テイン(7217)の第2四半期決算発表が11月13日に行われました。
テインは自動車用サスペンションの専門メーカーで、業績は減収減益の予想でしたが今回の決算で増収増益予想となりました。
今回の決算を受けて株価は大きく上昇しましたが、今回の決算についてまとめてみましたので是非ご覧ください。
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【好決算】テイン(7217)の決算まとめ 11月13日第2四半期決算発表で株価は上昇するのか?
【テインの概要】
- 時価総額:35.6億円
- 設立:1985年
- 上場:2002年4月
- 売上高:42.29億円(20・3)/ 40億円(21・3予)
- 営業利益:5.66億円(20・3) / 5.1億円(21・3予)
テインは改造車用サスペンション専業メーカー。
では早速今回の決算内容を見てみましょう。
2020年11月13日の第2四半期決算内容
発表された決算短信は上記の通り。
売上高 | 営業利益 | 税前利益 | 利益率 | 1株益 | |
20.4~9(実績) 今回発表 | 2,525百万円 | 527百万円 | 591百万円 | 20.9% | 81.57円 |
20.4~9(四季報予想) | 2,300百万円 | 400百万円 | 440百万円 | 17.4% | 61.6円 |
21.3(通期) 今回発表 | 4,574百万円 | 771百万円 | 854百万円 | 16.9% | 118.35円 |
21.3(通期四季報予想) | 4,000百万円 | 510百万円 | 570百万円 | 12.8% | 78.9円 |
第2四半期の四季報予想に対する達成率は、売上高が109.8% 営業利益が131.8%となっており、
通期の進捗率は、売上高が63.1% 営業利益が103.3%となっています。
通期の上方修正も行われました。
当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う国内外での各種の行動制限、都市
封鎖による外出や移動制限等により急速な景気の悪化が見られましたが、その後の各国政府の緊急対策や財政出動など
で経済活動は極めて厳しい状況から持ち直しに向かうことが期待されつつある一方、第2波発生も懸念されており、依然と
して先行きは不透明な状態が続いております。
当社グループの属するカーアフターマーケットにおきましても同様に先行きの見通しにくい状況が続くことが考えられます
が、国内外ともにマーケットは回復に向かっているという手応えも十分に感じられることから当社の業績への影響は限定的
であるととらえ、上期の巣ごもり需要などによる受注の好調、イベント自粛や渡航制限などに伴う販売費及び一般管理費の
減少、また為替差損益の影響や一部の海外拠点における政府からの助成金収入、さらに受注残の状況や今後の各種の
販売施策で期待される効果などを総合的に勘案し、通期における売上高および利益が当初の予想を上回ることが考えら
れることから、上記のとおり修正いたします。
直近四半期の売上利益
直近四半期の伸び率は今後の業績が伸びていくかを見るうえで重要な指標です。
テインの四半期ごとの売上・利益・利益率の推移は下記の通り。
売上高 | 営業利益 | 利益率 | |
20.7~9(第2四半期) | 1,335百万円(118.4%) | 286百万円(167.3%) | 21.4% |
20.4~6(第1四半期) | 1,190百万円 | 241百万円 | 20.3% |
20.1~3(前期 第4四半期) | 993百万円 | 146百万円 | 14.7% |
19.10~12(前期 第3四半期) | 888百万円 | 60百万円 | 6.8% |
19.7~9(前期 第2四半期) | 1,128百万円 | 171百万円 | 15.2% |
19.4~6(前期 第1四半期) | 1,220百万円 | 189百万円 | 15.5% |
19.1~3(前々期 第4四半期) | 1,105百万円 | 111百万円 | 10.0% |
18.10~12(前々期 第3四半期) | 910百万円 | 37百万円 | 4.1% |
直近四半期は大きく増収増益となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う各種の行動制限に
より急速な悪化が見られましたが、その後の感染防止と景気回復に苦慮した政策効果もあり、行動様式の変化を伴
いながらも個人消費には持ち直しの動きが見られました。また海外でも都市封鎖による外出や移動制限などから同
様の傾向が見られましたが、各国政府の緊急対策や財政出動により、地域差や足取りの重さが残るものの経済活動
は極めて厳しい状況から持ち直しに向かうことが期待されつつあります。しかしながら第2波発生も懸念されてお
り依然として先行きは不透明な状況で景気の下振れリスクに注意が必要な状態が続いております。
このような情勢のもと、当社の属するカーアフターマーケットにおいて当社グループは、各地における新型コロ
ナウイルスの影響に伴うイベント自粛や渡航制限などから営業活動には支障を来しながらも、引き続き
「EnduraPro」「EnduraPro PLUS」を筆頭に、「4×4 DAMPER SPORT」や「STREET ADVANCE Z4」、また既存製品も合
わせた販売活動の強化にグループ一丸となって努めるとともに、国内海外の各地域の特性に適した各種多様な販売
キャンペーンにも取り組んでまいりました。他方、海外の一部の地域における外出禁止や補助金でのいわゆる巣ご
もり需要による自動車カスタマイズの活性化が、売上高を牽引する効果をもたらすことになりました。
他方、事業の継続を図りつつも従業員の安全を最優先として、勤務中の常時マスク着用や定期的な体温測定、ま
たこまめなアルコールでの手指消毒は元より、積極的な在宅勤務、時差出勤その他の徹底した感染防止策を引き続
き講じてまいりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,525百万円(前年同期比7.5%増)となりました。
損益においては持続的な売上総利益率の改善や販売費及び一般管理費の減少により営業利益は527百万円(前年同
期比46.4%増)となりましたが、為替差損益の影響や一部の海外拠点における政府からの助成金収入もあり経常利
益は591百万円(前年同期比106.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益については423百万円(前年同期比
87.4%増)といずれも増益となりました。
テインのセグメントごとの売上利益
テインのセグメントごとの売上利益も見てみましょう。
ただ、テインは単一セグメントのため、決算短信への記載はありませんでした。
セグメント | 売上高 | 営業利益 | 利益率 |
テインの株価推移
テイン(7217)の2020年11月20日時点でのチャートは以下の通り。
【日足チャート】
【週足チャート】
週足チャート、日足チャートともに長らく横ばいで推移していましたが、今回の決算発表で株価は大きく上昇しました。
2日連続ストップ高となり、さらなる上昇が見込めるのではないでしょうか。
【11月20日時点の指標】
- PER:8.44
- PSR:1.29
- PEGレシオ:0.64(PER8.44÷利益成長率13.1)
※PSR(株価売上高倍率) ※PEGレシオ(PERを、一株当たりの利益成長率で割った指標)
このところ業績が低迷していたこともあり、PER、PSR、PEGレシオともにかなり割安な水準となっています。
ただ今回の決算で通期の業績が増収増益への上方修正が発表され、株価はまだまだ大きく上昇することも考えられるでしょう。
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決算発表での決算短信には今後の株価上昇のヒントが詰まっています。
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