスク支援会社設立で連結開始、業績影響軽微。下期に『サブスクストア』主体に伸長。会社計画は保守的。21年9月期は定期販売通販が『たまごリピート』から『サブスクストア』にシフト推進。キャッシュレス化の手数料負担一巡で営業益回復。

【育 成】美容サロン向け専売品『サブスクビューティ』育成。営業は既存客、新規客ともオンライン中心、社員も全員在宅勤務。

 

ではまずは今回の決算内容を見てみましょう。

 

2020年11月10日の通期決算内容

 

今回発表されたの通期の決算短信は上記の通り。

売上高 営業利益 経常利益 利益率 1株益
20.9(実績) 今回発表 2,301百万円 178百万円 173百万円 7.7% 9.18円
20.9(四季報予想) 2,210百万円 200百万円 200百万円 9.0% 11.5円
21.9(通期予想) 今回発表 2,910百万円 378百万円 349百万円 13.0% 19.94円
21.9(四季報予想) 2,600百万円 300百万円 300百万円 11.5% 16.2円

前期(20.9)は四季報予想に比べて売上が104.1%、営業利益が89%となりました。

前期の結果、予想よりも営業利益はマイナスとなっています。

ただ、今期(20.9)の予想数字が四季報予想を大きく上回るもので、四季報予想よりも売上11.9%、営業利益26%増となっています。

前期の結果はそれほどでもなかったものの、今期の数字は好感されるのではないでしょうか。

 

 

直近四半期の売上利益

直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。

テモナの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。

売上高 営業利益 利益率
20.7~9(第4四半期) 738百万円(162.6%) 68百万円(58.6%) 9.2%(35.9%)
20.4~6(第3四半期) 592百万円(147.3%) 55百万円(119.6%) 9.3%(81.5%)
20.1~3(第2四半期) 497百万円(138.8%) 30百万円(53.6%) 6.0%(38.5%)
19.10~12(第1四半期) 474百万円(138.2%) 25百万円(38.5%) 5.3%(27.9%)
19.7~9(前期 第4四半期) 454百万円 116百万円 25.6%
19.4~6(前期 第3四半期) 402百万円 46百万円 11.4%
19.1~3(前期 第2四半期) 358百万円 56百万円 15.6%
18.10~12(前期 第1四半期) 343百万円 65百万円 19.0%

直近四半期では売り上げが大きく増加するも、営業利益は大きく下がっています。

当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、それまでの緩やかな回復
基調から急速に悪化し、景気の先行きは非常に不透明な状況が続いております。
当社グループにおきましても、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全従業員へ毎日の検温測定と報告の徹底、
全社的な在宅勤務の推奨、それに伴う在宅手当の支給など、早期から対策を講じてまいりました。当社グループ及び
当社グループのお客様の多くは、サブスクリプション型のビジネスモデルであることから、新型コロナウイルス感染
症による当社グループの業績への影響は限定的なものとなっておりますが、現時点の経済活動状況を前提する環境は、
この先も継続するものと見込んでおります。
当社グループの事業に関連する国内電子商取引市場は、「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経
済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」によりますと、2019年のBtoC-EC市場規模が前年比7.65%増の19.3兆円、
BtoB-EC市場規模が前年比2.5%増の352.9兆円と堅調に推移しております。また、ECの普及率を示す指標であるEC化率
(※1)は、BtoC-ECで6.76%、BtoB-ECで31.7%と増加傾向にあったことに加えて、新型コロナウイルスに対応するた
めの社会的距離確保の要請が強まっていることから、商取引の電子化は引き続き進展していくものと見込まれます。
このような経営環境のもと、当社グループでは「ビジネスと暮らしを“てもなく”(※2)する」という理念に基
づき、ストック型のビジネスモデルをより普及させるべく、サブスクリプションビジネスに特化したBtoC事業者向け
ショッピングカートシステム「サブスクストア」の機能向上に注力してまいりました。また、「サブスクストア」や
「たまごリピート」の提供を通して培ったノウハウと機能を活用し、美容室・理容室のサロン専売品のサブスクリプ
ション販売システム「サブスクビューティ」やリアル店舗に特化したサブスクリプション管理システム「サブスクア
ット(サブスク@)」の販売を展開するなど、ターゲット市場の拡大を推進しております。

 

 

テモナのセグメントごとの売上利益

テモナのセグメントごとの売上・利益も見ておきましょう。

とはいえテモナは単一セグメントとなるため、サービス別の業績となります。

業務の種類 売上高 営業利益 利益率
たまごリピート 1,180,076千円(前期比27.0%増)
サブスクストア 418,526千円(前期比349.3%増)
決済手数料 1,523億円(前期比15.2%増)
その他サービス 136,629千円(前期比427.9%増)

 

