先日、一覧でご紹介した超絶決算や好決算の一覧から個別の企業をご紹介します。
今回は2020年8月12日に第2四半期の決算発表を行った3540：歯愛メディカルについてご紹介します。
歯愛メディカルは8月12日の決算発表以降大きく株価を上昇している注目の企業です。
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超絶決算銘柄：歯愛メディカル(3540) 8月12日第2四半期決算発表
【歯愛メディカルの概要】
- 時価総額：380億円
- 設立：2000年
- 上場：201712月
- 売上高：287.63億円(19・12) / 320億円(20・12予)
- 営業利益：21億円(19・12) / 23.5億円(20・12予)
歯愛メディカルは2017年に上場した企業で、歯科製品の開発・販売を行っています。
6万件を超える歯科医院に納めており、歯ブラシ販売・歯科通販の売り上げトップとなっています。
今回の新型コロナウィルスでも業績を伸ばしている企業の一つとなっています。
2020年8月12日の第2四半期決算内容
今回発表された第2四半期の決算短信は上記の通り。
会社四季報の予想と比べ、大きく数字を上回っています。
| 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 利益率 | 1株益 | |
| 20.1～6月(実績) | 16,974百万円 | 1,785百万円 | 1,822百万円 | 10.5% | 113.62円 |
| 20.1～6月(予想) | 15,500百万円 | 1,200百万円 | 1,200百万円 | 7.7％ | 83円 |
| 20.12(通期予想) | 32,000百万円 | 2,350百万円 | 2,300百万円 | 7.3％ | 158円 |
営業利益は48.8%の上振れ、経常利益が151.8%の上振れとなっています。
通期と比べても売り上げが53%の進捗率、営業利益は進捗率76%・経常利益の進捗率が79.2%となっており、上方修正も見込める数字。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
歯愛メディカルの直近四半期の売上利益は以下の通り。
| 売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
| 20.4～6(第2四半期) | 8,694百万円(124.3％) | 1,019百万円(216.3％) | 11.7％(174.6％) |
| 20.1～3(第1四半期) | 8,280百万円(122.2％) | 766百万円(147％) | 9.3％(120.8％) |
| 19.10～12(前期 第4四半期) | 6,758百万円 | 415百万円 | 6.1％ |
| 19.7～9(前期 第3四半期) | 8,232百万円 | 693百万円 | 8.4％ |
| 19.4～6(前期 第2四半期) | 6,995百万円 | 471百万円 | 6.7％ |
| 19.1～3(前期 第1四半期) | 6,778百万円 | 521百万円 | 7.7％ |
売上の伸びも大きいですが、利益は前期の倍以上の伸びとなっており、利益率も10％を超える上昇となっています。
歯愛メディカルのセグメントごとの売上利益
歯愛メディカルのセグメントごとの売上利益も見ておきましょう。
各セグメントともに売り上げを伸ばしていることがわかります。
歯愛メディカルの株価推移
歯愛メディカル(3540)の2020年8月21日時点での日足チャートは以下の通り。
2,000円台を付けていた株価ですが、5月の1Q決算後に株価は大きく上昇しました。
またさらに今回の決算発表でさらに株価は上昇し、8月21日時点で6,000円を超えるまでになっています。
コロナ禍で順調に業績を伸ばしている歯愛メディカルですので今後の株価にも注目です。
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