テラスカイ(3915)の第1四半期決算発表が7月15日に行われました。
次回の決算発表が10月15日に近づいていますが、順調に業績を伸ばすテラスカイの前回決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。
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テラスカイ(3915)の決算まとめ 7月15日第1四半期決算発表
【テラスカイの概要】
- 時価総額:573億円
- 設立:2006年
- 上場:2015年4月
- 売上高:93億円(20・2)/ 115億円(21・2予)
- 営業利益:7.25億円(20・2) / 9億円(21・2予)
【特色】米セールスフォース(SF)とAWSのクラウドシステム導入・開発を展開。大企業向け強い
【連結事業】ソリューション82(16)、製品18(16) <20・2>
【独自増額】新型コロナの影響で企業のデジタル化投資活発、セールスフォースやAWSの導入支援が出足絶好調。開発者の即戦力採用減っても業務効率向上で補う。イベントや海外人件費抑制も効く。営業益を前号から大幅増額。株式売却特益28億円。
【生産性】特定業界向けのSFソリューションを開発し個社調整抑制狙う。訪問作業員向けSF導入が活発、開発体制強化へ。
では早速前回の決算内容を見てみましょう。
2020年7月15日の第1四半期決算内容
発表された決算短信は上記の通り。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.3~5(実績) | 2,926百万円 | 321百万円 | 319百万円 | 11.0% | 168.5円 |
20.3~8(四季報予想) | 5,000百万円 | 250百万円 | 250百万円 | 5% | 158.4円 |
21.2(通期予想) | 10,700百万円 | 520百万円 | 510百万円 | 4.9% | 174.2円 |
第2四半期の四季報予想に対する進捗率は、売上高が58.5% 営業利益が128.4%となっており、
通期の進捗率は、売上高が27.3% 営業利益が61.7%となっています。
売上も好進捗率ですが、利益は第2四半期予想をすでに超えており、通期でも60%を超えています。
今回は上方修正されませんでしたが、どこかのタイミングで上方修正もあるのではないでしょうか。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
テラスカイの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.3~5(第1四半期) | 2,926百万円(137.8%) | 321百万円(200.6%) | 11.0%(146.7%) |
19.12~2(前期 第4四半期) | 2,555百万円(136.1%) | 167百万円(141.5%) | 6.5%(103.2%) |
19.9~11(前期 第3四半期) | 2,296百万円(139.2%) | 213百万円(1183.3%) | 9.3%(845.5%) |
19.6~8(前期 第2四半期) | 2,325百万円(152.3%) | 185百万円(1156.3%) | 8.0%(800%) |
19.3~5(前期 第1四半期) | 2,124百万円 | 160百万円 | 7.5% |
18.12~2(前々期 第4四半期) | 1,877百万円 | 118百万円 | 6.3% |
18.9~11(前々期 第3四半期) | 1,649百万円 | 18百万円 | 1.1% |
18.6~8(前々期 第2四半期) | 1,527百万円 | 16百万円 | 1.0% |
前期も大きく上昇しましたが、今四半期はさらに大きく上昇。
売上高が30%以上増加し、営業利益は2倍以上の増加となっています。
テラスカイのセグメントごとの売上利益
テラスカイのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
ソリューション事業 | 2,332,051千円(42.2%増) | 414,034千円(81.1%増) | 17.8% |
製品事業 | 594,576千円(22.7%増) | 163,876千円(57.8%増) | 27.6% |
当第1四半期連結累計期間の当社グループの主な取り組みは、以下のとおりです。
2020年3月
・クラウドネイティブなグループウェア「mitoco(ミトコ)」の無償提供を開始しました。新型コロナウイルスの
感染拡大を受け、テレワークを実施している、または実施を検討している企業、自治体、教育機関、非営利団
体などを対象に、提供開始日から3か月間を無償提供期間としました。
2020年4月
・当社は、新型コロナウイルスの感染拡大によるリスク軽減、従業員ならびに関係者の皆様の安全確保を目的
に、4月1日より、全社員の原則在宅勤務(テレワーク)を実施しました。
・医療法人社団 こころとからだの元氣プラザ(東京都千代田区)が、業務効率化とコミュニケーション活性化
などを目的に「mitoco(ミトコ)」を採用したことを発表しました。
・株式会社Emotion Tech(本社:東京都千代田区)の、顧客体験向上クラウド「EmotionTech」導入企業におけ
る業務効率化と取得データの一層の活用を目指し、クラウドデータ連携基盤「DataSpider Cloud」を活用した
他クラウドサービスとの連携、支援を強化しました。
・スターティア株式会社(本社:東京都新宿区)が、商品別営業から顧客担当制営業への大規模な営業戦略の転
換に伴い、これまで商品事業部ごとに別々の顧客情報管理システムを利用していたものを、Salesforceに一元
化しました。当社は、このSalesforceへのシステム統合及び顧客サポート体制の強化と業務プロセスの改善を
支援してります。
・全社テレワークの実施に伴い、クラウド型のコミュニケーション・ソリューションであるTwilioを利用した在
宅コールセンターを立ち上げ、4月6日より運用を開始しました。Twilioでの構築により、複数オペレーター
の職場環境をオフィスから在宅へと、スピーディな切り替えを実現しました。Twilioは、世界16万社が採用す
る、クラウドコミュニケーションプラットフォームを提供しています。当社はTwilioが日本法人を立ち上げた
2019年8月にゴールド・SIパートナー契約を締結し、2020年3月には再販売契約も締結完了しました。
2020年5月
・株式会社T-TOP(大阪府大阪市)が、「mitoco(ミトコ)」を採用したことを発表しました。T-TOPは「mitoco
(ミトコ)」の導入によりスケジュール管理の効率化と申請手続きの電子化を進め、テレワーク中や出向中で
も問題なく社内コミュニケーションを進められる体制づくりを行いました。
・ビジュアルSOPマネジメントプラットフォーム「Teachme Biz」を提供する株式会社スタディスト(本社:東京
都千代田区)と資本業務提携契約を締結しました。スタディストは、Salesforceの教育支援ニーズを捉え、
2019年に「Teachme Biz for Salesforce」の提供を開始しています。テラスカイとの協業により、Salesforce
トレーニング現場のニーズを把握しやすくなり、更なるUXの向上と、また販路の拡大が見込めます。
テラスカイの株価推移
テラスカイ(3915)の2020年9月25日時点での日足チャートは以下の通り。
7月15日の決算発表以降、株価は大きく上昇して3000円前後だった株価が5,000円台で推移しています。
【9月25日時点の指標】
- PER:27.13
- PSR:6.64
- PEGレシオ:1.17(PER27.13÷利益成長率23.15)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
株価は前回決算を受けて大きく上昇していますが、指標を見るとそこまで割高ではないと言えるでしょう。
また利益成長率をふまえ、PEGレシオを見ると1倍付近となっており、まだまだ割安の範囲といえるのではないでしょうか。
前回決算での進捗率を考えると、すでに上方修正はあるものだと織り込まれている部分があるかもしれませんが、今後の成長を期待するとまだ株価は上昇の可能性が高いのではないでしょうか。
決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
ファンダメンタルで投資する際には決算短信の読み方を詳しく知っているかどうかは非常に重要となってきます。
私自身、ファイナンシャルアカデミーで株式投資の基礎を学びました。
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