①「たまごリピート」は、後継システムである「サブスクストア」の販売を強化したことから新規申込件数が減少す
るとともに解約が進み、サービス利用アカウント数は763件(前期比10.2%減)
となりました。アカウント数は減少傾
向にあるものの、政府による緊急事態解除宣言を境にして広告需要が増大し、オプションサービスである「LTV連動型
アフィリエイト」の販売高が大きく伸長したほか、「チャットボット受注オプション Powered by qualva」の販売も
引き続き堅調に推移
し、売上高は1,180,076千円(前期比27.0%増)となりました。

②「サブスクストア」は、新型コロナウイルスの影響からサブスクリプションモデルでのEC事業に対するお問い合わ
せが増加し、サービス利用アカウント数が348件(前期比161.7%増)へと大きく伸長
しました。また、大規模顧客向
けのカスタマイズの受注状況も好調
であったことから、売上高は、418,526千円(前期比349.3%増)となりました。

③当連結会計年度における当社グループの提供するサービスの流通総額は、1,523億円(前期比15.2%増)と堅調に推
移しましたが、2019年10月から2020年6月まで間、政府が推進するキャッシュレス化対策の一環として、当社の提供す
る中小加盟店向けクレジットカード手数料率が3.4%から3.25%に減少していたことなどから、決済手数料の売上高は、
566,341千円(前期比11.2%増)となりました。

④「サブスクビューティ」「サブスクアット」「サブスクストアB2B」「ヒキアゲール」などのその他のサービスにつ
いては、「サブスクビューティ」の導入支援コンサルティングサービスが受注を伸ばした結果、売上高は136,629千円
(前期比427.9%増)となりました。

以上の結果、売上高は2,301,573千円となりました。
売上原価は、「LTV連動型アフィリエイト」など原価率の高いオプションサービスの販売高が大きく伸長したことが
要因となり、934,153千円となりました。
販売費及び一般管理費は、人員の拡大に伴い人件費が増加しているとともに、新しいサービス開発のための研究開
発費の増加や、株式報酬制度の設計に伴うコンサルティング費用、事業譲受に伴う手数料などの一時的なコストも発
生したことから、販売費及び一般管理費は、1,189,338千円となりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、営業利益178,081千円、経常利益173,276千円、親会社株主に帰属する当期
純利益98,556千円となりました。

 

 

 

今後の見通し

今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の第二波、第三波の発生が懸念されるなど、予断の
許さない状況が続くと予想されます。
このような状況のもと、当社グループがサービス提供を行っている事業に関連する国内電子商取引市場は、2019年
のBtoC-EC市場規模が前年比7.65%増の19.3兆円、BtoB-EC市場規模が前年比2.5%増の352.9兆円と堅調に拡大を続けて
おり、新型コロナウイルスに対応するための社会的距離確保の要請が強まっている環境などから、今後の商取引の電
子化はさらに大きく伸展していくものと見込まれます。
当社グループはこのような事業環境であるからこそ、サブスクリプション型のビジネスモデルをさらに広げるため、
ECを支援する既存サービスの機能開発と販売を引き続き積極的に推し進めるとともに、新たな需要に応えるための販
売体制の強化を進め、さらなる事業領域の拡大を目指してまいります。また、コスト構造の見直しや生産性の改善に
も間断なく取り組み、利益率の改善を図ってまいります。
上記を踏まえ、翌事業年度(2021年9月期)の業績見通しにつきましては、売上高2,910百万円(前期比26.5%増)、
営業利益378百万円(前期比112.4%増)、経常利益349百万円(前期比101.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益
209百万円(前期比112.7%増)を予想しております。
なお、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、
今後様々な要因によって予想数値と行なる結果となる可能性があります

 

 

テモナの株価推移

テモナ(3985)の2020年11月9日時点での日足チャートは以下の通り。

コロナ禍で大きく株価を伸ばした銘柄のひとつですが、このところは乱高下しております。

 

【11月10日時点の指標】

  • PER:106.49
  • PSR:9.38
  • PEGレシオ:10.65(PER106.49÷利益成長率10)

※PSR(株価売上高倍率)  ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)

 

指標を見ると現在の株価水準はかなり割高な位置にあると言えるでしょう。

今回の決算で株価はどう動くでしょうか。

決算内容としては20年9月期の結果は悪かったのですが21年9月期の予想は好感されるものとなっております。

PTSも上昇しており、基本的には上昇から始まると思われますが、現在の株価水準や、コロナワクチンのニュースなどで株価が下落する要素も充分にあります。

買いを入れる際は高値掴みに注意して投資したほうが良いのではないでしょうか。

 

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決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。

ファンダメンタルで投資する際には決算短信の読み方を詳しく知っているかどうかは非常に重要となってきます。

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